南天皇とはなんですか？

ページ名：南天皇とはなんですか？

A. 南天皇とは、室町時代の後南朝最後の天皇であり、後亀山天皇の皇子である興良親王が、南朝の後亀山天皇から譲位を受けて践祚した天皇です。南天皇は、後南朝最後の天皇として、後土御門天皇（在位1464年-1500年）の時代まで在位しました。しかし、南天皇は、室町幕府からの承認を得られず、また、後土御門天皇の時代には、後土御門天皇の弟の後花園天皇が擁立されたため、南天皇は廃位となり、その後、南朝は完全に滅びました。