受刑者

刑務所に服役している囚人の一覧。受刑者の服の色はその警備レベルによって色分けされる。

受刑者の容姿はさまざまだが、これによりニーズなどが変わったりすることはない。

Introversion Softwareのスタッフ、あるいはユーザーによる独自の受刑者が受け入れられたときは服の色は警備レベルのよるものとはまた別の服を着ている。
だが、受付などで着替えると他の人と同じような服の色になる。

警備(Security)[]

新しい受刑者は下記の４種類いずれかの警備レベルでやってくる。

• 軽警備

囚人服の色は薄い灰色。受け入れ時$300、毎日$100の助成金がもらえる。最も暴れにくく、暴れても看守１人で押さえ込めるレベルである。ニーズが満たされなくてもあまりトラブルを起こさないので、寮に詰め込んでも安全。刑期も短く、ゲーム時間で数日もあれば満了して釈放・もしくは仮釈放されていく。ほとんどの囚人は評判を持っていないが、垂れ込み屋や元警官などの狙われる連中であることが多いようだ。また、薬物やアルコールの依存を持つ可能性も他の警備レベルよりやや高い。軽警備にはギャングが存在しない。

• 中警備

囚人服の色はオレンジ。受け入れ時$500$、毎日$150の助成金がもらえる。軽警備よりかなり暴れやすいが、刑期・制圧しやすさは軽警備と厳重警備の中間と言ったところ。過半数の囚人は評判を持っていないが、持っている囚人は戦闘時に厄介となるスキルを有している傾向がある。作業室で収益を上げたいなら、この警備レベルを多めに受け入れよう。

• 厳重警備

囚人服の色は赤。受け入れ時$1,000、毎日$250の助成金がもらえる。殺人・武装強盗・強姦などの重罪で実質終身刑のような者が多いが、このゲームでは寿命による死は無い。再犯率も高止まりする傾向にあり、彼（彼女）らとは長い付き合いになる。ニーズが満たされないとすぐに暴れ出す。寮に入れるべきではない。過半数の囚人が評判を持っている。戦闘時に厄介となるスキルも「超」がつく上位互換のものが珍しくもない。たまに伝説級の特性を持っている者もいて、さらにギャングメンバーである可能性も高い。看守一人ではとても太刀打ちできない。彼らを大量に受け入れるつもりであれば、しっかり抑圧・独房送りで大人しくさせておくこと。また、凶器が多い作業室や厨房で働かせる事はおすすめしない。

• 超厳重警備

囚人服の色は濃い赤。受け入れ時$2,000、毎日$250の助成金がもらえる。かつては手動で設定する警備レベルであったが、現verでは受け入れが可能になっている厳重警備以上に恐ろしい凶暴性を持ち、24時間独房送りにしてもいいほど危険。「看守を一撃で殺し、テーザー銃で動きを止められず、容易くショットガンを奪って大量殺人を行える」と言えば、その凶暴性が伝わるだろうか？中・厳重警備のうち、さらにやっかいな囚人を超厳重警備に変更してもいいだろう。

• 触法精神障害者

DLC【Psych Ward：Warden's Edition】を導入している場合のみ登場。囚人服の色は白。受け入れ時$3,000、毎日$150の助成金がもらえる。通常の独房や寮には収容できず、パッド入りの独房を用意しなくてはならない。プライバシー・快適さ・安全性・自由のニーズが特に問題となり、満たされないと抑制レベルが上昇してパニックを起こす。精神科医を雇い、プログラムの精神医学的相談セッションを定期的に受講させる必要がある。労働させる事ができないが、更生プログラムは受講させる事ができる。

• 死刑囚

囚人服の色は黒。受け入れ時$2,500、毎日$300の助成金がもらえる。受入数は滅多に増えない。彼らには時間割がない。面会や死刑判決に対する上訴プログラム以外は全て独房送りの状態で過ごす。死刑囚の独房はこれを踏まえニーズに配慮した作りにすべきだろう。死刑囚は手動で警備レベルを変更することはできず、逆に死刑囚に設定する事もできない。刑務所内で殺人しまくった非死刑囚はどうすればいいかって？・・・事故にあってもらうしかないね。事故にあってもらう方法はTipsをどうぞ。

保護拘置のみ、プレイヤーが受刑者のラップシートから手動で指定する。

• 保護拘置

囚人服の色は黄色。暴れない軽警備は置いておくとして、中警備や厳重警備の受刑者と命が狙われる評判をもつ者が一緒にいると大抵袋叩きにあって撲殺されてしまう。こういった囚人だけを隔離して引き離すのに使おう。保護拘置用のエリアは、通常のエリアとは完全に隔離された場所に置くこと。刑務所のギャングを極めて厄介にするギャングリーダーを隔離し、懲罰を科さないよう繊細に扱う為に使ってもいい。

評判(Reputations)[]

その受刑者の個性とでもいうべき評判やスキル。大抵はやっかいなものである。

• パワフル

ケンカになるとその拳で力を発揮する。

• タフ

この受刑者は、争いにおいて、より強い虐待に耐えることが出来る。スタンガンにも耐えられる場合がある。

• 不安定

何の警告も理由もなしに、突然キレることがある。

• ストイック

この受刑者は、隔離独房に入れても効果がない。彼らはまったく気にしない。隔離や独房送り、あるいは武装警備員により「抑制」状態にならない。

• 垂れ込み屋

この受刑者は有名な密告者で、そのため命が狙われている可能性がある。１人で他の受刑者と長時間一緒にしてはいけない。この評判を持っていると他の受刑者から袋叩きにあう。

• 死神

致死的な戦闘技を得意とし、時には１発で相手を殺すことも出来る。

• 元警官／元看守

この受刑者は警察官だったか、警察などの法の執行機関で働いていた。命が狙われている可能性がある。この評判を持っていると他の受刑者らに殺される。

• 大胆不敵

武装警備員を見てもまったく怯むことがなく、ケンカの際に自分から降参することはほぼない。

• 俊足

足が異常に速いことで知られる。脱獄やケンカの際の移動速度が速く、看守が追いつけない。脱出口での待ち伏せも怪しい。刑務所の区画単位で封鎖が出来るよう設計しておくのがオススメだ。

• サツ殺し

この受刑者は、警官殺しで有罪となった。刑務所の看守がこの受刑者を抑える際に、こらえきれなくなる可能性がある。看守や武装警備員は基本的に暴れた受刑者も殺害しようとはせず瀕死のところで攻撃を止めるが、この評判を持っているとそのまま殺してしまうことがある。

• 扇動者

周りの者みんなに不満を抱かせておき、自分がトラブルを起こす際に周りにも同調させる。この受刑者が暴れた際に居合わせた他の受刑者も暴れることがある。

• 名ファイター/超人ファイター

この受刑者は、戦闘時に身を守るスキルに長けている。相手の武器を解いたり、戦闘中に相手から武器を奪うことさえできる。戦闘中に看守や武装警備員の武器や持ち物を捨てさせたりすることが出来る。 看守が瀕死にされてなくても独房のカギを持ち出したり、あるいは武装警備員のショットガンを所持することが可能だ。

• --伝説級--

この受刑者は地下犯罪世界の伝説的存在で、危険なスキルと能力を数多く備えている。この評判自体に効果はない。しかし「超」がつく戦闘スキルを取り揃えたヤバイ奴なのは間違えない。

触法精神障害者のみに付く評判 (DLC:Psych Ward: Warden's Edition)[]

• 触法精神障害者

この受刑者を落ち着かせておくために、必ず精神科医の精神科カウンセリングセッションとパッド入り独房を用意しておくように。抑圧が高まったりニーズが満たされないと徐々に精神状態が悪化し、発作を起こしてしまう。パッド入り独房でないと収容できず、精神科医のカウンセリング(更生プログラム)を定期的に必要とし、看守に抑圧され、囚人労働には参加できなくなり、時々予測不可能な行動をとる。脈絡なく大殺戮を繰り広げる厳重警備や超厳重警備の囚人よりは相当マシだが、触法精神障害者は通常の受刑者とは隔離しておいた方が安全だろう。ゲーム開始時の設定で『触法精神障害受刑者』をオンにしていると、通常の囚人も稀にこの評判がついて触法精神障害者になる。

• 極度にストイック

この受刑者は、完全独房に入れられたり、看守がそばにいても抑圧を感じない。気にならないらしい。隔離したり近くに看守がいても抑圧が増える事はない。この評判が付いていると、他の触法精神障害者よりも発作が起きにくくなる。

• 薬物中毒

この受刑者は抑圧され、適切に扱われていないと感じると、薬物中毒に陥りやすい傾向がある。抑圧が高かったりニーズが満たされていないと、薬物を使いたがる。薬物依存は中々断ち切れるものではないので、できるだけ供給源を絶つべきである。

• 閉所恐怖症

今いる場所から逃げ出したい、というこの受刑者の欲求は、抑圧され、適切に扱われていないと感じると、急激に高まる。穴を掘ったり力づくでの脱走を試みる可能性が高い。

• 抑うつ状態

この受刑者は、抑圧され、適切に扱われていないと感じると、動きが極度に遅くなる。抑圧により移動速度や行動速度が極端に遅くなる症状。

• 過活動

抑圧され、適切に扱われていないと感じると、動きが極度に速くなる。平時では大して問題にならないが、有事の際はその移動速度の速さに看守が翻弄されてしまう。

• 疾病反応

この受刑者は、抑圧され、適切に扱われていないと感じると、嘔吐したり漏らしたりする傾向がある。吐いたり漏らされたりしても洗濯・掃除すれば済む話である。それほど害は無い。

• 暴力発作

この受刑者は、暴力的な発作を起こしやすく、抑圧され、適切に扱われていないと感じると、周囲の環境にダメージを与える。設備の破壊を行いやすい。

• 極度に興奮しやすい

この受刑者には注意しておくように。どんな些細な事にても過激に反応し、物事を急速に悪化させる可能性が高い。すぐに暴れて傷害を引き起こす。

• 貧弱

この受刑者は貧弱でケンカも苦手なため、怪我をしやすい傾向がある。体力が少ないので、攻撃されると簡単に死んでしまう。警備レベルの高い囚人と混ぜると死にやすい。

• 不眠症

この受刑者はほとんど睡眠を必要としない。睡眠のニーズが50%ほど上がりにくくなっている様子。それでも日中に棒立ちで寝ている事がある。

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