問題集2

ページ名:問題集2

◾️問題集2

優先対策、問題36

問題3 ◯ ◯ ◎ ◎ ◎

ある会社がPower BI を使用して視覚化を構築しています。 同社のIT サポートチームは、ユーザーのコンピューターにPower BI Desktop をいつインストールするか、またPowerBI サービスがタスクを実行するのに十分な場所を知る必要があります。 会社にソリューションを推奨する必要があります。 あなたは何をお勧めしますか? 要件:計算列を作成する

 

◯Power BI Serviceのみ

 

◯Power BI Desktop または Power BI Service

 

◯Power BI Desktopのみ

--------------------------------------------------

 

正答

Power BI Desktopのみ

 

この問題は、Power BIの2つの主要ツール、**「Desktop(インストール型)」と「サービス(クラウド型)」**の機能差を正確に理解しているかを問うものです。

解説:なぜ「Power BI Desktopのみ」なのか

結論から言うと、「計算列(Calculated Column)」の作成は、データのモデリング作業にあたるため、Desktop版でしか行えません。

  1. データモデリングの権限:

  2. 「計算列」や「メジャー」をDAX(Data Analysis Expressions)という数式を使って作成する作業は、データの構造そのものを定義する工程です。この高度な編集機能は、現在のところPower BI Desktopに集約されています。

  3. Power BI サービス(クラウド版)の役割:

  4. サービス版は主に「レポートの閲覧」「共有」「ダッシュボードの作成」を行う場所です。クラウド上でも簡単なレポート編集は可能ですが、新しい「列」を追加するようなデータモデルの根本的な変更はできません。

 

Power BI Desktop と サービス の主な違い

試験対策として、どちらで何ができるかを整理しておきましょう。

 

💡 試験対策のポイント

PL-900でこの手の問題が出た場合、以下のキーワードで見極めてください。

  • 「計算列」「メジャー」「データの変換(Power Query)」「DAX」

  • → Power BI Desktopのみ

  • 「ダッシュボードの作成」「レポートの共有」「アプリの公開」

  • → Power BI サービスのみ

補足:

「計算列(Calculated Column)」は、元のデータテーブルに新しい列を追加する作業です。これに対して「ダッシュボード」は、複数のレポートから重要なグラフを1画面にまとめる作業なので、サービス版で行います。

 

問題8 ◯ ◯ ◎ ◎ ◎

ある会社は、小売業務データを分析するためにPowerBI を実装することを計画しています。 会社にソリューションを推奨する必要があります。 会社はどのPowerBI コンポーネントを使用する必要がありますか? 要件:データを表示およびフィルタリングし、データをMicrosoft Excelにエクスポートして、さらに操作および分析します。

 

◯レポート

 

◯ワークスペース

 

◯ダッシュボード

 

◯データセット

---------------------------------

正答

レポート

 

この問題は、Power BI の主要な成果物である**「レポート」と「ダッシュボード」の違い**、そしてそれぞれの「機能(できること)」を正確に区別できているかを問うものです。

解説:なぜ「レポート」なのか

キーワードは**「フィルタリング」と「Excelへのエクスポート」**です。

  1. 詳細な分析とフィルタリング:

  2. Power BI の「レポート」は、複数のグラフや図が連動しており、スライサー(フィルター)を使ってデータを絞り込んだり、詳細を深掘り(ドリルダウン)したりすることができます。

  3. Excelへのデータエクスポート:

  4. レポート内の特定のビジュアル(グラフや表)から、その根拠となるデータを Excel 形式でエクスポートしてさらに分析する機能は、レポートの標準的な機能です。

  5. 要件との合致:

  6. 問題文にある「表示・フィルタリング・エクスポート」という一連の動作は、まさにレポートが提供する機能そのものです。

 

他の選択肢が最適ではない理由

  • ダッシュボード:

  • ダッシュボードは「1枚の要約パネル」です。複数のレポートから重要な図をピン留めしたもので、全体像を素早く把握するのには向いていますが、詳細なフィルタリングや、元データの Excel エクスポートといった深い分析機能はレポートに比べて制限されています。

  • データセット:

  • これはレポートの裏側にある「データそのもの」です。視覚的な表示やフィルタリングを行うツール(画面)ではありません。

  • ワークスペース:

  • これはレポートやダッシュボードを保存・共有するための「フォルダー(場所)」です。

 

試験対策のポイント:「レポート」vs「ダッシュボード」

PL-900 では、この二つの違いが非常によく出題されます。以下の表を覚えておくと確実です。

覚え方:

「詳細に分析したい」「フィルターをかけたい」「Excelに出したい」と来たら 「レポート」 です!

 

問題9 ◯ ◯ ◎ ◎ ◎

ある会社は、マネージャーがチームに関する重要な情報を表示するために使用できる情報ポータルを作成することを計画しています。 会社が使用する必要があるPowerBI コンポーネントの種類を推奨する必要があります。 あなたは何をお勧めしますか? 要件:地域でフィルタリングできる販売チャートを表示する

 

◯レポート

 

◯ダッシュボード

-------------------

正答

レポート

 

 

この問題は、Power BIの2要素である**「レポート」と「ダッシュボード」の違いを、「インタラクティブ性(操作性)」**の観点から問うものです。

解説:なぜ「レポート」なのか

キーワードは**「地域でフィルタリングできる(絞り込みができる)」**という点です。

1. インタラクティブな操作:

Power BIのレポートは、スライサー(フィルター)を使って表示データを動的に切り替えたり、グラフの一部をクリックして他のグラフを強調表示(クロスハイライト)したりすることができます。今回の「地域で絞り込む」という操作はレポートの得意分野です。

2. ダッシュボードの特性:

一方でダッシュボードは、複数のレポートから重要なグラフ(タイル)を1枚の紙にピン留めした「看板」のようなものです。一目で全体を把握するのには向いていますが、レポートほど詳細なフィルタリングやドリルダウンといった操作はできません。

レポート vs ダッシュボード の比較表

試験で迷わないための決定的な違いを整理しました。

 

💡 試験対策のポイント

PL-900でどちらか選ぶ際、以下のキーワードに注目してください。

• 「フィルタリング」「スライサー」「ドリルダウン」「詳細な分析」

→ レポート

• 「1つの画面に集約」「複数のレポートからタイルを配置」「一目で把握」

→ ダッシュボード

 

今回のひっかけポイント:

問題文に「情報ポータル」や「マネージャーが使用する」とあると、なんとなく「ダッシュボード」を選びたくなりますが、「フィルタリング(地域で絞り込む)」という具体的な機能要件がある場合は、必ず「レポート」が正解になります。

 

問題12 × ◯ ◎ ◎ ◎

ある会社は、すべてのコールセンタースタッフに見える画面にサポートコールメトリックを表示することを計画しています。 会社の要件を満たすソリューションを推奨する必要があります。 あなたは何をお勧めしますか? 要件:関連データを持つさまざまなデータセットの指標を表示する

 

◯ダイレクトクエリ

 

◯アラート

 

◯タイル

 

◯ワークスペース

 

◯ページ

------------------------

正答

ダイレクトクエリ

 

この問題の正答が「ダイレクトクエリ(DirectQuery)」となっている点は、**「リアルタイム性」と「データの最新状態」**という観点から理解する必要があります。

解説:なぜ「ダイレクトクエリ」なのか

キーワードは、コールセンターの**「画面に表示するメトリック(指標)」であり、かつ「さまざまなデータセット(データソース)から最新の情報を得る」**という点です。

1. リアルタイムの更新:

コールセンターのような現場では、状況が刻一刻と変化します。「今、何件の電話がかかっているか」といった情報を表示する場合、通常の「インポート(データの取り込み)」方式だと、スケジュールの更新(例:1時間に1回)を待つ必要があります。

2. DirectQueryの特性:

DirectQueryは、データをPower BI側に取り込まず、レポートを表示するたびに、または一定の間隔で直接元のデータベース(SQL Serverなど)にクエリ(問い合わせ)を投げに行きます。これにより、ほぼリアルタイムの最新データを表示することが可能になります。

3. 大容量・多様なデータへの対応:

「さまざまなデータセット」の最新値をそのまま反映させるため、キャッシュを介さず直接参照する方式が、現場のモニタリング画面(ダッシュボード等)には適しています。

他の選択肢が適切ではない理由

• タイル (Tile):

ダッシュボード上の1つのグラフのことです。表示する「部品」の名前であって、最新データを取得する「仕組み」ではありません。

• アラート (Alert):

データが特定の数値を超えたときに通知する機能です。画面に指標を表示し続ける仕組みとは異なります。

• ワークスペース (Workspace):

レポートやダッシュボードを保存する「場所(フォルダ)」です。

• ページ (Page):

レポート内の個別の画面のことです。

 

💡 試験対策のポイント

PL-900で「最新データ」「リアルタイム」「データを取り込まずに参照」というニュアンスが出てきたら、接続モードとしての DirectQuery を検討してください。

• インポート (Import): 高速だが、更新(リフレッシュ)が必要。データはPower BI内にコピーされる。

• ダイレクトクエリ (DirectQuery): 元データに直接聞きに行く。データはコピーされない。リアルタイム性に補足:

コールセンターの壁に大きなモニターで数値を出すようなケースを「ウォールボード」と呼びますが、このシナリオはPower BIの活用例として定番です。

 

問題15 ◯ ◯ ◯ ◎ ◎

Power BI 内でレポートを作成して、プロジェクトのステータスについてレポートします。 マネージャーから、レポートを他のチームメンバーと共有するように求められます。 公開アプリを作成し、他のチームメンバーがレポートを表示できるように権限を設定することにしました。 他のプロジェクトマネージャーの1人が、Power BI公開アプリ内のダッシュボードをインストールおよび変更します。 変更者は、元の公開アプリに自動的に作成されますか?

 

◯いいえ

 

◯はい

------------------

正答

いいえ

 

この問題は、Power BIの**「アプリ」の仕組みと、共有されたコンテンツが「読み取り専用」か「編集可能」か**という、ガバナンス(管理)のルールを問うものです。

解説:なぜ「いいえ」なのか

結論から言うと、「アプリの利用者がアプリ内のコンテンツを変更しても、その変更が元のアプリ(発行元)に反映されることはありません」。

これには以下の3つの重要な理由があります。

1. 配布用と作成用の分離:

Power BIの「アプリ」は、完成したコンテンツを閲覧者に「配布」するためのパッケージです。利用者が自分の環境でそのアプリ内のダッシュボードをカスタマイズしたとしても、それはその人の個人用コピーに対する変更であり、作成者が管理している「元のアプリ」を書き換えることはできません。

2. 権限の制限:

アプリの閲覧者に与えられる標準的な権限は「表示(閲覧)」です。アプリの構成そのものを変更して再発行できるのは、元のワークスペースの「管理者」や「メンバー」権限を持つユーザーだけです。

3. 整合性の維持:

もし利用者の変更が自動的に元データに反映されてしまうと、他のチームメンバー全員の画面も勝手に変わってしまい、組織としての正確なレポート(プロジェクトステータス)が維持できなくなります。

💡 試験対策のポイント

PL-900で「共有されたものへの変更」に関する問題が出た際は、以下の原則を思い出してください。

• アプリの利用者は「閲覧者」: 自分のためにコピーを作成したり、フィルターをかけたりはできますが、「元のソース(発行されたアプリやワークスペース)」を直接変更することはできません。

• 変更を反映させるには: 元のワークスペースでレポートを修正し、作成者が「アプリを更新」ボタンを押す必要があります。

 

整理すると:

他のマネージャーが行った変更は、あくまで「その人の手元のコピー」での話。元の公開アプリ(全員が見ているマスター版)には自動的に反映されないため、正解は 「いいえ」 となります。

 

問題16 × ◯ ◯ ◎ ◎

PowerBI ダッシュボードを作成します。 以下要件に合致する処理を選択してください。 ・ダッシュボードにMicrosoftExcelのデータを表示する

 

◯インポート

 

◯埋め込む

 

◯データを取得する

 

◯ピン

 

◯共有

---------------------

正答

データを取得する

 

この問題は、Power BI で可視化を始めるための 「最初の一歩(データ接続)」 に関する標準的な用語を問うものです。

解説:なぜ「データを取得する」なのか

Power BI Desktop や Power BI サービスで、Excel や SQL Server などの外部ソースからデータを取り込む際、一番最初にクリックするボタンの名前が 「データを取得 (Get Data)」 だからです。

1. 接続の入り口:

Excel に保存されているデータを Power BI のレポートやダッシュボードで利用するためには、まず Power BI がその Excel ファイルにアクセスできるように接続設定を行う必要があります。この一連の動作を「データを取得する」と呼びます。

2. プロセスの順序:

「インポート」や「ピン留め」などの作業は、この「データを取得」して、データが Power BI 内に入った後に行う操作です。

他の選択肢が「最初の処理」として不適切な理由

• インポート (Import):

これはデータを取得する際の「接続モード」の一つです(データを Power BI 内にコピーして保持する方式)。「データを取得」という大きな操作の中に含まれる、より詳細な手法の名前です。

• ピン (Pin):

レポートで作った特定のグラフを、ダッシュボードに貼り付ける操作のことです。データ接続の話ではありません。

• 埋め込む (Embed):

完成したレポートを Teams や Web サイトに表示させる機能のことです。

• 共有 (Share):

完成したダッシュボードを他の人に見せるための機能です。

💡 試験対策のポイント

PL-900 で「外部のデータ(Excel, CSV, SQLなど)を使いたい」という文脈が出てきたら、まずは 「データを取得 (Get Data)」 を探してください。

 

混同しやすいポイントの整理:

データを取得: Excel と Power BI を繋ぐ。

レポート作成: 繋いだデータでグラフを作る。

ピン留め: グラフをダッシュボードに貼る

 

この手順(フロー)をイメージしておくと、Power BI の基礎問題は非常に解きやすくなります。

 

問題21 × ◯ ◯ ◎ ◎

連絡先エンティティにビジネスルールを作成して、ユーザーが次のいずれかを入力する必要があるという要件を適用します。 新しいレコードを作成するときの電話番号、FAX 番号、または電子メール。 同社は、FAX 番号を条件から削除することを決定しました。 ビジネスルールを更新する必要があります。 目標を達成するための2 つの方法は何ですか?

 

□ルールのコピーを保存し、条件を変更する。 元のルールを非アクティブ化して削除する

 

□条件を変更し、変更をアクティブにする

 

□ビジネスルールを非アクティブ化し、条件を変更する

 

□ビジネスルールのスナップショットを取り、条件を変更する

-------------------------------

正答

◾️条件を変更し、変更をアクティブにする

 

◾️ビジネスルールを非アクティブ化し、条件を変更する

 

この問題は、Microsoft Dataverse の**「ビジネスルール(Business Rules)」を編集・更新する際の正しい手順**を問うものです。

解説:なぜこの2つが正解なのか

ビジネスルールには、**「有効(アクティブ)な状態では内容を編集できない」**という重要なルールがあります。これを踏まえると、更新手順は以下の2つのアプローチになります。

1. ビジネスルールを非アクティブ化し、条件を変更する [直接的な手順]:

これが最も標準的な手順です。

• 現在動いているルールを一度「非アクティブ(停止)」にする。

• 条件(今回の場合は「FAX番号を削除」)を修正する。

• 保存して、再度「アクティブ(有効)」にする。

2. 条件を変更し、変更をアクティブにする [操作のハイライト]:

この選択肢は、操作画面上の動きを指しています。

• 編集画面で条件を書き換え、最終的に「アクティブ化」ボタンを押すことで変更を反映させます(※内部的には非アクティブ化が必要ですが、プロセスとしての正解となります)。

他の選択肢が適切ではない理由

• ルールのコピーを保存...元のルールを削除:

非常に手間がかかり、非効率的です。既存のルールを修正するだけで済むため、推奨される方法ではありません。

• ビジネスルールのスナップショットを取り...:

Power Platform のビジネスルールには、編集プロセスとして「スナップショット」という機能や概念は存在しません。

💡 試験対策のポイント:ビジネスルールの編集フロー

PL-900 でビジネスルールの「変更」や「削除」について問われたら、以下の原則を思い出してください。

 

原則:編集したければ、まず止めろ(非アクティブ化)

 

1. 非アクティブ化(停止させる)

2. 編集(条件やアクションを変える)

3. 保存

4. アクティブ化(有効にする)

 

この手順を踏まないと、変更内容は実際のアプリ画面には反映されません。

今回の問題では、**「一旦止めてから直す」という点と、「直した後に有効化する」**という2つの側面が正解として選ばれています。

 

問題24 ◯ ◯ ◎ ◎ ◎

あなたは大規模なインターネット小売業者の地域セールスマネージャーです。一連のPowerBI レポートとダッシュボードを作成して、販売員の生産性を高め、売上を増やすことができます。 売上は期待通りに伸びていません。 新しいレポートが使用されているかどうかを判断し、レポートとダッシュボードの使用方法に関するガイダンスを提供するために販売員に電子メールを送信する必要があります。 どの機能を使用する必要がありますか? 要件:販売員の使用状況を定量化する

 

◯Usage metrics

 

◯Porformance inspector

 

◯Explore

 

◯Favorites

-----------------------------

正答

Usage metrics

 

この問題は、Power BI で作成したコンテンツが**「実際にどれくらい使われているか」を分析する機能**を問うものです。

解説:なぜ「Usage metrics」なのか

キーワードは**「使用状況を定量化する(数値で測る)」**という点です。

1. Usage metrics(使用状況メトリクス):

Power BI サービスには、レポートやダッシュボードが「誰に」「いつ」「何回」閲覧されたかを確認するための専用のレポート機能(使用状況メトリクス レポート)が備わっています。

2. 要件との合致:

今回の「新しいレポートが使用されているかどうかを判断する」という要件に対し、閲覧数やユーザー数といった定量的なデータ(数値)を即座に提供してくれるのはこの機能です。これにより、あまり使っていない販売員を特定し、フォローアップのメールを送るといったアクションが可能になります。

他の選択肢が適切ではない理由

• Performance inspector(パフォーマンス インスペクター):

これはレポートの「表示速度」や「処理の重さ」を診断するツールです。「ユーザーが使っているかどうか」という利用頻度を測るものではありません。

• Explore(探索):

データセットをクイックに分析したり、自分でデータを深掘りしたりするための機能です。他人の使用状況を確認するものではありません。

• Favorites(お気に入り):

ユーザーがよく使うレポートにマークを付けて、素早くアクセスできるようにする個人用の機能です。管理者側が全体の統計を取るためのものではありません。

💡 試験対策のポイント

PL-900 で Power BI の「管理」や「効果測定」に関する問題が出た際は、以下のキーワードをセットで覚えておきましょう。

• 「どれくらい見られているか」「誰が使っているか」

→ Usage metrics(使用状況メトリクス)

• 「レポートの動作が遅い原因を知りたい」

→ Performance inspector(パフォーマンス インスペクター) または Performance analyzer(パフォーマンス アナライザー)

 

まとめ:

レポートを作って終わりではなく、その後の「活用状況」をチェックするツールは Usage metrics です。

 

問題25 ◯ ◯ ◯ ◎ ◎

Microsoft365 アプリとDynamics365 アプリを同じテナントに展開する利点は何ですか?

 

◯ユーザーは、シングルサインオン(SSO)を使用してMicrosoft365 とDynamics365 の両方にアクセスできる

 

◯すべてのデータへのアクセス許可のためには、Microsoft365 でグループを設定する必要がだけでよい。

 

◯Microsoft Dataverse を使用してアプリケーションデータに接続する

------------------------------

正答

Microsoft Dataverse を使用してアプリケーションデータに接続する

 

この問題は、Power PlatformやDynamics 365の基盤(プラットフォーム)としてのメリットを問うものです。正答が「SSO(シングルサインオン)」ではなく「Dataverse」になっている点に注目して解説します。

解説:なぜ「Microsoft Dataverse を使用して…」なのか

Microsoft 365(Teams, Outlook, Excelなど)と Dynamics 365 を同じテナント(同じ組織環境)に配置する最大の機能的な利点は、すべてのデータが共通の基盤である Microsoft Dataverse に集約されることにあります。

1. データの統合:

Dynamics 365(営業や顧客管理)のデータと、Microsoft 365のアプリケーションから生成されるデータが同じDataverseを介して繋がります。これにより、特別な開発をしなくても「Outlookから直接Dynamicsの顧客情報を参照する」「Teams内でDynamicsのデータを共有する」といった高度な連携が容易になります。

2. ビジネス上の価値:

単に「ログインが楽になる(SSO)」ことよりも、**「バラバラだったアプリケーションのデータが一つに繋がり、活用できるようになる」**ことの方が、プラットフォームを導入する企業にとってはより大きなメリット(利点)として重視されます。

他の選択肢が「最適」ではない理由

• シングルサインオン(SSO):

確かにSSOは利点の一つですが、これは同じテナントであれば設定不要で当たり前に提供される「インフラ上の機能」です。試験問題(PL-900)では、多くの場合、製品同士がどうデータをやり取りするか(Dataverseの活用)というプラットフォームとしての強みを正解とする傾向があります。

• Microsoft 365 でグループを設定するだけでよい:

これは少し誤解を招く表現です。データのアクセス許可にはDataverse内の「セキュリティロール」などの設定も必要になるため、M365のグループ設定だけで完結するわけではありません。

 

💡 試験対策のポイント

PL-900において、**「同じテナントに置くメリット」や「製品同士を連携させる核となるもの」**を聞かれたら、以下のキーワードを思い出してください。

• Microsoft Dataverse

• データの民主化(一元管理)

• シームレスな統合

 

今回のひっかけポイント:

SSOは非常に魅力的な選択肢に見えますが、Microsoftは「Dataverseによるデータの統合」を製品の最大の差別化ポイントとしてアピールしているため、試験でもこちらが正解になることが多いです。

 

問題27 ◯ ◯ ◎ ◎ ◎

ある会社は、PowerBI を使用してビジネスシステムからのデータを視覚化することを計画しています。 PowerBIレポートのデータを提供するPower Appsを作成します。 レポートで直接データを変更できますか?

 

◯はい

 

◯いいえ

------------

正答

はい

 

通常、Power BIの標準機能(グラフを見るだけ)ではデータの変更はできません。しかし、この問題は**「Power BI と Power Apps の連携機能」**を前提とした非常に重要なシナリオを指しています。

解説:なぜ「はい」なのか

Power BI レポートの中に、「Power Apps for Power BI」というビジュアル(コントロール)を埋め込むことができるからです。

1. 書き戻し(Write-back)機能:

Power BI レポートの画面内に、小さな Power Apps(キャンバスアプリ)の画面を表示させることができます。ユーザーはその Power Apps の入力フォームを通じてデータを修正・保存することが可能です。

2. リアルタイムの反映:

Power Apps でデータを更新すると、その変更は背後のデータソース(Dataverse や SQL Server など)に保存されます。レポートの設定によっては、その変更が即座に Power BI のグラフにも反映されます。

3. 要件の解釈:

問題文に「Power BIレポートのデータを提供するPower Appsを作成します」とある通り、レポートの中にアプリを組み込むことで、**「レポートの画面を離れることなく、その場で直接データを変更する」**という操作が可能になります。

 

💡 試験対策のポイント:Power BI + Power Apps

PL-900 で「レポート上でデータを編集できるか?」と聞かれた場合、以下の視点を持ってください。

• 標準の Power BI 機能だけなら: 「いいえ」(閲覧と分析のみ)

• Power Apps をレポートに埋め込むなら: 「はい」(データの更新・入力が可能)

この問題のように、両方のツールを組み合わせて使う文脈であれば、**「データの書き戻しができる」**という点は Power Platform の非常に強力なメリットとして扱われます。

補足:他のツールとの違い

• Power Automation との連携: レポート内のボタン(Power Automate ビジュアル)を押して、承認フローを回したりメールを送ったりすることもできます。

 

問題35 ◯ ◯ ◎ ◎ ◎

ユーザーはPower Apps について学び始めています。 アクションとトリガーはどのプロパティでしょうか?

 

◯ソリューション

 

◯ゲートウェイ

 

◯Power Automate

 

◯コネクタ

----------------------

正答

Power Automate

 

この問題は、Power Platformにおける**「自動化の仕組み」**を構成する基本用語が、どのツールの用語であるかを問うものです。

解説:なぜ「Power Automate」なのか

「トリガー」と「アクション」は、Power Automate(フロー)を構築する際の最小単位であり、最も重要な概念だからです。

1. トリガー (Trigger):

フローが動き出す**「きっかけ」**のことです。(例:「メールが届いたとき」「ボタンが押されたとき」「データが更新されたとき」など)

2. アクション (Action):

トリガーが引かれた後に実行される**「実際の動作」**のことです。(例:「チャットを送る」「承認を依頼する」「データをコピーする」など)

これらを組み合わせて「Aというきっかけが起きたら、Bという動作をする」という自動化(フロー)を作成するのが Power Automate の役割です。

💡 注意が必要な「ひっかけ」:コネクタとの関係

試験では、**「コネクタ」**と迷う方が非常に多いです。ここを整理しておきましょう。

• コネクタ (Connector):

Outlook や SharePoint、Twitter などの外部サービスと「接続するための窓口」です。

• アクションとトリガー:

コネクタという「窓口」を通じて提供される具体的な機能のことです。

問題文が「アクションとトリガーは**どのプロパティ(どのサービスの属性)**でしょうか?」と聞いているため、それらを組み合わせてサービスを形作っている Power Automate が正解となります。

 

💡 試験対策のポイント

PL-900 で以下の言葉が出てきたら、それぞれのツールを即座に連想できるようにしましょう。

 

 

まとめ:

「きっかけ(トリガー)」と「動作(アクション)」という言葉が出たら、それは Power Automate の話です。

 

問題36 ◯ × ● ◯ ◎

ある会社は、マネージャーがチームに関する重要な情報を表示するために使用できる情報ポータルを作成することを計画しています。 会社が使用する必要があるPowerBI コンポーネントの種類を推奨する必要があります。 あなたは何をお勧めしますか? 要件:複数のワークシートを含むMicrosoftExcelブックのデータを1つのグラフに表示する

 

◯ダッシュボード

 

◯レポート

--------------------

正答

レポート

 

この問題は、Power BIにおいて**「データの集約と加工(モデリング)」**をどのレベルで行うかを問うものです。

解説:なぜ「レポート」なのか

キーワードは**「複数のワークシートのデータを1つのグラフに表示する」**という点です。

1. データの結合と加工:

複数のワークシート(または複数のテーブル)を組み合わせて1つのグラフを作るには、データ同士を関連付けたり(リレーションシップ)、1つのデータにまとめたりする「モデリング」という作業が必要です。

2. レポートの役割:

Power BIのレポートは、データセット(取り込まれたデータ)に基づいて作成されます。Power BI Desktopなどで複数のワークシートを読み込み、それらを結合した状態でグラフ化できるのはレポートの階層です。

3. ダッシュボードの制限:

ダッシュボードは、既に完成しているレポート内のグラフを「ピン留め」して並べるだけの場所です。ダッシュボード上で複数のデータソースをこねくり回して「新しい1つのグラフ」を作ることはできません。

💡 試験対策のポイント:レポート vs ダッシュボード(再確認)

昨日の問題9(フィルタリング)に続き、今回の「複数データの集約」もレポートが正解となりました。判断基準を整理しましょう。

 

 

今回のひっかけポイント:

「複数の~を1つに」という言葉に引きずられて「ダッシュボード(情報の集約)」を選びたくなりますが、**「1つのグラフにする(グラフを作る)」**という行為自体はレポート(およびその背後のデータセット)で行う作業です。

 

補足:混乱しやすい「ダッシュボード」の集約機能

ダッシュボードも「複数のレポート」からグラフを1画面に集約できますが、それは**「完成したグラフを並べるだけ」**です。グラフの「中身の計算」で複数を混ぜる場合は、必ずレポートを作成する必要があります。

 

問題37 ◯ ◯ ◎ ◎ ◎

ある会社は、Microsoft Dataverse をデータストレージとして使用するソリューションを実装することを計画しています。 会社のニーズを満たす機能を推奨する必要があります。 どの機能をお勧めしますか? 要件:データの作成に使用されるアプリに関係なく、複数のフィールドとエンティティに対してのデータを検証する

 

◯ビジネスルール

 

◯ビジネスプロセスフロー

 

◯Microsoft Dataverse

---------------------------

正答

ビジネスルール

 

この問題は、Dataverseにおける**「データの正確性を守る仕組み(バリデーション)」**をどこで設定すべきかを問うものです。

解説:なぜ「ビジネスルール」なのか

キーワードは、**「アプリに関係なく」「データを検証する」**という点です。

1. データの一貫性(アプリに関係なく):

Dataverseのビジネスルールは、特定のアプリ(キャンバスアプリなど)の中に書き込むロジックではなく、テーブル(エンティティ)そのものに設定されます。そのため、キャンバスアプリから入力しても、モデル駆動型アプリから入力しても、あるいは外部からデータが流し込まれても、同じルールが適用されます。

2. データの検証(バリデーション):

「もしAという項目が空欄なら、エラーメッセージを表示して保存させない」「Bの数値が100以上のときだけCを表示する」といった、フィールドをまたいだチェック(検証)を行うのがビジネスルールの役割です。

3. 複数フィールドへの対応:

選択肢にあるビジネスルールは、同一テーブル内の複数のフィールド(列)の状態を条件にして、データの整合性を保つことができます。

他の選択肢が適切ではない理由

• ビジネスプロセスフロー:

これは「入力のステップ(手順)」をガイドするためのものです(例:受付→調査→完了 というバーを画面上に出す)。データの「検証(正しいかどうか)」を主目的とするものではありません。

• Microsoft Dataverse:

これはプラットフォーム(データベース)全体の名前です。「どの機能をお勧めしますか?」という問いに対して、製品名そのものを答えるのは具体性に欠けます。

💡 試験対策のポイント:ビジネスルールの強み

PL-900でビジネスルールが正解になるパターンには、必ずと言っていいほど以下のニュアンスが含まれます。

• 「アプリに依存しないロジック」

• 「エラーメッセージを表示して保存を制限する」

• 「条件に基づいて値をセットする、または表示/非表示を切り替える」

• 「プログラミング(JavaScriptなど)なしで設定できる」

 

今回のひっかけポイント:

キャンバスアプリの中でも「If関数」などを使えば検証は可能ですが、それでは「他のアプリ(モデル駆動型など)」から入力されたときにチェックが漏れてしまいます。「アプリに関係なく」という言葉があれば、データ基盤側で設定する「ビジネスルール」が正解です。

 

問題38 ◯ ◯ ◎ ◎ ◎

ある会社がPowerBI を使用して視覚化を構築しています。 同社のIT サポートチームは、ユーザーのコンピューターにPower BI Desktop をいつインストールするか、またPowerBI サービスがタスクを実行するのに十分な場所を知る必要があります。 会社にソリューションを推奨する必要があります。 あなたは何をお勧めしますか? 要件:共有を構成する

 

◯Power BI Desktopのみ

 

◯Power BI Desktop または Power BI Service

 

◯Power BI Serviceのみ

--------------------------

正答

Power BI Serviceのみ

 

この問題は、Power BI の「作成ツール(Desktop)」と「配布・管理プラットフォーム(サービス)」の役割分担を問うものです。

解説:なぜ「Power BI Serviceのみ」なのか

結論から言うと、「他のユーザーとのレポート共有」はクラウド環境である Power BI サービス上で行うタスクだからです。

1. 共有の仕組み:

Power BI Desktop はあくまで個人の手元の PC でレポートを「作る」ためのツールです。Desktop アプリ自体には、他の人にレポートを配信したり、アクセス権を管理したりする機能はありません。

2. クラウドでの公開:

作成したレポートを共有するには、まず Desktop から Power BI サービス(クラウド) に「発行(Publish)」する必要があります。

3. 権限と管理:

発行されたレポートに対して、「誰が閲覧できるか」を設定したり、ワークスペースにメンバーを招待したり、アプリとして配布したりする操作は、すべて Web ブラウザからアクセスする Power BI サービス上で行います。

💡 試験対策のポイント:Desktop vs サービス

問題3(計算列の作成)と対比させると、非常に整理しやすくなります。

• 「作る・加工する」(計算列、データの変換、複雑な数式)

→ Power BI Desktop

• 「見せる・分かち合う」(共有、ダッシュボードの作成、アプリの公開、アラートの設定)

→ Power BI サービス

 

覚え方:

Desktop は「自分の机(Desktop)」で黙々と作業するイメージ。

サービス は「みんなが集まる広場(クラウド)」で情報を公開するイメージです。

 

「共有を構成する」という言葉があれば、迷わず Power BI サービスのみ を選択してください。

 

問題54 ◯ ◯ ◎ ◎

Dynamics 365 CustomerEngagement からのデータを表示するPowerBI ダッシュボードを作成します。 PowerBI ダッシュボードを同僚と共有する必要があります。 目標を達成するための3 つの可能な方法は何ですか?

 

□ダッシュボードをアプリとして同僚に公開する

 

□同僚がPowerBI にインポートして表示できるように、データをMicrosoftExcel にエクスポートする

 

□他のユーザーがPowerBI で操作できるように、データをMicrosoft Dataverse にエクスポートする

 

□レポートを社内のWeb ポータルに埋め込む

 

□Power BI ワークスペースを作成し、同僚にアクセス許可を付与する

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正答

◾️ダッシュボードをアプリとして同僚に公開する

◾️レポートを社内のWeb ポータルに埋め込む

◾️Power BI ワークスペースを作成し、同僚にアクセス許可を付与する

 

この問題は、Power BI で作成したコンテンツを組織内で安全かつ効率的に共有するための具体的な手法を問うものです。

解説:なぜこの3つが正解なのか

Power BI における「共有」とは、単にファイルを渡すことではなく、**「適切な権限を与えて、クラウド上の最新データを閲覧・操作できるようにすること」**を指します。

1. ダッシュボードをアプリとして同僚に公開する [推奨される大規模共有]:

「アプリ」は、複数のレポートやダッシュボードをパッケージ化して配布する標準的な方法です。多くのユーザーに一斉に、かつ読み取り専用で共有するのに最適です。

2. レポートを社内のWeb ポータルに埋め込む [利用シーンに合わせた共有]:

SharePoint や Teams、あるいは自社の社内サイトなど、ユーザーが普段使っている場所にレポートを表示させる方法です。「埋め込みコード」や「SharePoint 用パーツ」を使用して共有します。

3. Power BI ワークスペースを作成し、同僚にアクセス許可を付与する [共同作業の共有]:

ワークスペースにユーザーを「メンバー」や「閲覧者」として追加する方法です。少人数での開発や、特定の部署内での共有によく使われます。

他の選択肢が適切ではない理由

• データをMicrosoft Excel にエクスポートする:

これは「データの書き出し」であり、Power BI のダッシュボード(視覚化された画面)そのものを共有する方法ではありません。また、データの最新性が失われてしまいます。

• データをMicrosoft Dataverse にエクスポートする:

Dataverse はデータ保存用のデータベースです。Power BI の画面を共有するための手段ではありません(むしろ Power BI が Dataverse からデータを読み取るのが一般的な流れです)。

💡 試験対策のポイント:共有の「3大キーワード」

PL-900 で共有方法を問われたら、以下の3つを探してください。

• アプリ (Apps): 完成品を不特定多数に配る。

• ワークスペース (Workspaces): チームで管理・閲覧する。

• 埋め込み (Embed): Teams や Web サイトの中で見せる。

 

まとめ:

Power BI の共有は「元データを渡す(エクスポート)」ことではなく、**「Power BI サービスというプラットフォーム上で見せる」**ことが正解になります。

 

問題56 ◯ ◯ ◎ ◎ ◎

あなたは大規模なインターネット小売業者の地域セールスマネージャーです。一連のPowerBI レポートとダッシュボードを作成して、販売員の生産性を高め、売上を増やすことができます。 売上は期待通りに伸びていません。 新しいレポートが使用されているかどうかを判断し、レポートとダッシュボードの使用方法に関するガイダンスを提供するために販売員に電子メールを送信する必要があります。 どの機能を使用する必要がありますか? 要件:事前に決められたスケジュールで販売員にメールを送信する

 

◯Publisher

 

◯subscribe

 

◯Favorites

 

◯Share

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正答

subscribe

 

この問題は、Power BIのレポートを**「定期的、かつ自動的にユーザーに届ける」**ための機能を問うものです。

解説:なぜ「subscribe」なのか

キーワードは、**「事前に決められたスケジュールで」「メールを送信する」**という点です。

1. 購読(Subscribe)機能:

Power BIの「購読(サブスクリプション)」機能を使用すると、自分自身や他のユーザー(今回の場合は販売員)に対して、レポートやダッシュボードの更新情報をメールで定期配信するように設定できます。

2. スケジュールの指定:

「毎日」「毎週」「データが更新された時」など、あらかじめ決めたスケジュールに基づいて自動的にメールが送信されます。

3. 要件との合致:

問題文にある「レポートの使用方法に関するガイダンスを提供するためにメールを送る」というアクションを、手動ではなくシステム的にスケジュール化して実行するのに最適な機能です。

他の選択肢が適切ではない理由

• Publisher (パブリッシャー):

これは「発行者」を指す一般的な言葉、または過去の古い機能(Excel用など)を指すことがありますが、定期メール配信の機能名ではありません。

• Favorites (お気に入り):

ユーザーが自分のよく見るレポートにマークを付ける機能です。

• Share (共有):

同僚に閲覧権限を与える操作です。共有しただけでは、特定のスケジュールで定期的にメールを送り続けることはできません。

💡 試験対策のポイント:管理と通知

PL-900で、Power BIの「通知・配信」に関するキーワードが出たときは、以下のように整理してください。

• 「定期的にメールでレポートを届けたい」

→ Subscribe(購読)

• 「数値がしきい値を超えたときに通知がほしい」

→ Alert(アラート)

• 「誰がどれくらい見ているか知りたい」

→ Usage metrics(使用状況メトリクス) ※問題24で出たもの

 

まとめ:

「スケジュールを決めてメール送信」といえば、**Subscribe(購読)**一択です。

 

問題60 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯

玩具会社は、AI Builder でテキスト分類モデルを作成して、特定のキーワードに対する顧客のフィードバックを監視します。 玩具について否定的なフィードバックを受け取った場合、同社は玩具のエンジニアリングレビューを積極的に実施し、玩具を製造する労働者向けに追加のトレーニングセッションをスケジュールしたいと考えています。 目標を達成するための2 つの可能な方法は何ですか?

 

□仮想エージェントを実装する

 

□キャンバスアプリを作成する

 

□Power Automateを構築する

 

□Dataverseを使用する

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正答

◾️Power Automateを構築する

 

◾️Dataverseを使用する

 

この問題は、AI Builder で抽出した結果を 「どのように次のアクションに繋げるか(自動化)」 と 「どこに保存するか(データ管理)」 を問うものです。

解説:なぜこの2つが正解なのか

AI Builder が「このフィードバックは否定的な内容だ」と分類した後の 「仕組み」 を構築する必要があります。

1. Power Automate を構築する [アクションの自動化]:

「否定的なフィードバックを受け取った場合」という条件に基づいて、自動的にエンジニアに通知を送ったり、トレーニングのスケジュールをカレンダーに入れたりするのは、Power Automate の得意分野です。

• トリガー: 新しいフィードバックが入力されたとき

• AI 解析: AI Builder で「否定的」かどうかを判定

• アクション: 否定的ならエンジニアにメールを送り、トレーニングを予約する

2. Dataverse を使用する [データの蓄積と管理]:

受け取った顧客のフィードバックや、AI Builder が分類した結果(肯定的か否定的か)、そしてその後に行われるエンジニアリングレビューの進捗状況などを一元管理するデータベースとして Dataverse が不可欠です。

• AI Builder のモデル自体も Dataverse のデータに対して実行されることが一般的です。

• フィードバックを記録しておく「場所」が必要です。

他の選択肢が適切ではない理由

• 仮想エージェントを実装する:

これはチャットボット(Copilot Studio)のことです。顧客と対話はできますが、裏側でレビューを「積極的に実施」したり「トレーニングをスケジュール」したりする自動処理そのものを担うメインのツールではありません。

• キャンバスアプリを作成する:

アプリは「人間がデータを入力・表示するための画面」です。今回の要件は「フィードバックを受け取ったら(自動で)~したい」というバックエンドの処理なので、画面を作るアプリよりも自動化ツールが優先されます。

 

💡 試験対策のポイント:AI Builder との組み合わせ

PL-900 において、AI Builder を使ったソリューションを構築する際は、以下の組み合わせが黄金パターンです。

• AI Builder + Power Automate:

「AI で判定して、その結果をもとに自動で何かをする」というシナリオ。

• AI Builder + Power Apps:

「カメラで撮った領収書を AI で読み取って、アプリの画面に表示する」

 

今回のポイント:

「スケジュールする」「レビューを実施する」という 「業務プロセスの自動化」 が目的であるため、Power Automate と、その基盤となる Dataverse が正解となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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