2010年7月3日

ページ名:ハドロサウルス類 左大腿骨遠位部

平成 22 年 7 月 3 日発表
 
長崎市文化観光部文化財課
 
長崎市から県内最初の恐竜化石を発見しました
 
福井県立恐竜博物館は、このたび、長崎県長崎市の野母崎の海岸から白亜紀後期(年 代は不明だが、およそ8400 万年前とみられる)の大型草食恐竜であるハドロサウル ス類の左大腿骨遠位部の化石を発見しました。 
 
1 発見化石  ハドロサウルス類(全長約10m相当)の左大腿骨遠位部  ハドロサウルス類:幅広いくちばしを持ち、主に二足歩行をする草食 (植物食)恐竜。白亜紀後期に栄えた鳥脚類恐竜の代表的なグループ。 
 
2 発見場所  長崎県長崎市野母崎の海岸 
 
3 特記事項  1962 年(昭和37 年)に長崎市高島の石炭坑内から、“日本最初の恐 竜化石” が産出したという報告がありましたが、1994 年に恐竜化石で はないと訂正された経緯があります。  このため、今回の化石は、長崎県から産出された最初の恐竜化石とな ります。
 

長崎県産恐竜化石 ハドロサウルス類 左大腿骨遠位部
(画像提供:長崎市教育委員会/福井県立恐竜博物館)

 

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