ドラガリアロスト_(漫画)

曖昧さ回避 この項目では『サイコミ』で連載されていたコミカライズ作品について記述しています。ゲーム内で読める漫画についてはゆるがりあをご覧ください。

『ドラガリアロスト』は、同名のゲーム作品の公式コミカライズ作品。作者は藤村あゆみ。

概要[]

Cygamesが運営するウェブ漫画サイトおよびアプリ『サイコミ』で連載されていた。月刊連載と銘打って2019年1月3日に第1話が公開され、翌月2月7日に第2話が公開されるも、3月以降の公開はなく「次回の掲載情報に関しましては改めて告知いたします。 続報をお待ちください。」と表示されるのみの状態となり、同年11月頃には告知なく作品ページが消滅した。

編集や開発スタッフと相談しつつ大胆にアレンジが施されており、特に主人公ユーディルの性格に原作との大きな乖離が見られる。「オムニバス形式でコミカライズ化」とされていたが、連載分では序章しか描かれないためストーリー面での原作との相違は不明。また、漫画内ではユーディルとゼシアが双子として生まれた様が描かれていたものの、これは後々原作との相違が生じることになる。

登場人物[]

ユーディル主人公。アルべリア王家の第七位王子。双子の妹ゼシアを溺愛しており、稽古をサボっては望遠鏡でゼシアを眺め悦に浸る不真面目な性格となっている。巫女として活躍し大人気のゼシアに対し、ゼシア以外の兄弟の中で唯一ドラゴンとの契約を行っておらず、不真面目で才覚も成果も持たないユーディルは極端に知名度がない。才覚の無さなどから幼い頃はゼシアとともに迫害を受けていたため、ゼシア、ナームと3人で平和に過ごしていられる今現在の生活を幸せに思っており、戦う力を得ることでこの環境が変わってしまうことを望まないことが諸々のサボり行動の根幹にある。父アローラスにより国外より「聖片」を持ち帰る旅を命じられた際には当初うなだれていたものの、ユーディル・ゼシア・ナームの3人旅であることを思うととたんにやる気に満ち満ちた表情になる。ゼシアユーディルの双子の妹。イリア教会の巫女として活躍し、治癒能力で民を助ける人気者。強力な魔法による盗賊との戦闘もお手の者であり、護衛の出る幕がないほど。ユーディル曰く「まさに女神!」。母の死や兄弟からの迫害などで幼い頃はよく涙を流しユーディルに励まされてきたため不真面目な兄にも寛容だが、それはそれとしてサボりに対してはきちんとたしなめる。ユーディルに命じられた聖片を求める旅に同行することとなる。ナームユーディル、ゼシアと家族同然の仲である小さな妖精。けっこうユーディルに辛辣。アローラスユーディルら王子たちの父であり、アルべリア王国国王。国を守る聖片の力が弱っていることを知り、ユーディルにドラゴンとの契約と聖片の入手を命ずる。何にも知らないユーディルにあきれ果てる描写もあった。ニック、ヒッチ原作未登場。ユーディルの世話係を長年務める二人組。稽古をサボるユーディルをロープで捕獲する腕前は一級品。リーフアルべリアの王宮騎士。ユーディルに剣の稽古をつけ、アローラスに仕える。エミュールアルべリア王家第六位王子で、ユーディルとゼシアの兄。イヤミったらしい部分は原作同様だが、本作はユーディルがそれ以上にポンコツなため普通に優しいお兄ちゃんポジションになってしまった。ユーディルがドラゴンとの契約を命じられたと聞くと王位継承権をめぐる戦いの過酷さについて語る。ユーディルからは名前を間違えられたり無視されたりと散々な扱い。ハールアルべリアの王宮騎士。アローラスから呼び出しがあることをエミュールの付き添いをしていた。レオニード、ファルエス、シェス、ヴァルクスエミュールが王位継承権について語る際、シルエットのみ登場。レオニードとシェスはユーディルの回想にもシルエットとして登場し、弟たちを迫害していた。魔神、アルベリウス、ミドガルズオルム、ブリュンヒルデ、ユピテル世界観の解説部でシルエットとして登場。アローラスの妻顔ははっきりと描かれていないが、産後のシーンが存在。ゼシアらが幼い頃に亡くなっている。

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