千倉真理_198608-1

ページ名:千倉真理_198608-1

1986年8月



『スローモーション』はどういう風に歌っていいか分からなくて歌えない自分が嫌だった。どうしてあたし歌えないんだろって一生懸命歌った
これは指導した島田雄三の手柄と言っていいだろう。
島田雄三_20211104の04:14あたりから。これについての再現ドラマと島田雄三の話が聞ける。


『不思議』について。
湯浅明_19860222でも生島ヒロシ_198612でも話題が出ているので、それぞれのページで触れようかと悩んだが、
ここでの話が比較的分かりやすいので、このページに書くことにした。
が、短くまとめようとしてもうまくまとまらない。少し長くなります。
05:19あたりから。

哀しい曲を聴きたいという気分でもなく、明るくなりたいとか刺激が欲しいというわけでもない。
でも何もないと寂しい。何か側に居て欲しい。何か欲しいという時に、
詩も聴かなくていいような、ただ流れていればいいような、ボリュームを絞ればテレビも見られるような
そういう曲が私は欲しかった。
私が欲しいから他の人も誰か欲しいんじゃないかなと思って。
こういう曲を待ってた人のために。

千倉真理が言ってるように「環境音楽」と捉えれば一番しっくり来ると思う。
が、それなら歌詞をなくして「ラララ」といったハミングの方が良いような気がするので、
明菜としては厳密には「環境音楽」でもないのだろう。
明菜にとっては、プロデューサー明菜として歌声も楽器の1つであるとして提供した音楽作品。
明菜ファンにとっては、明菜の歌声を聴きたいから詩を追おうとしてしまう。
両者の意識にズレが生じているから賛否両論あるのは仕方がない。
私も最初に聴いた時は面食らった。
が、「環境音楽」と捉えれば詩を追おうとしなくなるので、作業用BGMに適している。
作業中、何度もリピートして聴きたくなるからまさに『不思議』。
ただ『マリオネット』については微妙に詩が聴き取れてしまうのでコンセプトから外れているような気がする。
その分、この曲だけ一般受けしやすくなっていると思うが。


千倉真理_198608-2に続く。


冒頭の「はーいお母様」は下の3:30あたりから。



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タグ
1986年 千倉真理 ラジオ 仕事 アルバム 不思議 マリオネット スローモーション cm


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