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アーノルド・シュワルツェネッガー Arnold Schwarzenegger | |||||||
Arnold Schwarzenegger | |||||||
本名 | アーノルト・アロイス・シュワルツェネッガー Arnold Alois Schwarzenegger | ||||||
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生年月日 | 1947年7月30日(75歳) | ||||||
出生地 | テンプレート:AUT・シュタイアーマルク州 | ||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||
民族 | オーストリア系アメリカ人 | ||||||
ジャンル | ボディビルダー・映画俳優・政治家・実業家 | ||||||
活動期間 | 1968年-1970年、1980年(ボディビルダー) 1970年-(俳優) 2003年-2011年(カリフォルニア州知事) | ||||||
活動内容 | 1968年:ボディビルダーデビュー 1970年:映画デビュー 1984年:ターミネーター 1985年:コマンドー 1987年:プレデター 1990年:トータル・リコール 1991年:ターミネーター2 2003年:ターミネーター3/カリフォルニア州知事に選出 | ||||||
配偶者 | Maria Shriver (1986-2011) | ||||||
家族 | キャサリン・シュワルツェネッガー (1989年生) クリスティーナ・シュワルツェネッガー (1991年生) パトリック・シュワルツェネッガー (1993年生) クリストファー・シュワルツェネッガー (1997年生) ジョセフ・バイーナ (1997年生) | ||||||
主な作品 | |||||||
『ターミネーター』シリーズ 『コマンドー』 『プレデター』 『トータル・リコール』 『エクスペンダブルズ』 | |||||||
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表・話・編・歴 |
アーノルド・アロイス・シュワルツェネッガー(Arnold Alois Schwarzenegger, 1947年7月30日 - )は、アメリカ合衆国のボディビルダー、映画俳優、政治家、実業家。2003年から2011年にかけてカリフォルニア州知事を務めた。日本ではシュワちゃんの愛称でもおなじみである。ルーツであるオーストリアではアルニーの愛称で呼ばれる。
2003年8月にカリフォルニア州知事のグレイ・デイヴィスがリコールされたことを受け知事選へ出馬し、10月7日にカリフォルニア州知事に選出された。
ボディビルダー時代には「オーストリアン・オーク(The Austrian Oak)」の愛称を持ち、最近はその出演作から「ガバナーター」または「ガバネーター」(The Governator=知事(Governor)とターミネーター(Terminator)の合成語)、「コナン・ザ・リパブリカン(共和党員コナン)」(主演作『コナン・ザ・グレート』の原題『コナン・ザ・バーバリアン(野蛮人コナン)』から)などと呼ばれている。青年時代は成功したボディビルダーとして、その後はハリウッド時代の経歴から、世界中に名を知られるようになった。
共和党に所属するが、環境問題に積極的で、同性婚には反対しつつ、同性愛者の人権保障やドメスティック・パートナーシップは支持するなど、政治的には中道的な立場をとっている。葉巻を愛喫し、好きな銘柄はキューバ産のコイーバである。
日本においては、淀川長治がその独特かつ長い姓から一部分を取って命名した「シュワちゃん」という愛称で親しまれており、数度の来日時にはバラエティ番組や各種のCMに出演した。
ハマーを初めて自家用車にした一人としても知られる(ハマーはもともとシュワルツェネッガーの要望により、軍用車両のハンヴィーを民生仕様にしたもの)。
オートバイの愛好家でもあり、近年は電気オートバイのようなZEV(ゼロエミッション・ヴィークル)を愛用している。カリフォルニア州の環境政策プロモーションで、電気オートバイの普及も積極的に行っており、購入金額から1500ドル分を州が補助する助成金制度なども進めていて、「カリフォルニアほど、電気オートバイに適した地域はない」と語っている。
1977年に製作された『パンピング・アイアン(鋼鉄の男)』というドキュメンタリーにおいて、ボディビルダー時代にステロイドと大麻を使用していたと告白している。肉体作りのために使用していたステロイドについては、使用していたことについての後悔は全く無いと述べ、大麻の使用については、GQ誌でこの事に言及された際に「大麻は麻薬じゃない」と述べた[1]が、彼の報道官は「単なる冗談」だったとして弁解している[2]。
オーストリア・シュタイアーマルク州タール・バイ・グラーツ出身。警官のグスタフ・シュヴァルツェネッガー(1907 - 1972)と、アウレーリア・ヤドルニー(1922 - 1998)の間に生まれた。父グスタフはナチス党員。戦中は陸軍の憲兵隊員だったが、アーノルドが生まれる3年前に除隊している[3]。
1968年に本格的にボディービルをするためジョー・ウイダーに誘われ渡米、アメリカ合衆国に移り住む。英語が流暢でなく、当時の所持金はわずか20ドルであった。1983年にアメリカ国籍を取得したが、オーストリアの国籍も継続して持っている。UCLAで経営学、政治科学、心理学を学んだ。1979年にウィスコンシン大学から国際市場と経営管理に関してB.A.(Bachelor of Arts)を得た。朝にトレーニングをしてから大学に行き、帰宅したらトレーニングをする日課があり、勉強とトレーニングを両立させる毎日を過ごしていたとのこと。
異父兄弟マインハルトは1971年に自動車事故で死亡、父親のグスタフはその翌年死亡している。1977年に彼は自叙伝『Arnold: The Education of a Body-Builder』を出版している。1986年にはケネディ元大統領の姪でCBSのテレビ・ジャーナリスト、マリア・シュライヴァーと10年越しの交際の末 結婚した。2人の間には4人の子供がいる。2011年5月10日に別居を発表。その後に離婚が本人により発表された。理由はシュワルツェネッガーの浮気と、隠し子の存在であることも本人により発表され、「家族らの怒りと落胆は当然で、言い訳できない」と謝罪もしている。
出演作のひとつであるトータル・リコールに引っかけたタイトルを付けた自伝"Total Recall: My Unbelievably True Life Story" ISBN 978-1451662436が出版された。
全米ボディビルダーで優勝を飾った後、専門のボディビルダーとして大衆から飽きられることに危機感を持った彼は、俳優への転身を図る。その体格を見込まれ、『SF超人ヘラクレス』(1970年)のヘラクレス役としてデビュー。
1977年にドキュメンタリー『鋼鉄の男』に出演する。彼はこの映画を政治家への障害と見なし、1991年に映画の権利、未使用フィルム、スチル写真を購入した。シュワルツェネッガーはこの映画に関しての議論を拒絶しているが、批評家は写真を根拠に彼は目とあごに少なくとも一回の美容整形手術を行っていると主張する。
1984年にジェームズ・キャメロン監督によるSF映画『ターミネーター』(1984)に出演、同作の悪役アンドロイド「ターミネーター」として有名になり、アクション映画俳優として確固たる地位を築き上げる。彼はまた自らの演技にコメディの要素を取り入れることに成功し、それまでのアクション俳優にない「知的」な印象を持つ俳優として人気が出始め、スターとしての地位を確立した。
1987年の『プレデター』(1987)にはミネソタ州知事ジェシー・ベンチュラとケンタッキー州知事選に出馬経験のあるソニー・ランダムが出演している。
アクション映画以外にも、名優ダニー・デビートとの競演によるコメディー『ツインズ』(1988)に出演、役柄を広げた。コメディー路線としては『キンダガートン・コップ』(1990)なども挙げられる。前述の二作品におけるそれまで見せる事のなかったコミカルな演技によって、これまでのアクション路線とは一線を画す、新しい境地を見つけたと評価された。
1990年の『トータル・リコール』は当時における史上最高額の制作費が投入された映画であり、その多くは特殊効果を含む美術面と、この時点で1000万ドルを突破した彼の出演料に費やされた。出世作である『ターミネーター』の続編『ターミネーター2』では、役柄が悪役からヒーローへと変わった。1作目とは全てが大きく異なる環境の中で拡大上映された結果、本作は全世界での興行収入が5億6千万ドルを超え、トップスターとしての地位を不動のものにした。
しかしその後、『ラスト・アクション・ヒーロー』(1993)で製作・主演をするが、映画の評価は高かったものの興行収入が振るわず、『ジュニア』(1994)では逆に興行収入は良かったが酷評される。『イレイザー』(1996)はヒットしたが、『ターミネーター』(1984)以来の悪役を演じた『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』(1997)は酷評される。『ターミネーター3』(2003)は久々の大ヒットとなったが映画の評価は高くない。
2004年『80デイズ』を最後に、下記のカリフォルニア州知事選などの政治業を主に行うため俳優業を暫くの間休業することになった。そのため、『ターミネーター4』には出演しなかったが、若き日の顔をアーノルドとよく似たローランド・キッキンガーの体にCG合成することで出演している。また、後に一家で鑑賞した後に子供達に「シリーズ最高の傑作だった」と言われて深く傷付いたとのこと[4]。後にシュワルツェネッガーはインタビューでターミネーター4を批判している。
2011年より州知事の任期終了に伴い俳優業に本格的に復帰している。
2008年1月24日、シルヴェスター・スタローンが主演・監督・脚本を務めた映画『ランボー/最後の戦場』のワールドプレミアを米・ラスベガス市内のホテル「プラネットハリウッド・リゾート&カジノ」で行い、シュワルツェネッガーも息子2人を連れて出席した。舞台挨拶に立ったスタローンは「今日はターミネーターが来ているんだ」と、会場に向かって嬉しそうにシュワルツェネッガーを紹介したという。レストランチェーン「プラネット・ハリウッド」と同ホテルの共同出資者というビジネスパートナーでもあり、会場を同チェーンのラスベガス店にした理由もそこにあった(ただし、シュワルツェネッガーは2000年にプラネット・ハリウッドの株を売却しているため、現在はオーナーではない)。ガッチリと固い握手を交わし、肩をたたき合うなど約5分間の交流に、スタローンは「アーノルドも来てくれたし、素晴らしい夜だ。気分は最高だよ」と述べていた。シュワルツェネッガーは、2006年12月にロサンゼルスで行われたスタローンの『ロッキー・ザ・ファイナル』の試写会場にも足を運んでおり、1年ぶりのツーショットとなった。
2009年2月、スタローンの監督・主演映画『エクスペンダブルズ』へ出演することを明らかにした。スタローンのインタビューによると、現職の州知事ということもあり、他のキャストを立てることも考慮しつつオファーしたところ、職務に影響がないことを条件に快諾したという。映画でシュワルツェネッガーが演じるのは、当初は現在の彼の姿であるカリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガー本人役であると報道されていたが、後に公開された情報では、スタローン演じる役の元・ライバルで傭兵部隊の元・リーダーで、役名も本名ではないという設定となった。本編では上記の通りライバルPMCの経営者役を演じ、ブルース・ウィリス演じるCIA担当官からの依頼に対して「自殺行為だ」と依頼を受けずに立ち去る数分間のカメオ出演であった。
2012年の『エクスペンダブルズ2』でもスタローンと共演を果たす。カメオ出演ではなくアクションシーンも披露した。
2006年1月8日午後、カリフォルニア州ロサンゼルスの路上で、サイドカー付き大型オートバイを運転中に乗用車と衝突事故を起こし、唇を15針縫う怪我を負った。
同10日には、米国での二輪免許の取得歴がなく、現在に至るまで二輪車の無免許運転を繰り返していた疑いの強いことが発覚した。ただし、
11日、ロサンゼルス市警察は審議の結果、警察官が運転を現認しておらず、処罰は困難との結論に至ったため、知事を処罰しない方針を決めた。
日本語吹き替え版では当初は屋良有作、大友龍三郎と大塚明夫が起用されていたが、後に『コマンドー』を出演を機に玄田哲章が当てる事が多くなる。その後、雑誌メディア等がシュワルツネッガーの映画作品の特集を組む際、吹き替え声優として玄田哲章がインタビューされる機会が多く、声優に詳しくない映画ファンにも玄田の声が浸透しており[5]。カリフォルニア州知事就任時、カリフォルニア州が制作した日本向けの観光広報ビデオ『カリフォルニア州観光局 なんでもアリフォルニア カリフォルニア』に出演した州知事・シュワルツェネッガーとして声を担当する際、正式に玄田がシュワルツネッガー本人からフィックスとして認められた。その他で数が少ないが当てた経験がある声優は以下の通り。
テンプレート:ターミネーター
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