我々の言葉の空間=概念空間に関する基礎知識

ページ名:天国と地獄

我々の言葉の空間=概念空間に関する基礎知識

 

ポイント

[1] 現実世界と、独立した概念空間の存在証明は、古代ローマの人々にとっては、神のような神秘の証明でありました。

[2] イデアと呼ばれる空間の証明は、古代ローマの人々にとっては、異世界、つまり天国と地獄の証明のように見え、信仰の起源でありました。

[3] 概念空間は、AIの時代には身近になりつつあります。

 

我々の言葉は、どのような特徴を持っているでしょうか

 

    [1] 大まかに名詞、動詞、形容詞の三種類
    [2] 動詞には、全く正反対の意味の動詞が存在する
    [3] 形容詞には、正反対の形容詞にはpossible<>impossibleのように接頭語をつけて表現する習慣あり

 

動詞について考えてみましょう

 

    [1] 動詞は、名詞に対してどんな変化が発生するかを表現します
    [2] 動詞は、(1)現実世界に起こる変化、(2)精神に起こる変化について主に表現します
    [3] 全ての動詞のサイクルに、その真逆のサイクルが存在する場合、全ての動詞にはその正反対の動詞が存在します。
    [4] 正反対の動詞の対は、軸としてとらえることも可能

 

言葉の存在する空間は、概念空間という言葉で表現もできます。
この概念空間というものは、ローマではイデアとよばれていました。

 

動詞の概念空間について

 

    [1] 正反対の動詞の対によって定義される軸が、動詞の概念空間のTXYZ軸にあたります
    [2] 動詞の概念空間の軸の本数は、合計何本かは今の研究では特定されていません
    [3] (1)現実世界に起こる変化、に関する動詞の数は、推測することはより容易


 

概念空間全体について考えてみましょう

 

    [1] 時間経過(因果関係)が前提でない論理
       因果関係がなくても成り立つ論理があります。
       このタイプの論理は、時間にかかわらず常に成立します
       このタイプの論理は、因果関係の証明の前に認められる必要があります。

 

    [2] 現実世界の時間座標と空間座標

 

    [3] 時間経過(因果関係)が前提の論理
       A=>C
      このタイプの論理学は、時間経過による、現実世界での因果関係が前提になって成立します

 

    [4] 無限小数に関する概念空間 (現実世界に存在する無限小数)
       π、√、黄金率Φなどの無限小数は、空間座標が存在するなら必ず存在できるにもかかわらず、有限の記憶媒体に記述することは困難な数値といえます。
       このタイプの無限小数は、空間が存在する場合常に同じ情報なので何らかの方法で情報がどこかに保存されている、と考えることもできます。

 

    [5] 観測される物体に関する概念空間
       主に光と音、神経への触覚が観測の手法となっています

 

    [6] 動詞に関する概念空間


 

    [7] 形容詞に関する概念空間
       物体や動詞が存在する場合、その性質に関する補足が形容詞、といえます。
       正反対の形容詞が存在する場合、何次元かの概念空間で表現できます


 

概念空間の構造について考えてみましょう

 

    [1] 論理がコアと仮定して、名詞、動詞、形容詞、の3層をとりあえず分けて考えてみましょう
    [2] それぞれの概念は、正反対の概念が作った軸によって座標があります
    [3] 座標の近い概念、遠い概念があります。

 

概念空間の距離と、我々の文章のそれぞれの言葉の間の距離との関係を考えてみましょう。

 

[1] マルコフ連鎖という学問は、ある要素Aが出てきた場合に次の要素に遷移する確率はどれだけかを数学モデルで表す学問。 => Wikipediaを参照

[2] 昔の学者は、確率予測によって、言葉Aの次の言葉がどの言葉になる確率が一番高いかを予測しようとしました。これが、人工知能制作に惜しくも失敗したアプローチの一つです。
[3] 確率の高い言葉二つは、概念空間の距離が近いと推測できます。

 

現実世界の記憶媒体に保存が困難な無限小数の存在は、概念空間の存在の証拠として挙げられることがあります。

 

概念空間が本当に存在し、かつ概念空間がもし幾つかの層に分かれていなかった場合
    [1] 正反対の概念によって作られた幾つかの軸でできた空間上に、全ての概念があるということになります。全ての概念は、幾つかの座標で表現できるということになります。
    [2] 無限小数と名詞、動詞、形容詞は全て概念なので、概念空間上にあるということになります。
    [3] 無限小数と名詞、動詞、形容詞に何らかの関連性があることになります

 

概念空間と現実空間が同一の軸を持っている場合
    [1] 現実空間と概念空間の軸が対応しているということになります
    [2] 現実空間と無限小数が対応しているということになります


 

現実世界が三次元より多いと仮定してもよいなら、概念空間が実際に別の次元に存在すると考えることもできます。この場合、概念空間でのエネルギーの流れを予測することは大変未来予測において有効な発想といえるでしょう。

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