アクションの実行順序

アクションは、マクロが終了するまでか、中断効果のあるアクションまで連続で実行される。

中断効果のあるアクションとは例えば次のアクション実行前に待機アクションなど。

何かのマクロが実行中に別なトリガーが発火すると、新たなマクロは待ち状態になる。実行中のマクロが中断すると待ち状態のマクロの実行が開始され、実行中のマクロは待ち状態のマクロ列の最後に並ぶ。そうして、中断、次のマクロの実行を繰り返して、再度実行中だったマクロに回ってこれば続きのアクションが実行される。

グローバル変数や1つのマクロに複数のトリガーを設定している場合など、マクロを実行中に、外部から使用する値を書き換えてしまうことがあるので注意が必要。

複数のマクロ（トリガー）を使う場合は、互いに影響しないようにするか、干渉するタイミングを明確にする必要がある。

 

強制的に割り込んでアクションが開始されるトリガー

通常、中断効果のあるアクションが実行されるまで実行中のマクロのアクションが連続で実行されるが、変数の値の変更で発火するトリガーは現在実行中のマクロを強制的に中断させ、トリガーしたマクロのアクションの実行が始まる。

これを応用すると関数のような使い方もできる：MacroDroid変数の値変更

ただし、マクロ実行アクションの完了するまで待つオプションやアクションブロックとは異なり、マクロが並列に動作することに変わりはない。

 

1つのマクロに複数のトリガーを設定した場合

基本は、別々にマクロを実行したようにふるまう。ローカル変数も共有状態になるので扱いに注意が必要。そのほか主な挙動は以下の通り。

• マクロのアクションをキャンセルアクションは同一マクロのアクション実行をすべて中止する
• 発動したトリガー条件は最後に発火したトリガーが共通して条件として使われる
• トリガーを基準としたマジックテキストも最後に発火したトリガーが基準になる
• トリガーまで待機アクションで待ち状態になると、そのアクションで同時に待ち状態になったマクロは1つにまとまってしまう（トリガー発火の時、合計で1回しか続くアクションが実行されない）

 

プラグイン

プラグインは、その実行完了を感知しない（できない）。MacroDroid標準の機能であれば、多くは完了するまで待つオプションを持っているが、実行結果をもってアクションを続けたい場合は注意が必要。十分な時間の待機を入れるか、プラグイン実行後に変数を受け取れるものであればトリガーまで待機アクションで変数の値の変更をトリガーにすると良い。

 

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