シリウス・エマ・ノヴァ

シリウス・エマ・ノヴァ 

一人称…俺、お兄さん　(公的な場では私)

本名はブラスト・エマ・ノヴァ。数年前に死亡したシリウス・クロノリアの名前を取って名乗っている。

国家元首、ランドルフ・ロマ・ノヴァを父に持つ。空軍大将にして、すべての軍を取り纏める将軍である。

明るくて親しみやすいお兄さん。話しかけやすい様子が一般市民にも人気なモテ男。
ノリは少しだけ幼稚で、振る舞いは男子高校生そのもの。ふざけることが大好きで、楽しいことも大好き。
もちろん市民にも優しく、特に酒場で出会った人間にも身分差関係なしに、分け隔てなく接する。
好きなものはリキュールとブランデーフリップ。半分中毒になりかけているが、国民性が国民性なので黙認されている。

しかし、軍の中では態度が一変。
完全実力主義を敷いており、結果が残せない人は存在すら認識しようとしないし、虫けらのような扱いをする。結果が残せる人は最大限大切に扱う。
自分の実力に自信を持っており、その自信は少し過剰ではあるものの本物。問題はあるが、才能は有るので誰も否定できない状態。
作戦にも余裕で口出しするので、有能ではあるものの…といった感じ。おかげで自国の参謀とは仲が悪い。
滅多に怒ることはないが、本人がいらないなと思ったり、本当にカチキレると笑顔で切り捨てるタイプ。

 

 

数年前に幼馴染であり相棒の、「シリウス・クロノリア」を亡くしている。それ以降、髪の色を彼の眼の色に染め、名前をもらい、彼の所持していたヘアゴムをつけている。先述した通り、シリウス・エマ・ノヴァの本来の名前は「ブラスト・エマ・ノヴァ」

相棒が死んでからというもの、彼の温厚な性格は一変。軍内での性格はシリウス・クロノリアそのものになったという。
彼のことを誰よりも信頼しており、軍の中でも一番の友人だった。彼の死亡以降、相棒の影を追いかけて戦争をしている。
シリウスは快楽主義者であり実力主義者だったため、彼の隣に立つには相応の努力が必要だった。隣に立つのは自分がいい。そう思って努力を重ね、現在将軍という立ち位置にいる。

 

今もなお彼が戦争を続ける理由は、相棒と自分の友情をつなぐものが戦争だから。と回答を得ている。

「シリウスのためだったら、戦争だって娯楽だよ。…うん、今日も酒は美味しいね！」