Lost-world.com

概要[]

Lost-World.comとは、ロスト・ワールド/ジュラシック・パークおよびジュラシック・パーク・ザ・ライドのプロモーションウェブサイトである。 北米ユーザー向けのサイトで、日本語のローカライズはなされていなかった。

長きにわたりファンに愛されたものの、2020年に惜しまれつつもサービスが終了。 現在は該当のURLを検索するとユニバーサルのWebサイトにリダイレクトされる。

どんなサイトだったの？[]

Webサイトを開くとすぐ回転するインジェンロゴが表示、「ロードしています」演出が挿入される。

Lostweb1.jpg 新しい明日を作ろうみたいなことが書いてある

ページが読み込まれるとハモンドの所有物である机が画面いっぱいに表示され、そこをトップ画面としてユーザーは「インジェン社のパーソナルデータベース」、つまり映画やアトラクション、恐竜などのデータベースを閲覧することができた。

読むものを読んで戻りたい場合は、画面の横にあるタブをクリックすることで、ジョンハモンドのオフィスへショートカットすることができる。 (普通にブラウザバック押せばいいんじゃない？ とかは言ってはいけない)

在りし頃は、ここから色々見れた

サイトの管理者(設定)[]

• ジェームズ・サンダース(James Saunders) - システム管理セクション担当副社長

• ジェイソン・プレストン(Jason Preston) - システム管理

• ジム・バウチャー(Jim Boutcher) - セキュリティ

• ケビン・デイビス(Kevin Davis) - 役職不詳

• マリア・ディリンジャー(Maria Dillinger) - 人事ディレクター

• ミーガン・オデル(Megan Odell) - マーケティング

• メリッサ・シェンキン(Melissa Shenkin) - インジェン社副社長

• スティーブン・ジャクソン(Stephen Jackson) - 恐竜マネジメント担当

• スティーブ・ハイランド(Steve Hyland) - 従業員関係

• セオドア・ガーベイ(Theodore Garvey) - メンテナンス

サイトに記述のある恐竜[]

• ガリミムス
• ディロフォサウルス
• トリケラトプス
• パラサウロロフス
• プシッタコサウルス
• ブラキオサウルス
• プロコンプソグナトゥス
• Psittacosaurus
• Tyrannosaurus rex
• Velociraptor

余談[]

• このウェブサイトは元々ロスト・ワールド公開時のキャンペーンである、オンライン懸賞（ハワイへの旅行などがあった）への応募窓口として作られた。 もちろん今は応募期間を過ぎていることと、サイト自体が消滅していることもあってハワイ旅行が当たることは絶対にない。

よもやま話[]

このサイトは、数あるシリーズ関連のウェブサイト同様、この「Lost-world.com」も映画の世界観を踏襲した内容となっており、時間軸でいうと第1作目におけるハモンドがジュラシック・パーク経営に失敗した後の設定となっていた。

しかし、やはりというかなんというか長く続くシリーズ特有のガバガバ設定がこのサイトにも存在しており、以下にその最たる例を上げていこうと思う。

• このウェブサイトの世界観における「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」は、ハモンドの夢を叶えるために作られた後継パークという設定で、事故ったくせに大繁盛していることになっている。
• そのため1作目以降の映画とは特に繋がりはなく、ジュラシック・パークの失敗から再起を図ったジュラシック・ワールドの設定が全く生かされていない。 (どうやら一種のパラレルワールドと化しているようだ)
• そのくせ炎の王国に登場した「Dinosaur Protection Group」は存在していたようで、「クリーン作戦」なる謎めいた計画を阻止した実績がある旨が、ブラキオサウルスのプロファイルに記載されていた。
• マーケティングセクションの「Preliminary Marketing Plan」には、ピーター・ラドローからのメモがある。 内容は「ロストワールドでやったことのせいで会社が倒産し、二進も三進もいかなくなった」というもので、映画の設定をうまく生かしている。(このサイトだとパーク経営が軌道に乗ってウッハウハになっているから、倒産なんてナイナイ！と言及されているのだが・・・)

• パラサウロロフスのプロファイルに「この恐竜にはオスとメス両方の性別がいるんだよ」なる記述が存在する。 基本的にジュラシック・パークの恐竜はメスであり オスは存在しないことになっているはずなのだが、何故一般大衆に向けて一波乱起きそうな情報を発信したのかは不明である。

• ハモンドが時速51km/hで走ることができたと述べたティラノサウルスの走行速度は、このウェブサイトだと時速40km/hと記述されている。 これはリアルにおけるティラノの走る速度であって、車を追跡して追いつくなどアグレッシブなことをやってのけた彼女との設定に齟齬が発生する。
• これに関連して、ヴェロキラプトルとディロフォサウルスの体長も、それぞれリアルな世界における数値がプロファイルに書かれている。

• プシッタコサウルスは映画において一度もインジェン社のリストに載らなかった恐竜であるが、ここでは普通にオフィシャルとなっている。

関連項目[]

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