シノビガミ基本裁定全般

基本裁定全般

• 忍法の累積

「累積しない」文章の無い忍法は基本的に累積します(例外あり)
累積しない忍法を受ける時、同じ忍法であっても使用者が異なる場合は累積します(例外あり)

• 飛燕、忍法乱舞、式神

この追加の攻撃で攻撃の代わりに行うサポート忍法や攻撃奥義を使用することができます

• 大歯車、蟇仙、八岐、六道器官

自分のデータを他のキャラクターとして扱う忍法を使用した場合、
それまでに受けていた変調や忍法の効果を引き継ぎます。

• 故障

故障の変調を受けている場合忍具を忍法のコストとして消費できません

• 猛毒・飢餓

猛毒及び飢餓は受けている数に関わらずダイスを一つ振ります
猛毒と飢餓のダイスは共用されます
一つの兵糧丸で回復できる猛毒・飢餓は一つまでです
生命力の減少は猛毒・飢餓の回数分個別に発生します
(そのため一度の絶対防御の対象になる生命力の減少は猛毒・飢餓一つ分のみです)

• 集団戦の攻撃忍法によるスペシャル

スペシャルによる任意の変調は梟雄・絡め手の効果を適用できます

• マヒ

1d「特技の数」のダイスを振りマヒする特技を決定します
↓方向、→方向の順番に数えます
この変調は一つの兵糧丸で一つまで回復できます

• 呪い

1d「忍法の数」のダイスで呪いを受ける忍法を決定します
この時目標となる忍法は上から順番に数えます
この変調は一つの兵糧丸で一つまで回復できます

• プロット前・プロット時の忍法処理

プロット時のファンブルはファンブル表を適用します
プロット忍法として使えるコストは６まで
使用したコストはそのラウンドに使えるコストから削減される

例：コスト「６」分のプロット忍法を使用
　　　⇒　使用コスト分のプロット値が必要、プロット値６以下を選択できない
　　　　⇒　そのラウンドで使用できるコストの残りは「０」

• プロット公開後の処理

プロット公開後の忍法は以下の順番に処理を行います
➊　覚悟・無拍子・影分身によるプロットの移動及び決定
➋　影法師によるプロットの決定
➌　奈落・斎垣・道返・鬼火・サトリ・羅眼による指定したプロットに効果を与える処理

• 同時攻撃とサポート忍法

同時攻撃でサポート忍法を処理する場合、「攻撃の代わりに」行うサポート忍法は同時攻撃後に適用されます
そうでないものは一部を除き即座に適用を行います
ただしダメージ・逆凪・変調・生命力の減少の適用は同時攻撃後に行われます

そうでないサポート忍法の効果は自分の手番中は即座に適用し、
自分の手番以外では同時攻撃終了時に改めて効果を適用するものとします

判定の達成値を変更する効果の優先順位

判定の達成値が算出された後、
判定を振り直したりその結果を書き換える効果を複数のキャラクターが同時に使用したい場合、
優先順位は以下のものとします。

➊　判定妨害
➋　響きの付いた完全成功
➌　忍法の効果
➍　神通丸
➎　遁甲符

• 同時攻撃と生命力を消費する忍法

同時攻撃の際に生命力を消費する忍法を使用する場合、生命力の減少はその手番の間のみ即時に適用します。
消費した生命力はその手番中のみ回復することが出来、生命力の数を参照する効果も消費した後の生命力を参照します。
その手番が終了してから該当プロットが終了するまでの間は通常通り生命力は減少していないものとして扱い
プロット終了時にその生命力の減少を適用します。

• 重症、禁術

同時攻撃でない時に該当する忍法を使用する場合、判定の後にダメージが発生します。

• シーンからの退場

戦闘からの脱落とシーンからの退場は別のものとして扱います。
死亡した場合もシーンから退場はしません。
(禁術や三千大戦世界の処理に影響します)

• 忍法の階級制限

忍法の効果で新たに忍法を修得する場合もその忍法を修得するために必要な
階級の制限は適用されます。
従者に対して中忍以上の階級が必要になる忍法を、忍法の効果で修得させることはできません。

• 背景 人質 

人質の背景を取得した場合セッション開始時に1d6を行い以下の表の効果をセッション中を受けます

1:生命点を1点失う
2:生命点を1点失う
3:ランダムな生命点を1点失う
4:面汚しと同じ効果を適用する
5:自分の奥義一つに弱み一つを追加する
6:特技一つを選んで未収得にする

• 奥儀開発：脆弱性(絶対防御) 

脆弱性の弱みが追加された絶対防御はクリティカルヒット及び範囲攻撃の生命点の減少に対しては適用されません
(断ち、撃ちに対してはその点数分のみ適用されます)

• 奥儀開発：巡らし(追加忍法)

現代・古流忍法問わず忍法を修得できます。

• 戦闘時

・戦闘中の１ゾロによるファンブルはファンブル表を振ります

・ダメージの確定は攻撃を行ったプロットの終了時に行われます

・同じタイミングで発生するダメージは接近戦、射撃戦、集団戦ダメージの順に処理を行います

・接近戦、射撃戦によるスペシャルのダメージは回避判定を行う前に決定します

・かばうはダメージならなんでも裁定するものとし、かばうことができます

・サポート忍法でダメージがあるものに対する判定は回避判定とは別の行為判定とします

・ラウンドの最後は忍法や修正や判定は使用順に処理します
　→プロット値が逆凪になります、判定が残っていても逆凪以降は判定不可となります
　→「ラウンドの終了」では「効果の適用タイミング」を処理した後に自主脱落の宣言が可能です
　→変調の回復判定は基本的にサイクル終了時、戦闘のラウンド処理時には行いません

・忍法の効果以外で回避判定の放棄不可とします

・最後の一撃は【生命力】を使用する忍法も使用可能です