暗号クロスワードの解き方

通常のクロスワードや「ニューヨーク・タイムズ・スタイル」のクロスワードとは異なり、クリプティック・クロスワードのヒントには文字通りの意味はほとんどありません。そのようなヒントを読んで答えを決定するのではなく、答えを明らかにするために注意深く解読する必要があります。すべての暗号のヒントには、定義、言葉遊び、指示語が含まれています。この公式と、最も一般的な8つの暗号クロスワードの仕掛けを覚えれば、難解な暗号クロスワードも解けるようになるでしょう！

方法1

ヒントの主要部分を特定する

1. ヒントの "定義 "をピックアップします。文頭か文末を探し、ヒント中のどの単語が "定義 "であるかを判断します。文頭か文末に定義があることがほとんどです。ヒントの "定義 "は、あなたが探している答えの文字通りの意味を教えてくれるので、とても重要です。

   • 次のヒントを考えてみましょう。「quoted from "は文頭にあり、ヒントの答えを示唆しているため、定義となります。この場合、"quoted "はヒントの答えの同義語であることが多い。
   • 定義が明確でない場合は、2つの可能性を識別し、ヒントの残りの部分を考慮して1つを除外する。Desire for Japanese money "では、"desire "か "Japanese money "のどちらかである。"日本のお金 "は "円 "の定義であり同義語である。
   • 定義だけでヒントを解くことは不可能である。しかし、定義があなたの思考を形成するはずです。定義がわかったら、それに関連する類義語や説明的な言葉を考えてみましょう。
2. ヒントの "言葉遊び "を確認する。定義を確認したら、ヒントの残りの部分を言葉遊びと考えましょう。ヒントの言葉遊びは誤解を招くように作られているので、文字通りに解釈しようとしてはいけません。言葉遊びを注意深く読み解きながら、パズル制作者によって隠されたヒントを特定し、ヒントを解いていきましょう。クリプティック・クロスワード・パズルのデザイナーは、言葉遊びをデザインする際、さまざまな「ヒントの仕掛け」やパターンを使います。

   • ヒントを解くには、その言葉遊びの中にどのような仕掛けが使われているかを知る必要があります。そこでインジケーターが活躍します。
3. 一般的な指示語を覚えて「指示語」を推測します。ヒントの言葉遊びの部分を見て、指示語を探します。この用語が、どの言葉遊びが使われているかを推測するのに役立ちます。指示語からヒントの仕掛けにたどり着いたら、その仕掛けのルールを応用してパズルを解いていきます。

   • 例えば、"edictly wrongly "の場合、"worrectly "が指示語です。一般的なヒントの仕掛けと指示語を勉強すれば、このヒントがアナグラムを使っていることはすぐにわかるはずです！
   • "wrongly "をはじめ、"broken"、"confused "などの単語は、単語の文字を並べ替えることで答えが見えてくる、アナグラムの仕組みを示しています。
   • この場合、"worrectly "は "edict "を指しているので、新しい単語を明らかにするために文字をかき混ぜる必要があることがわかる。ヒントの定義である「quoted from」の同義語なので、答えとなる。ほら、できた！
   • ヒントを解き始める前に、一般的なインジケーター用語とそれに対応するヒントの仕掛けを覚えておきましょう！

方法2

ヒントの文字から新しい単語を作る

1. アナグラムのヒントでは、ヒントの文字を並べ替えます。単語の文字を並べ替えることでアナグラムを解き、ヒントを見つけよう。前のヒントと同じように、単語遊びの文字をシャッフルすると、「edict」が「cited」になります。

   • アナグラムを見つけるには、変化や修正を示す単語を探します。よくあるアナグラムの指示語には、"transfer"、"cook"、"dress"、"out"、"off"、"moved"、"lost "などがある。
   • アナグラムに必要な単語は、指示語の直前か直後のどちらかにあります。
   • 例えば、次のヒントはアナグラムです：「聖人にふさわしい服装」。"Saint "が定義で、"Dress suiting a "が言葉遊びです。"dress "は変化を意味するので、これがアナグラムであることを示す。"dress "の前に単語がないので、それに続く単語 "suiting a "が並べ替えが必要な単語であることがわかる。"suiting a "を並べ替えると、聖人である "Ignatius "が現れる！
   • アナグラムはクロスワードパズルの中で最も長い単語であることが多い。
2. 単語のパーツをつなげて答えを見つけましょう。チャレードは、ヒントにある単語の一部をつなげて新しい単語を作ります。チャレードには通常、指示語はありませんが、"has"、"with"、"and "などの接続詞が含まれています。

   • どの単語をつなげればよいかは、類義語の観点から考える必要があります。
   • 例えば、次のヒント「wave cereal bowl」では、「wave」が定義です。消去法で "cereal "と "bowl "を使っていることがわかります。同義語を探すと、"bran"(シリアル)と "dish"(ボウル)になります。 単語を組み合わせるチャレードの方法を使えば、"brandish "が出てきます。"brandish "は、あなたが定義した "wave "の同義語なので、これが答えです。
   • 同義語だけでなく、チャレードのヒントを解くために単語の略語を使う必要があるかもしれません。例えば、"place on bottom of sack"。"pl "は "place "の略語で、"under "は "on bottom "の同義語です。この2つを組み合わせると "plunder "となり、"sack"（あなたの定義）の意味にもなります。
3. 異なる単語の文字を組み合わせて、隠されている単語のヒントに答える。"some"、"buried in"、"hold by"、"in part "などの指示語を認識して、隠された単語のヒントを特定する。ある単語の最初または最後の文字と、隣接する単語の文字を組み合わせてできる単語がないか、文章をスキャンする。

   • 例えば、"Scottish snack offered in disco nearby "というヒントでは、定義は "Scottish snack"、指示語は "offered in"、語法は "disco nearby "となります。
   • 隠された単語は必ず語句の中にあるので、注意深く読み取って、"scottish snack "の定義と一致する "disco nearby "のパーツを組み合わせてできる単語がないか考えてください。"disco "の最後の3文字と "nearly "の最初の2文字を組み合わせて "scone "を作ると答えが見つかります。

方法3

ヒントの意味を解読する

1. 二重定義のヒントを解くには、ヒントの二番目の意味を推測します。into"、"by"、"and "などの連結語を探し、二重定義を見抜きます。二重定義のヒントは、一般的に指示語を使わず、通常のヒントの形式とは少し異なります。定義、言葉遊び、指示語の代わりに、2つの定義があり、その意味が同じ解答を指しているのです。

   • 例えば、"expose tactics by removing glove "というヒントを考えてみましょう。あなたは "expose tactics "が1つの定義であり、"removing glove "という2つ目の定義と "by "という接続詞で結ばれていることを知っています。
   • 両方の定義の意味を考え、その共通点を見極めようとした結果、あなたは答えにたどり着くだろう："手の内を見せる"
2. 暗号のような定義のヒントを解くときは、ヒントの謎を解読しましょう。ヒント文にクエスチョンマークがあるかどうかで、暗号の定義がわかります。隠語的定義のヒントでは、ヒント全体がヒントとなります。

   • 次のヒント "Hairstyle with comb in it? "では、文全体の意味を表す単語を探します。"comb "は文字通りの意味ではなく、"honeycomb "を指しています。答えは "beehive"（蜂の巣）で、これはヘアスタイルであり、"honeycomb"（蜂の巣）に関連しています。
3. 同音異義語のヒントを解くには、同じ音の単語を探します。"hear"、"sounds like"、"say"、"spoken "など、音に関連する指示語に注目して、同音異義語のヒントを見つけましょう。同音異義語とは、"bow "と "beau "のように、意味は異なるが声に出すと同じように聞こえる2つの単語のこと。同音異義語の可能性のある言葉遊びを調べ、同義語を考慮するようにしましょう。

   • 例えば、"location of vision we hear "というヒントでは、"location "が定義で、"we hear "が指示語、"vision "が同音異義語になります。
   • 同音異義語を作るには、定義（"location"）と語法ターゲット（"vision"）の同義語を考える必要があります。この場合、"vision "の同義語は "sight "で、"site"（定義の同義語）の同音異義語です。したがって、ヒントの答えは "site "です！

方法4

単語を並べ替えて答えを見つける

1. 他の単語の中に単語を挿入して、コンテナのヒントを解きます。コンテナのヒントを見つけるには、"inside"、"around"、"in"、"inside"、"retain "などの指示語を探します。コンテナのヒントでは、文字または単語を他の単語の中に挿入して新しい単語を作ります。組み合わせる単語は、いつものようにヒントの語句のセクションにあります。

   • 例えば、"Make a change and put me in last "というヒントでは、"Make a change "が定義で、"put me in last "が言葉遊びです。"in "はコンテナのヒントであることを表します。last」に「me」を入れてもすぐには結果が出ないので、類義語や省略語で考える必要がある。
   • 同義語を考えてみると、"end "は "last "の同義語であることがわかります。"end "の真ん中に "me "を入れると、"emend "となり、"変更を加える "という意味になります。
   • "straide"、"clutchching"、"eating"、"going around"、"protecting "など、周囲の感覚を意味する指示語にも注目しよう。
2. 反転のヒントを使うときは、単語を逆に綴る。逆転のヒントを見つけるには、ヒントに "backfiring"、"coming back"、"going west"、"go around"、"spun"、"recalled "などの指示語が含まれていないか注意する。方向性を示すこれらの単語は、ヒントの答えが単語を逆に綴ることを意味することがよくあります。

   • 次のヒントを考えてみましょう。まず、定義（"restrain"）、語法（"New York team"）、指示語（"going west"）を確認します。
   • 同義語を識別する力を使って、あなたは「メッツ」がニューヨークのチームであること、そして「メッツ」を逆から綴ると「ステム」になることを巧みに推理する。"stem "は "restrain"（あなたの定義）の同義語でもあるので、"stem "が答えとなる。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Solve a Cryptic Crossword 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。