正確なカードの投げ方

カード投げのマジシャン、リッキー・ジェイが言うように、トランプで「メロンのパチパチした外皮」を貫通できるようになりたければ、力強く投げることを学ぶ前に、正確に投げることを学ぶ必要がある。十分に練習すれば、さまざまな投げ方、握り方、最も正確な投げ方を学ぶことができる。

投げ方1

オーバーハンドで投げる

1. カードを正しく握り、オーバーハンドで投げる。最もパワーがあり、正確性が期待できる投げ方はオーバーハンド・トスで、世界中のカード投げの達人が使っている。最も早くから実践していたのはハワード・サーストンというステージ・マジシャンで、彼はオーバーハンド・トスでパワーと正確性を出し、観客を驚かせました。自分に合った握り方を見つけることは、正確な投げ方を習得する上で最も重要なことである。 ほとんどの握り方のバリエーションには、有名なカード投げの選手の名前が付けられている：

   • サーストングリップは、カードの短辺を人差し指と中指で挟み、カードの大部分が手のひらの方を向くようにする。他の指はすべて立てて邪魔にならないようにする。
   • ヘルマン・グリップは、別のマジシャンの名前にちなんで名付けられたもので、カードを親指と中指で挟み、カードの中央から3分の1ほど下げたところで、人差し指をコーナーで反対側のエッジまで巻き込み、スピンをコントロールしやすくします。カードの大部分は手の平を向いているはずです。
2. 手のひらを上にして構える。最も正確な基本トスは、カードを頭の横で折り曲げ、手首のフリックでリリースすることによって起こる。カードに正しいスピンをかけるには、手のひらを上に向け、好みのグリップ・スタイルでカードを握る必要がある。
3. 手首をカーブさせ、腕を肩の上で巻き上げる。カードが手首に収まるように手首を内側に曲げ、肘を曲げて手を頭の横に引き寄せ、腕を投げる準備をする。小指は、腕がコックして準備ができたときに、ちょうど耳と同じくらいになるようにする。

   • 適切な動作を覚えて練習するには、腕全体に力を入れずに手首をカーブさせ、十分なスピンをかけてカードを投げてみる。慣れてきたら、カードを頭の横に持っていき、トスに力を入れる。
4. 手首を前にスナップを利かせる。素早くスムーズな動作で、腕を肩から前に振り、野球のボールを投げるように踏み込んで投げる。その動作の最後に手首を広げ、中指と薬指を少し広げてカードを離す。
5. 練習を続けよう。できるだけスムーズにカードをリリースできるように練習してください。できるだけスムーズな動作を心がけることが、カードを空中に浮かせたり、風に乗ってあちこちに移動させたりするのではなく、カードを回転させたり、空中を切り裂いたりするための鍵である。

   • この動作を練習するときは、カードを投げるときに手首を腕の他の部分と一直線になるように広げることに特に注意してください。多くのことがそうであるように、すべては手首にあるが、パワーは肘から生まれる。

方法2

フリスビー投げ

1. カードを正しく握る。リッキー・ジェイをはじめとする強力なカード投げのパイオニアが開発した、一般的で正確な投げ方にフリスビー投げがあります。ファーガソングリップやサーストングリップでもフリスビートスは可能ですが、リッキージェイグリップでカードを持つのが一般的です：

   • リッキー・ジェイの握り方を習得するには、人差し指をカードの片隅に置き、親指を上に置く。他の3本の指はカードの長辺の下に沿って折る。
   • このグリップは、他の2つのスタイルのハイブリッドのようなものです。親指は中指と同じようにカードの反対側に置き、ヘルマン・グリップのようにカードを挟みます。
2. カードを手首に巻き戻します。先ほどと同じようにカードを手首に巻き戻しますが、手首は地面と平行に持ち、フリスビーを持つときのように小指を下に向けます。また、カードを持つ手とは反対側の脇の下にカードを近づけるように腕を体に巻きつけてもよい。

   • リッキー・ジェイは実際に投げる手を頭上に持ち上げ、オーバーハンドスローをするように見えるが、そのメカニズムはオーバーハンドスローというよりフリスビートス、あるいはその2つの組み合わせに近い。カードが頭の反対側の耳に触れるように見える。
3. 手首に力を入れて。スピンのメカニズムを正しく理解するために、最初のうちは腕の動きはほとんどないほうがいい。練習するには、腕をつかみ、手首の動きだけでカードを打ち出す練習をする。

   • 練習してカードをミスなく投げられるようになったら、さらにスピードを上げるために腕を動かしてみてもいいだろう。
4. 手首を前にフリッカーさせる。カードが左右にぶれないように、腕を地面に対してできるだけまっすぐ水平に保ちながら、手首を前にスナップを利かせてカードを投げる。

   • 一般的には、オーバーハンドスローと同じように、手首を使って正確にカードを投げる練習をすればよい。方向が違うだけで、メカニズムはほとんど同じです。手首を使うことに変わりはないが、パワーは肘から来る。
5. カードをリリースする。指先が当てたい目標に向いたら、最後に手首を勢いよく動かしてカードを離し、指を素早くまっすぐ伸ばしてカードを離し、好きな方向に回転させる。全ての動作を正しく行うには練習が必要だが、正確に投げることを学ぶには、細部に注意を払うことが必要である。

方法3

正確に投げる

1. スピンに集中する。正確に投げられたカードは、スピンの動きで動く。X-MENのマンガでガンビットがカードを投げるときのように、カードは空中をまっすぐ飛んでいかない。投げるときの粘着力と正確さを最大限に引き出すには、カードをできるだけ回転させること。

   • 手首と指を一度に、できるだけ素早く伸ばす練習をしよう。トスの頂点で、手首にフリックを入れるように、ほんの少し動きを速くする。これが、ダサいカードと切れるカードの違いになる。
2. 適切なターゲットを狙う。カード投げでよく使われる的は、発泡スチロールや果物である。カード投げの経験者は、数歩離れたところからジャガイモにトランプを突き刺すことができるし、メロン、リンゴ、発泡スチロールの裏、段ボール、その他の表面にも突き刺すことができる。角がしっかり刺さるようになるまで投げる練習をしよう。

   • 人の顔や体に向けてカードを投げてはいけない。まだ力任せに投げていなくても、カードが目に入れば非常に危険です。十分に注意し、適切なターゲットにのみカードを投げて練習しましょう。
3. いろいろなグリップを試してみましょう。正しい投げ方は一つではないので、様々なグリップやテクニックを試しながら、自分に合った投げ方を見つけることが練習になります。それぞれのテクニックの中から好きなものを選び、それらを組み合わせて自分なりのハイブリッドな投げ方にしてみよう。それを自分のものにしてください。

   • YouTubeでリッキー・ジェイのカード投げを見て、彼がどのようなモーションでカードを投げ、どのようなキレがあるのかをよく観察してみよう。マジシャンやカード・エキスパートの演技を見に行って、より多くのことを学び、できる限りのトリックを身につけましょう。
4. .手品、特にカード投げを上達させるには、手首と前腕の器用さと筋力をつけることに時間をかけるとよいでしょう。手首と手の力が強ければ強いほど、より正確にカードを投げることができるようになります。

   • カードを投げた後は手首を伸ばし、投げる前には手首をほぐすとよい。そのためには、膝をついて手のひらを地面につけ、手首をまわして指が自分のほうを向くようにします。お尻を地面に向けて手のひらを平らにし、手首を伸ばす。
5. 新しいカードを使う。長年ラミーをプレイしてきた古いカードよりも、硬くてパリッとした新しいカードの方が投げやすい。自分に負担をかけたくないのであれば、投げるのに耐えられる新しい質の良いカードを手に入れ、定期的に交換することで、投げる正確さとパワーを最大限に引き出すことができる。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Throw Cards Accurately 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。