子供向け宝探しの作り方

寒くて外で遊べない日でも、誕生日パーティーでも、何でもない日でも、宝探しは子供たちを楽しませる簡単で素晴らしい方法です。宝探しは、子供たちの身体的、知的発達を向上させ、いつまでも続く大きな楽しみを提供します。ここでは、子供向けの宝探しのアイデアをご紹介します。

方法1

宝探しの準備

1. 対象者を知りましょう。子供によって楽しめる手がかりの種類は異なります。通常、宝探しの難易度を考え、適切な年齢に合わせることが最大のポイントです。他に考慮すべき点は以下の通り：

   • 子供たちの年齢。知的レベルが参加する子供たちに直接合っていることを確認する必要があります。
   • 宝探しの所要時間：低年齢の子供たちは、一度飽きてしまうとすぐにイライラしてしまいます。
   • 食物アレルギーを持つ子供や、特別なお菓子を欲しがる子供がいるかどうか。
2. 年齢相応の広い場所を選ぶ。子供たちを歩き回らせるには十分な広さが必要だが、迷子にさせるには十分ではない。迷子にならずに広い範囲を動き回りたいなら、年少の子供にはグループで、または大人の「バディ」と一緒にハントをするとよいでしょう。

   • 2～4歳の子供には、慣れ親しんだ家の中で宝探しをさせる。この場合、監督者がいる狭い場所が望ましい。
   • 5～8歳の子供には、家の中と外で宝探しをさせる。この場合も監視が必要で、外の場合は一般の人とは別にする。
   • 9～12歳の子供には、学校や公園などの場所で行う。こうすることで、子供たちはより自立することができる。
   • ティーンエイジャーの場合は、小さな町やファーマーズマーケット、あるいは広々とした野原などで行う。
3. 宝探しの形式やテーマを決めましょう。宝探しには、大勢の子供たちを気ままに送り出すだけではありません。ホビット』のようなテーマであれ、食材やレシピを探すクッキングハントのような形式であれ。もちろん、手がかりと地図がある古典的な宝探しでも問題はない！

   • テーマは、みんなにコスチュームを着てもらう良い口実となり、多くの子供たちにとってより「現実的」なものになります。例えば、安い眼帯とプラスチックの剣を買ってきて、海賊の戦利品探しと称してもいい。
   • さらに競争させたい？子供たちを2つのチームに分け、宝物まで競争させる。こうすることで、子供たちはチームワークを高め、コミュニケーション能力を向上させることができる。子供たちの年齢が十分に大人であることを確認してください。
   • 子供たちは、各ヒントから1つずつ賞品を探し出すのでしょうか、それとも最後に1つの大きな宝が待っているのを待つのでしょうか？
4. 宝探しの所要時間を決めましょう。経験則では、子供の忍耐力は、年齢の2倍の数のヒントを見つけるまで続くと言われています。もちろん、年長の子供でも26個の手がかりを見つけると、少し疲れてしまうかもしれません。ヒントとヒントの間隔にもよりますが、一般的には5～15個がちょうどよい長さです。
5. 素敵な宝物を作ろう最後のヒントは、何らかの宝物や楽しいアクティビティにつながるものでなければなりません。最初に宝を手に入れた人やチームにも賞品を用意して、宝探しに競争心と緊張感を与えましょう。

   • 絵や画用紙で箱を飾り、キャンディーやコイン、おもちゃなどのお宝を入れます。
   • 宝物は物である必要はない。子供たちが楽しい "秘密の森 "に到着するように、素敵な食事やパーティーエリア、ゲームを用意してもいい。
   • 小さい子供たちのための宝探しなら、見舞いの賞品があることを確認しよう。
6. ヒントを書くときは、最後の宝物から逆算する。結末が分かれば、宝探しに参加させるのはとても簡単です。各ヒントは次のヒントにつながる必要があるので、自分の場所のヒントをどのように書くか考え、それを隠して繰り返します。もちろん、最後に書いたヒント（そして子供たちが最初に見つけたヒント）がスタート地点に戻るようにします！

   • 最初のヒントは簡単なはずですが、狩りが進むにつれて難易度が上がっていくことを覚えておいてください。
7. 簡単なルールシートを作る。最初にルールを配り、子供たちがそれを読んで使える年齢であれば、手元に置いておくように言う。年齢が低い場合は、保護者や付き添いの人たち数人と共有し、強制するのを手伝ってもらいましょう。特別な配慮が必要な場合も、ここに書いておくとよい。考慮すべき点は以下の通り：

   • 立入禁止の場所や、絶対に手がかりがない場所。
   • 手がかりを「提出」する場所や、立ち往生した場合の対処法。
   • 道に迷った場合の緊急連絡先
   • 制限時間や、まだ「優勝」していなくても家に戻れる時間。

方法2

さまざまなタイプのヒントを書く

1. 韻を踏んだ手がかりやなぞなぞを作る。古典的な宝探しのヒントは、単純な対句、つまり韻を踏んだ行です。最初の手がかりを見つけるには、接着剤のそばを探します」のような簡単なものから、「私たちは一緒に旅をします、一人は黒、一人は白、あなたは食べ物が適切でないときだけ私たちに会います」（塩と胡椒のそばで）のような不透明なものまであります。
2. 絵を手がかりにする。調査すべき場所の絵を描いたり写真を撮ったりして、実際の場所がどこなのかを把握する。これは、すぐに動き出すことができるため、小さい子供たちには最適な手がかりとなる。高学年の子どもたちには、年代物の写真や衛星写真、極端なクローズアップ写真などを使って、難易度を上げることもできます。
3. ヒントの一部にゲームを取り入れる。例えば、同じカップを3つ用意します。どのカップの下にヒントを隠すかを子供たちに見せ、カップを素早く混ぜ合わせます。子供たちは、どのカップにヒントが隠されているかを当てるのです。エッグレースや小さな障害物競走、ミニ借り物競走などもできます。

   • これは、狩りの途中で休憩するのに良い方法です。最初の4～5個のヒントを与えてから、中盤のゲームの準備をします。ゲームが終わったら、次の4～5個の手がかりを探す前に、食べ物、水、日焼け止めを手に入れることができる。
4. 秘密の暗号や見えないインクを使って、ヒントを少し難しくする。見えないインクを作る最も簡単な方法は、白いクレヨンで何かを書き、子供たちに蛍光ペンでその上に書かせることです。空白」のヒントをどうするか、子供たちに自分で考えさせます。

   • どの年齢の子供でも、部屋の明かりをすべて消して真っ暗にすることもできます。子供たちには、懐中電灯を使ったり、手探りで手がかりを探すように言います。
5. 手がかりを「グロい」ものや探検して楽しいものの中に隠す。濡れたスパゲッティの「脳みそ」のボウルに手がかりを沈め、子供たちに中を探させるのもよい。防水加工された手がかりがあれば、プールの底に入れて、子供たちに飛び込んだり泳いだりする機会を与えることもできる（監督者がいる限り）。子供たちが動いたり、いろいろなことを試したりするようなものなら、何でも楽しいだろう。
6. 年長の宝探しには、複数のパーツからなる手がかりを考えてみよう。例えば、ネットでオーダーメイドのパズルを安く手に入れ、それをヒントと一緒に印刷する。そして、小さなヒントごとにパズルのピースを配り、それを積み重ねることで最後のヒントや秘密が見えてきます。その他のアイデアとしては

   • ワードスクランブルの一部として、ヒントごとに文字を配る。スクランブルされた単語は、別のヒントへのパスワード、または最後の宝物を明らかにする答えとなる。
   • 最終的な答えは、他の手がかりに共通するものである」、「最終的な手がかりは、他の手がかりの最初の文字からきている」など、テーマを決めて出題する。
7. 人気のキャラクターや歌など、年齢に合ったトリビアを盛り込む。テーマを決めて宝探しをする場合は特に楽しい。例えば、「ハリー・ポッターが子供の頃に住んでいたのは、家のどの部分だったかな？

   • 事前に何人かの子供たちに、これらのヒントが実際に関連性があるか、答えられるかを確認しておきましょう！
8. 古典的な「ヒント」の代わりに地図を使う。これは、パズルや複数のパーツからなるヒントによく合います。地図にイラストを描き、意図的に誤解を招くような部分（「誤って」消してしまった部分など）をいくつか書きます。そして、地図のそれぞれの場所に、小さな賞品や最後の宝物を開けるのに必要な手がかりを置く。

方法3

宝探しを実行する

1. 宝探しにふさわしい服装を事前に伝えておく。屋内で行う宝探しと、屋外で森を駆け回る宝探しでは、子供の準備に大きな違いがあります。宝探しのヒントや目的地はあなたしか知らないのですから、どんな服装で行けばいいかを必ず伝えておきましょう。

   • 特に屋外の場合は、天候も考慮しておきましょう。雨が降っても、狩りはできますか？
2. 子供たちに最初のヒントを提示する何か楽しい方法を決めましょう。一般的なアイデアとしては、最初のヒントが何らかの形で別の場所につながり、その場所にまた別の場所につながるヒントがある、というように宝物にたどり着くまで繰り返します。しかし、最初のヒントは通常、ドラマチックな方法で届けられ、物事を勢いよくスタートさせる：

   • 蝋で封をした」封筒やミニ宝箱、瓶に丸めたものなど、クールな箱や包装の中に手がかりを入れる。
   • 横断幕や看板、大声で発表するなどして、全員に一斉にヒントを提示する。
   • パイ食い競争やエッグレースなど、ゲームやチャレンジを行う。チャレンジが終わったら、最初のヒントをもらう。
3. 子供たちが行き詰まった場合は、手助けや指導ができるようにしておく。チャレンジすることは良いことですし、毎回手助けする必要はありませんが、子供たちはヒントでつまずくとすぐにイライラしてしまいます。子供たちが不安になったときに正しい方向へ導いてあげられるよう、「予備の」ヒントをいくつか頭の中に入れておきましょう。

   • 子供たちには最初に、あなたや他の保護者の居場所を知らせておきましょう。また、他の付き添いの人たちにもヒントの場所を伝えて、手伝ってもらえるようにしましょう。
4. 特に長い狩りになる場合は、水、スナック、日焼け止めを用意しましょう。子供たちが手がかりを探しながら最後に思いつくのは、水分補給と日焼け止めです。そのため、子供たちの手元に置いておくか、いくつかの手がかりのところに水筒やブロックなどを置いておき、移動中に補給できるようにしておくとよい。

   • グラノーラ・バーを2箱ほど用意しておくと、外出先でのスナックとして最適だ。最初に配ってもいいし、途中で配ってもいい。
5. 狭い場所でない限り、10歳未満の子供と一緒に行動しましょう。小さな子どもは、常に目を離せない状況でない限り、一人で外出させるべきではない。バディシステムとは、子供たち一人一人に少なくとも一人は一緒に行動するパートナーがいることで、子供たちはより早く、より安全に狩りを終えることができる。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Make a Treasure Hunt for Kids 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。