ストリング・フィギュアのやり方

糸あやつり人形は、世界中で遊ばれている子供の遊びの一種である。最も古いゲームのひとつで、おそらく石器時代に始まったと考えられている。これらの多くは、複数の文化圏で一貫しているオープニングAと呼ばれる基本図形から始まります。オープニングAをベースとした、より複雑なストリング・フィギュアを作る前に、オープニングAの形をマスターする必要があります。 知っておくと便利な他のオープニングには、ナバホ・オープニングとマレー・オープニングがあります。 オープニングAほど普及していませんが、これらのオープニングは、それぞれの文化圏で見られるほとんどのストリング・フィギュアのベースとなっています。

パート1

はじめに

1. ストリングを用意する。ひもや毛糸なら何でもよい。紐の長さはいろいろあるが、一般的には3～6フィート（約1.5～2.5m）が最適である。 色とりどりの紐を使うと、自分の動きを把握しやすくなる。
2. 紐の両端を結びます。結び目がしっかりしていて、大きすぎないことを確認する。玩具メーカーの中には、このゲーム専用の輪になったひもを販売しているところもある。ヒモが肌の上をスムーズに滑ることができ、火傷の原因にならないことを再確認する。
3. 親指にひもをかける。両手を前に出し、両手の親指を上に向ける。紐の一部を胸に向けた親指の側面にかける。両手はだいたい15センチほど離し、手のひらを向かい合わせにする。
4. 小指を使い、遠い方の親指のひものどちらか一方をつまむ。手のひらを少し近づける必要があるかもしれない。必要であれば、手首を少し前に倒す。

   • ストリングの位置が適切であれば、ストリングは手のひらを斜めに横切り、小指と親指の後ろの付け根の上で輪になっているはずである。
5. 両腕をできるだけ大きく広げる。両手を胸と水平に保ち、手のひらを向かい合わせにする。その結果、たるみのない長方形の輪ができるはずだ。これをポジション1またはファーストポジションと呼ぶ。

パート2

オープニングAの習得

1. 右手の人差し指で、左の手のひらを横切るストリングの部分をつまみます。そのためには、まず手のひらを近づけ、触れそうにする。右手の人差し指が左手のひらの中央に来るように右手を下げる。右手の人差し指を弦の下に入れ、弦が爪の上でループするようにする。
2. 両手を元の位置に戻す。手のひらを向かい合わせにする。両腕を後ろに広げてひもを締める。弦は張っている必要はない。たるまないように注意する。
3. 両手を逆にして1～2のステップを繰り返す。右手を交差させたひもを左手の人差し指にかける。両手を広げ、手のひらを向かい合わせにする。ひもは親指、人差し指、小指の背中で輪になるようにする。他の指に輪がかかっていたり、これらの指が欠けている場合は、やり直す。
4. 指を広げたとき、図が縦、横、斜めに対称になるようにする。弦は手のひらの間で2回交差し、中央で2つのXを形成する。

   • 適切な形について考えるひとつの方法は、中央の大きなひし形が、その上下の角度によって2つの三角形に接続されていることである。残りの2つの角は人差し指のところにある。三角形の底辺は、親指と小指の間にある平行な弦の部分である。

パート3

オープニングAのパーツを学ぶ

1. "紐 "と "縄 "の違いを認識する。ストリングとは直線の部分のこと。ヌースとは、指の周りにある輪のこと。ほとんどのストリング・フィギュア・ガイドでは、この呼び方を用いている。
2. ストリングの違いを覚えましょう。親指に近い方の弦は、胸に最も近いまっすぐな弦で、遠い方の弦は、親指から最初のXの部分までの弦です。人差し指に近い方の弦は、このXの中心から人差し指までの弦で、遠い方の弦は、人差し指から始まり、さらにXの部分で終わります。最後に、遠い小指の弦は、右手と左手の小指の間を通る部分である。

   • ガイドによっては、"小指 "の代わりに "小指"、"人差し指 "の代わりに "人差し指 "または "ポインター・フィンガー "を使うものもある。
3. いろいろな縄を覚えよう。各手3本ずつ、計6本の縄がある。左右の親指、人差し指、小指だ。それぞれの指の最後の指の関節の上に縄がくるようにする。

パート4

ナバホ・オープニングを学ぶ

1. 左右の人差し指に紐をかける。手のひらを外側に向けて両手を開く。近い方の紐は短く、両手の間の距離と同じくらいにします。遠い方の弦はとても長くする。
2. 左手の親指を遠い方の人差し指の弦の右側の下に通す。両手を近づけ、左手の親指で弦を引っ掛ける。左手を元の位置に戻す。右手の人差し指の下から左手の親指に弦が伸びているはずです。
3. 右手の親指を人差し指の弦の左側でループさせる。右手とぶら下がっている左手の人差し指の弦を使って、ステップ2をミラーリングする。右手を元の位置に戻し、手のひらを下にします。弦は両手の間でX字を描くようにし、人差し指の間に短い手前側の弦、親指の間に長い奥側の弦をかける。
4. 両手を離して弦を均等にする。手首を回転させ、互いの手のひらが向き合うようにします。正しく形成されたナバホ・オープニングは、オープニングAよりもはるかに角度がないはずである。人差し指と親指を結ぶ2本の平行な紐が内側にあるはずである。この2本の紐の下には、人差し指と親指を結ぶ2本の紐でX字を形成する。

パート5

マレー・オープニングの習得

1. 両手の人差し指に1回ずつひもをかける。両手は胸の高さに添え、人差し指は上に向ける。遠い方の弦は短く、近い方の弦は非常に長くする。

   • このオープニングはインデックス・オープニングと呼ばれることもある。
2. 遠い方の弦の中に円を作る。両手を近づける。右手の人差し指と親指を使い、たるんだ部分を輪になるようにつまむ。両手の人差し指と親指でループを持ち、ループが上を向き、十字が下になるようにする。
3. 両手の人差し指を輪に通す。人差し指を輪に引っ掛けるために、手首を少し外側に回す。それぞれの人差し指に2本の輪ができる。また、2本のまっすぐな近い方の弦と、1組の交差した遠い方の弦があるはずです。
4. 両手を離す。正しいマレー・オープニングは、それぞれの人差し指に2本の縄があるはずです。片方の縄は下の指の関節の上に置き、もう片方の縄は指の爪の根元付近で交差させる。中央をXが横切る横長の長方形のようにする。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Do String Figures 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。