ロープダーツの作り方

ロープダーツは古来より使われてきた中国の伝統的な柔軟武器である。西洋のフレイルやムチに似ているが、それらの武器とは異なり、絡める、拘束する、打つ、貫く、首を絞めるなどの技を駆使する高度に専門的な戦闘スタイルが進化した。 最近では、「ダーツ」に火をつけたり、LEDで光らせたりして、光で模様を描く一種のパフォーマンス・アートとしても人気がある。 武術の練習用であれ、フロー・アートのスキルを磨くためであれ、ロープダーツを作るのに必要なのは、わずかな材料と少しの手間だけである。

作り方1

練習用ロープダーツを作る

1. ロープのサイズを測ります。長さの違うロープダーツには、様々なスタイルがあります。一般的に、ロープダーツの汎用性を最大限に引き出すには、まず腕を伸ばした状態で指先から指先までの長さを測ります。この長さでロープを持ち、それに肩から床までの距離を足す。

   • ロープの端に輪を作ると扱いやすくなる。
   • また、長いロープのスタイルが自分に合っていると思った場合にも、余分なロープは重要です。
   • ロープダーツを長くしすぎると、ダーツのヘッドが地面を引きずって破損することがあります。ロープダーツの寿命が短くなります。
2. 最後に輪を作ります。輪の大きさは、手にフィットする程度にしますが、不器用でかさばらない程度にします。ロープの端に丈夫な輪を作るには、蝶結びが理想的です。ボウラインノットの作り方

   • ループの根元になる部分に輪を作ります。ループからロープの端までの長さが持ち手になります。
   • ロープの端をループに通します。
   • ロープの端をロープの後ろに持っていき、ループに通します。
   • 強く引っ張って結び目をしっかりと固定する。
3. 3つのテニスボールすべてに反対側の切れ目を入れる。マルチツールの刃を開くか、鋭利なナイフを用意し、カッティングツールで各ボールの反対側に1回ずつ切れ目を入れる。スリットの大きさは、絞ったときにボールがロープを通すのに十分なスペースを確保できる程度にする。

   • 切れ目を大きく入れすぎないように注意してください。そうすると、テニスボールがバラバラになってしまいます。
4. 3つのテニスボールをつなげ、端を結びます。テニスボール1個ずつにロープを通します。次に、緩んだロープの端を反対側に通し、次の2つのテニスボールも同じようにします。

   • テニスボールが抜けないように、ロープの端を簡単な結び目で縛ります。
   • 端のテニスボールは、伝統的に金属でできている実際のロープダーツヘッドの重さと抵抗をシミュレートします。

方法2

リアルなロープダーツを作る

1. ロープダーツのラインを測ります。ロープか細いチェーンを両手に持ち、腕を左右に伸ばします。この長さに、自分の肩から床までの長さを足します。これがロープダーツのラインの理想的な長さです。

   • ダーツと反対側のロープの端に持ち手をつけたい場合は、15.25cmほど長さを足してください。
2. ダーツにリングをつける。リングは縛った布で作ってもいいし、ニードルノーズプライヤーを使って金属のリングをダーツに曲げてもいい。金属製のリングはお近くのホームセンターで購入でき、ロープダーツで練習するときにジャラジャラと音が鳴ります。

   • どちらの場合も、リングをダーツの根元に取り付けます。
   • ダーツによっては、リングを根元の隙間に通すこともできます。
   • リングをダーツの土台に結び目や折り曲げる必要があるかもしれません。
   • 伝統的には、4～5個のリングをダーツに取り付けます。
3. 最後のリングに短いリボンを結ぶ。ストリーマーやリボン、その他のアクセントをダーツに結びつけるのは、血液が他のラインを滑りやすくするのを防ぎ、ドラグを生み出すためである。これらによって、戦闘の内外で、より良いコントロールと操作が可能になる。

   • リボンの長さは6インチ（15¼cm）で十分である。
4. ダーツの近くに旗や羽根をつける。この方法は、リボンやストリーマーと同じ抗力をもたらすだけでなく、歴史的には戦闘中にダーツを隠すためにも使われてきた。明るくカラフルな旗や羽根は、戦場で敵の注意をそらし、ロープダーツをより効果的にする。

   • ロープダーツに旗や羽根を添えることで、練習を観察している人に視覚的に楽しんでもらうこともできる。鮮やかな色は、ロープダーツを振るときに形を作る。
   • ダーツに杭を使う場合、本物のロープダーツのように的に刺さらないことがあります。これを修正するには、ナイフで杭を研ぐとよい。
5. ロープをダーツにつなぐ。ダーツの先端にロープを通すスペースがあり、簡単な結び方ができる場合は、そうしてください。そのようなスペースがない場合は、パイルヒッチのような別の結び方をするとよい：

   • ラインのダーツの端を輪にする。
   • ダーツの根元にループを一回巻きつける。
   • ループをラインの上で交差させる。
   • ループをダーツの先端から下に滑らせ、ループの巻き終わりを結ぶ。
6. 最後にループを作るか、ハンドルを作る。太い木のビーズをロープダーツの先端にスライドさせ、ビーズを固定するためにラインの端に簡単な結び目を加えることで、シンプルなハンドルを作ることができる。また、ロープダーツの端を蝶々結びで輪っかにして、持ち手にすることもできる：

   • ループの根元になる部分に輪を作ります。ループの根元にループを作り、ループからロープの端までの長さがハンドルになります。
   • ロープの端をループに通します。
   • ロープの端をロープの後ろに持っていき、ループに通します。
   • 強く引っ張って結び目をしっかりと固定する。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Make a Rope Dart 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。