ブラックジャックでペアをスプリットするタイミングを知る方法

ブラックジャックのほとんどのバージョンでは，ペア（同じカードが2枚）が配られたら，それを2つの新しい手札に分けるオプションがある．さらに2枚のカードが配られ(1枚ずつ)、ベット額は2倍になります。各ハンドは普通にプレイし、ディーラーに勝つ（または負ける）チャンスが2回あります。ブラックジャックでペアをスプリットするタイミングを知ることは，高レベルのプレイに不可欠である．何より，カードの価値は10種類しかないので，全ての状況で何をすべきかを暗記することは難しくない．

ブラックジャックヘルプ

方法1

常にスプリットすべき場合

1. 常にエースをスプリットする．ブラックジャックでは、ディーラーがどんなカードを出していても、常にスプリットするのが理にかなっている状況がいくつかある。例えば，エースのペアが出たら，常にスプリットすべきである．スプリットすることで，強いハンドを得るチャンスが増える．以下をご覧ください：

   • 2枚のエースを1枚のハンドとしてプレイした場合、12からスタートすることになります（1枚は11、もう1枚は1としてプレイします）。21を出せるのは9だけです。10か表向きのカードがあれば、2枚目のエースを1の値でプレイすることになり、12に戻ります。
   • 一方、スプリットした場合、どちらのハンドでも21を出す方法は4通りある（10、J、Q、Kが配られる）。
2. 常に8をスプリットする。エースの他に，ブラックジャックの専門家がスプリットするように言うペアは，8である．エイトを一つの手としてプレイする場合，良い手を得るのは難しい．スプリットした方が，確率は高くはないが，数学的には有利である．以下を参照：

   • つの8を1つの手としてプレイすると、16（非常に弱い手）から始まります。この時点で打つのは危険である。5以上だとバストしてしまうので、最初からハンドを失う確率は約60%です。
   • 一方、スプリットした場合、最初のヒットでバストアウトすることはありえないので、少なくともより有利なハンドを手にするチャンスはある。
3. セカンドペアが配られたら、必ずエースかエイトをスプリットし直すこと。スプリットすると、ディーラーは新しいハンドをそれぞれ1枚ずつ、合計2枚のカードをあなたに渡します。これでエースかエイトのセカンドペアが配られたら、それを自分のハンドとして扱い、再度スプリットする。

   • この場合、元のベットの3倍を賭ける必要があることに注意すること（最初のスプリットでは2倍を賭ける必要がある）。
   • ハウスルールはここで変わるかもしれない．ほとんどのブラックジャックゲームでは，最大3回までスプリットすることができる．

方法2

スプリットしてはいけない場合

1. 10をスプリットしてはいけない．これはブラックジャックの初心者にありがちなミスである．10をスプリットすると，せっかくの素晴らしい手札を犠牲にしてしまう．下記を参照．

   • 10のペアをプレイした場合，手札の価値は20である．10をスプリットする場合、スタンスを改善するためにエースを手に入れる必要があります。統計的に言えば、10をスプリットすると、最初の手札より悪い手札が2枚になる可能性が高い。
   • カードカウンティングの専門家の中には，非常に特殊な状況で10をスプリットすることを勧める人もいる．例えば，カードカウンティングをしていて，シューに10がたくさん残っていることが分かっている場合，ディーラーが5や6（これは弱いハンドを示唆している）を示しているときに10をスプリットするのは理にかなっている．こうすることで，ディーラーが運がよくないとあなたにマッチしないか，勝つことができないのに対して，あなたは少なくとも1枚の20を手にする合理的なチャンスがある．
2. 決して4をスプリットしてはならない。フォーのペアをスプリットすると、弱いハンドを2つ持つことになり、意味がない。スプリットには元の賭け金の2倍の賭け金が必要であることを忘れてはならない。

   • フォーのペアでヒットした場合、バストアウトすることは不可能である-最高でもエースが出れば19であり、これはかなりまともなハンドである。4をスプリットした場合、価値の低い手（2か3が出た場合）か、ヒットしてもバストアウトできる手（8以上が出た場合）が残る可能性が高い。5、6、7が出れば、元より有利になる。
3. 決して5をスプリットしてはならない。5のペアを見たら、それがペアであることを忘れ、10を1枚出すのと同じように扱う。ディーラーの9、10、エース以外に対しては、10をダブルダウンすること。これら3つの可能性に対しては、ただヒットする。

   • 5ペアのスプリットは4ペアのスプリットに似ているが、より悪い。5ペアの場合、バストアウトすることはできず、最初のヒットで21が出る可能性がある。スプリットした場合、弱い手（2、3、4が出た場合）か、ヒットしてもバストアウトする可能性のある手（6以上が出た場合）が残ることになる。5でスプリットして有利になる方法はない。

方法3

スプリットが良い場合もある

1. ディーラーが7以下を示した場合、2、3、7をスプリットする。上記で挙げた例は、ほとんど破られることのないルールである。それ以外のペアの場合、ディーラーがどのカードを見せるかによって、最善の方法が変わってきます。例えば、ツー、スリー、セブンのペアは、ディーラーが比較的低いカードを見せた時にスプリットすべきである。ディーラーが8以上のカードを持っている場合は、そのままヒットする。

   • いくつかの資料では、ディーラーが8を示した場合、2と3をスプリットすることを勧めている（7はスプリットしない）。
2. ディーラーが2から6を示した場合は6をスプリットする。ディーラーが7以上の場合、ヒットする。数学的には、6をスプリットした方が弱いディーラーのハンドに勝てる可能性が高くなります。ディーラーがより強いハンドを持っている可能性が高い場合は、ヒットしてハンドを改善するのが最善の策です。
3. 2から6、8、9に対して9をスプリットする。ディーラーが7、10、エースを出している場合は、ヒットせずにスタンドする。18でヒットするのは自殺行為に等しい。2か3以外はバストアウトになります。

この記事は，CC BY-NC-SAの下で公開されている " How to Know When to Split Pairs in Blackjack "を改変して作成された．特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能である。