ホースシュー・ピットの作り方

蹄鉄は家族全員で楽しめるゲームですが、プレイする場所を見つけるのは簡単ではありません。幸運なことに、自宅の裏庭に、安価な材料でレギュレーション・スタイルの竪穴を作ることができる。必要なのは、2x6（38mm x 140mm）の板数枚、金属製の杭、そして遊び用の砂だけです。

その1

枠を組み立てる

1. 必要な材料を集める。対向する2つの蹄鉄台の枠を作るには、6フィート（1.8m）の2x6（38mm x 140mm）の板が2枚、8フィート（2.4m）の2x6（38mm x 140mm）の板が2枚必要です。さらに、2.5インチ（6.4cm）のデッキ・スクリュー16～24本、直径1インチ（2.5cm）のスチール杭3フィート（0.91m）2本、フレームを組み立てて埋めるための砂3～4袋も必要だ。

   • ピットに沿って地面にファウルラインの印をつけたい場合は、スプレー塗料や小麦粉、石灰も用意しよう。
   • カジュアルゲーム用のピットを1つ作るには、ここに挙げた材料の半分を使う。
2. 木材を適当な大きさに切る。8フィート（2.4m）の2x6（38mm x 140mm）の板2枚を縦半分に切り、48インチ（120cm）の木片を4枚用意します。6フィート（1.8m）の2x6（38mm x 140mm）2枚も同じように切り、36インチ（91cm）4枚にする。これらのパーツを組み合わせて、蹄鉄台の基本構造を作ります。

   • 蹄鉄台にバックボードが必要な場合は、3フィート（0.91m）の2x6（38mm x 140mm）の板を3枚と、2フィート（0.61m）の2x2（38mm x 38mm）の板を2枚切りましょう。
   • ボードをすばやく効率的にカットするには、丸のこを使います。丸のこをお持ちでない場合は、手で板を切ることもできますし、木材を持ち帰る前に業者にお好みの寸法にカットしてもらうこともできます。
   • 安全のため、電動ノコギリを操作するときは常に、厚手の頑丈な作業用手袋と保護メガネを着用しましょう。
3. フレームを組み立て、デッキ・ビスで固定します。120cm（48インチ）2枚と91cm（36インチ）2枚を合わせて、フレームの基本的な外形を作ります。短い方のフレームの外側に、長い方のフレームの外側に木ねじを通し、フレームを固定します。2つ目のピットを作る場合も、この作業を繰り返す。

   • 必ず両方のフレームを同じように構成し、同じ寸法であることを確認する。
   • 作業が終わったら、フレーム内のネジを締め直して、しっかりと固定します。

パート2

穴を掘る

1. 平らで広い場所を確保し、ピットを設置する。ピットを1つしか作らない場合は、後ろに下がって楽に投げられるスペースがある場所を選びます。競技用に2つのピットを作る場合は、各ピットの後ろに2フィート（0.61m）のクリアランスを含め、少なくとも48フィート（15m）以上の場所を選びます。各ピットの幅はおよそ6フィート（1.8m）です。

   • 全米蹄鉄投手協会のルールでは、杭は12メートル（40フィート）間隔で設置し、投てきラインは各杭の前27～37フィート（8.2～11.3メートル）に引くことになっていますが、スペースに最適な距離であれば自由です。
2. ピットを掘る予定の場所にフレームを設置する。蹄鉄穴を掘る場所にフレームを設置します。真向かいになるようにし、長辺が完全に揃うようにします。各フレームの前端から36フィート（11メートル）の間隔が必要です。

   • フレームの配置を再確認したい場合は、片方のフレームの端からもう片方のフレームの端まで、巻き尺か紐を走らせてください。こうすることで、片方のフレームが中心からずれているかどうかがわかりやすくなります。
   • フレームを正しく配置することが重要です。掘削を始めるときに、フレームの位置をマーキングしてガイドにします。
3. 各フレームの外周に沿って地面に印をつける。この印は、ピットの位置を正しくするための目印となる。両方の枠の周囲をなぞったら、枠を取り上げて脇に置く。2つの長方形の輪郭が残るはずだ。

   • 庭に蹄鉄台を作る場合で、芝生にスプレーでペイントしたくない場合は、枠の縁に小麦粉か石灰を薄くまぶしてもよい。
4. 各枠の内側に7～8インチ（18～20cm）の深さの穴を掘る。穴の縁が長方形の印の中に収まるように最善を尽くす。穴の深さをボードの幅より少し深くするのは、フレームがプレー面のすぐ下に収まるようにするためです。

   • 穴を深くすることで、砂をピット内に閉じ込めることができる。
5. フレームをピットに下ろす。外形寸法をよく守って掘れば、枠はぴったり収まるはずだ。あとは、杭を設置し、空いたスペースを埋め、お好みのアクセサリーを追加するだけです。

パート3

仕上げをする

1. 各ピットの中央に金属製の杭を打ち込む。杭を枠の前端から91cmの位置に置き、スレッジハンマーで53～56cmの深さまで打ち込む。NHPAのガイドラインによると、杭の14～15インチ（36～38cm）は地面から露出したままにしておく。ただし、このことが重要なのは、レギュレーション・ピットを作るつもりである場合に限られる。レクリエーションとして楽しむだけなら、6～12インチ（15～30cm）の高さで十分だ。

   • 杭を打ち込んだら、地面にしっかり固定されていることを確認してください！
   • NHPAのピットの杭は、だいたい12度の角度で前方に傾いていることもある。ピットを規定通りにしたい場合は、定規を使って杭とプレー面の間に三角形を作ります。杭の端が定規の30cmのところに当たるようにします。
   • 多かれ少なかれ、蹄鉄台を恒久的なものにしたい場合は、杭の周囲にコンクリートの土台を打つことを検討してください。時間と労力がかかりますが、より安定した杭になります。
2. 杭がずれないように、造園用の布を敷きます（オプション）。造園用布を2枚（91cm x 120cm）にカットし、両方のピットの底に敷き詰める。この作業は絶対に必要というわけではありませんが、砂が沈むときに下の土の隙間に砂が入り込まないようにするのに便利です。

   • 造園用の布は、金物店やホームセンター、スーパーの芝生・園芸コーナーなどで手に入る。
3. 穴を砂で埋める。砂袋の角を切り落とし、ピットの隅から隅へとらせん状に砂をふるいながら一周する。砂が枠の上面と水平になるまでこの作業を続け、枠を完全に埋めるのに必要な袋の数だけ砂を入れる。枠が埋まったら、シャベルの背で砂を叩くか、足で踏みつけて平らにする。

   • 好みに応じて、土を詰めたり、青粘土を入れたりすることもできる。
   • 砂や粘土は、跳ね返りや飛び跳ね、滑りを最小限に抑えることができるため、一般的に蹄鉄を打つのに最適な場所とされています。
4. 迷子の蹄鉄を止めるために、ピットにバックボードを作ります（オプション）。簡単なバックボードを作るには、先にカットした3フィート（0.91メートル）の2x6材を3枚、2フィート（0.61メートル）の2x2材の中央に並べ、裏側をデッキスクリューで固定します。次に、バックボードをピットの杭に合わせ、2x6ピースが地面と同じ高さになるように足を打ち込むか埋めます。

   • バックボードが動かないように、もう少し重さを持たせたい場合は、普通の木材の代わりに造園用の木材を使います。
   • ほとんどの家庭の蹄鉄場ではバックボードは必要ありませんが、蹄鉄を追いかけるのが面倒な場合や、投げ損なって誤って傷つけてしまうようなものが近くにある場合には便利です。
5. 各ピットの周囲にスプレーでファウルラインを描く。ファウルラインは、各ピットの前縁から正方形または長方形に伸びるように引く。NHPAの公式ルールによれば、スローイングラインは杭から27～37フィート（8.2～11.3m）離さなければならない。サイドラインはピットと同じ幅で、アウトオブバウンズになったスローを見つけやすくするために設けられる。

   • 芝生にスプレーでペイントするのが嫌な場合は、ファウルラインを示す別の方法を考えましょう。例えば、各コーナーに色のついた杭を何本か並べたり、その場しのぎのスローイングラインとして棒を敷くだけでもよい。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Build a Horseshoe Pit 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。