ブリッジの遊び方

コントラクト・ブリッジは、一般にブリッジと呼ばれる4人用のカードゲームで、気軽な集まりからプロのトーナメントまで、どんなレベルでもプレイできます。ブリッジの人気は、その誕生以来数十年の間に盛衰を繰り返しましたが、今でも世界で最も人気のある4人用カードゲームのひとつです。以下の手順を読んで、この奥深く魅力的なゲームの基本を学びましょう。

方法1

基本要素

1. 友好的な協力者を3人見つける。ブリッジは2人ずつのチームに分かれてプレイする4人用のゲームなので、あなたの恋人ともう一組のカップルが候補になります。チームは正方形のテーブルを囲んで向かい合わせに座る。

   • 表記の都合上、テーブルの各辺には方角の名前が付けられている。したがって、ブリッジゲームのプレイヤーは一般に北、南、東、西と呼ばれる。北と南はチームを組んで東と西と対戦する。
2. ゲームの構造を学ぶブリッジは標準的な52枚の山札を使い、1人13枚ずつ配り、山札全体が手札として配られます。山札が配られた後、プレイヤーはビッドを行います。最終的なビッドによって、各スートの重要度とディール全体の目標が決まります。ディールは、「トリック」と呼ばれる13のサブラウンドでカードごとに行われる。ゲームの目標は、各ディールで7トリック以上を獲得して得点を稼ぐことである。ディールは、一方のチームがあらかじめ決められた点数を獲得するまで続けられる。

   • 得点システムは、スタイルやグループによって異なる。
   • プレイヤーは通常時計回りに交代する。つまり、2つのチームのアクションが均等に交互に行われる。

方法2

ゲームの手順

1. カードを配ります。ディーラーは13枚のカードを各プレイヤーに配り、山札を全部使います。プレイヤーに時間を与え、ランクとスート別にカードを並べ替えます。ブリッジではエースが高く、次にキング、クイーン、ジャック・ナイフ、10、そして最後に9から2までのスポット（数字）カードが続きます。

   • スートの枚数が多ければ多いほど、またそのカードの価値が高ければ高いほど、運が良くなる可能性が高くなります。このことを念頭に置いてビディングを始めましょう。
2. ビッドとアワード 各チームは数字とスートをビッドします。数字とスートは、その数字のスートが切札のスート（トリック中に他の3つのスートよりも価値が高くなるカードのスート）になった場合に、そのディールで獲得できると思われるトリック数を表します。ディールした人が最初にビッドし、ビッドはディーラーから時計回りにテーブルを回り、最終ビッドを決めるのに必要なラウンド数だけ続ける。最終的に最も高い数字をビッドしたチームが切札のスートを指定する権利を獲得する。ビッドの段階には多くのルールや特別な用語があるが、このガイドではフレンドリーなゲームをプレイするために必要な基本的なことを説明する。

   • 各ディールに勝つためには最低7トリックが必要である。(これは1ディールに13トリックあり、ディールに勝つためには過半数を取らなければならないからである)。そのため、ブリッジプレイヤーは伝統的に7トリック目からビッドを数え、最初の6トリックをまとめて "ブック "と呼ぶ。自分のチームが7トリックをビッドしたい場合（現在のディールの13トリックのうち7トリックを獲得する見込みであることを示す）、1のビッドを発表し、13トリックすべてを獲得する場合は7のビッドまで発表します。
     • ビッドした数字に6を足して、実際にコントラクトを成立させるためのトリック数を求めると覚えやすい。7トリック以下のビッド（1のビッド）はできません。
   • ビッドではスートが重要である。ビッドしたスートのパワーによって、他の何枚のカードがそのスートを競り落とせるかが決まります。スートは最も強力なものから順に、スペード、ハート（これらは「メジャー」スートと呼ばれる）、ダイアモンド、クラブ（「マイナー」スート）とランク付けされる。
     • 新しいビッドはその前のビッドよりも「価値がある」ものでなければならないので、前の人がハートで1をビッドした場合、それに勝つためにはスペードで1か、他のスートで2（またはそれ以上）をビッドしなければならない。
     • 比較的弱いスートであっても、手札の中で最もよく使われるスートをビッドすることが望ましいことが多い。例えば、手札にダイヤのスートが6枚あれば、ダイヤが切札になるようにビッドする。パートナーがどのようなスートを持っているかを知るために、パートナーのビッドにも注意しよう。
     • 切札のビッドはしない：切札のスーツをビッドするだけでなく、「切札なし」（「ノットランプ」と略されることもある）のビッドを宣言することもできる。ノートランプのビッドが成立すると、切札のスートなしでトリックがプレイされ、各トリックで最もランクの高いカードだけが勝つことができる。これは切札のスートを指定するよりもリスクが高いが、切札なしのコントラクトを成立させる（完成させる）ことで、通常のコントラクトよりも得点は高くなる。
       • ビッドの目的上、NTは最も高い「スート」とみなされるので、7NTが最も高いビッドとなる。
   • ビッドのやりすぎに注意。もし自分のチームがビッドに勝った後、ディール終了までにその数のトリックを取ることができなかった場合、相手チームに自分の合計点数から何点かを支払わなければならず、パワーバランスが一気に変わってしまう可能性があります。
   • 必ずビッドしなければならないわけではありません。ビッドを次の人にパスすることもできます。3人が続けてパスした場合は、最後のビッドがコントラクトに勝ち、切札のスートが決まります。4人全員がビッドせずにパスした場合は、山札をシャッフルして2回目の配りを行います。
   • 契約が成立すると、各プレイヤーには特別な条件が与えられる。落札した人は "デクレアラー "と呼ばれ、そのパートナーは "ダミー "と呼ばれる。他のチームはまとめて "ディフェンダー "と呼ばれる。これらの用語を知っておくと、ゲームの流れを把握しやすくなる。
3. 第1トリックを始める。切札のスート（または切札なしのビッド）が確定したところで、トリックを開始する。デクレアラーの左隣のディフェンダーからプレイを始めます。ディフェンダーはカードを1枚テーブルに表向きに置いてトリックを「リード」します。このカードのスートがそのトリックのスートとなり、プレイヤーはそのスートのカードか切札のスートのカードでしかトリックに勝つことができません。

   • 他の2つのスートはこのトリックではカウントされません。
   • トリックがリードされると、ダミーは手札をすべてテーブルに広げます。ダミーの手札はディールの残りの間、デクレアラーがプレイする。ディフェンダーは普通にプレイする。
     • ダミーには変わった役割がある。ダミーはデクレアラーの戦略的決定についてコメントすることはできないが、デクレアラーが誤ってゲームのルールに違反するような場合には指摘することが許される。それ以外は、ディールの間、デクレアラーに判断を委ねる。
   • リードスートカードは可能であれば出さなければならない。例えば、リードカードのスートがクラブで、手札にクラブがあれば、他のカードではなく、クラブを出さなければならない。リードされたスートのカードが1枚もない場合は、「ラフ」（切札のスートのカードを出すこと、リードされたスートとは異なるスートであることが前提）または「スラフ」（残りの2枚のスートのうちの1枚のカードを出すこと）をすることができる。
     • 切札のスートのカードは他のすべてのスートのカードに勝つので、ラフはトリックに勝つ可能性が高い。
     • スラフはパスと同じであり、トリックに勝つことはできない。
4. トリックを終えて次のトリックを始める。オープニングリードの後、デクレアラーはダミーの手札から1枚カードをプレイする。2人目のディフェンダーはその後にカードを出し、最後にデクレアラーがカードを出します。4枚のカードがすべてプレイされたら、最も価値の高いカードがトリックに勝ち、そのカードをプレイした人は、後で得点するためにトリックに含まれる4枚のカードすべてをキープします。

   • トリックに勝った人が次のトリックをリードします。最初のトリックの後のリードのパターンは決まっていません。
5. ディールの終了13トリックすべてがプレイされたら、各チームの勝ったトリック数を合計します。宣言したチームがコントラクトをした場合は、そのチームの勝ちとなり、そうでない場合は守備チームの勝ちとなります。選んだシステムに基づいて点数を与える。切札のないコントラクトをした場合は追加点を与える。
6. 次のディールを始める。カードを山札に戻し、各プレイヤーに13枚ずつ配ります。これが2回目のディールである。どちらかのチームがゲームに勝つのに十分な点数を獲得するまで、上記のパターンでディールを続けます。

   • 比較的短時間でゲームを行うには、点数を数える代わりに、一方のチームが指定されたディール数（たとえば3ディール中2ディール）を獲得するまでプレイします。

方法3

戦略

1. 頻繁にプレイしましょう。ブリッジの戦略については、常に学ぶべきことがあります。ゲームを上達させる最善の方法は、たくさんプレイして練習することです。本やガイドも大いに役立ちますが、結局のところ、いつ何をすべきかという感覚を養うことは、ゲームの経験を積むことなのです。
2. 相手を読むことを学ぶ。ビッド中にパートナーと直接コミュニケーションをとることはできませんが、お互いにコントラクトから何を得たいのか、合図を送り合う方法はあります。オープニングのビッドは、実際に本気のビッドをするのではなく、自分の得意なスートをパートナーに伝えるために使われることが多い。

   • パートナーはあなたのビッドと同じスートでより高い数字をビッドしてあなたのビッドを支持したり（そのスートに満足していることを示す）、別のスートをビッドして別のアプローチを提案したりすることができる。
   • 切札なしのビッドは、その人の手札がフェイスカードやエースでいっぱいで、ランクだけで多くのトリックを獲得できそうであることを示すことが多い。
3. 手札の強さを判断するために、カード・スコアリングを試してみよう。自分の手札の強さを推し量るのが難しい場合、手札の強さをより正確に評価するために、手札のカードを点数化する方法がよく使われる。この方式では、デックは合計40点満点である。

   • 点数は次のように割り振られる：
     • エースは4点。
     • キングは3点。
     • クイーンは2点。
     • ジャック/ナイフは1点。
   • 手札が12点か13点以上あれば、おそらく非常に強い手札である。
   • 練習すれば、このシステムを使ってオープニングのビッドをどこに置くかを決め、最終ビッドを有利な結果に導くことができる。
4. 最初はシンプルな戦略を心がけましょう。トリックに勝つための4つの基本的な方法のうち2つは理解しやすいので、すぐに戦略に取り入れることができます。(他の2つの方法はより複雑で、相手がすでに出したカードや今後出す可能性のあるカードを把握することで、相手の手の出し方を間接的にコントロールすることに依存します)。この2つのテクニックのうち、どのタイミングでどのテクニックを使うかを予測することで、コントラクトを成立させる(あるいはコントラクトに対する防御を成功させる)可能性を高めることができる。その2つの方法とは

   • トリックで一番高いカードを出す
   • 相手のハイカードを切札で破る。
5. ダミーの手札と協力してコントラクトを作る。デクレアラーとしてトリックをリードするとき、自分とダミーが切札のスートで最も高いカードをコントロールしていれば、そのスートからリードするトリックは確実に自分のものになります。これは確実なトリックと呼ばれ、トリック数を増やす簡単な良い方法です。確実なスートのカードでリードし、ダミーの手札から次に高いカードを出して勝利を確定させます。

   • トリックに勝ったので、次のトリックもリードする。確実なトリックをすべて出し切るまで、このパターンを繰り返します。
   • ディールに勝つためには、コントラクトを行うだけでよいことを覚えておいてください。できるだけ多くの確実なトリックを取り、簡単にトータルをアップさせましょう。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Play Bridge 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。