マジックのカードトリックのやり方

手品は、友人を驚かせるだけでなく、手品やパフォーマーとしての能力を練習するのにも最適です。これらの基本的なカードトリックを演じるのに必要なものは、標準的なトランプと少しの練習、そして観客を魅了するセンスだけです。

方法1

デックの中から誰かのカードを見つける

1. デックをシャッフルし、ボトムカードを覚えます。デックをシャッフルして見せます。マジックを成功させるためには、観客の注意を特定の場所に引きつける必要があります。デックを一度シャッフルし、観客にカードをシャッフルさせるか、デックをカットして、カードの配置が完全にランダムであることを見せます。デックをシャッフルした後、ボトムカードを覚えてもらいます。

   • 最後のシャフル動作でデックをカットし、テーブルのカードを叩きながらボトムカードをこっそり見るのも一つの方法です。
   • もう一つの方法は、最後にカードをシャッフルする前に、ボトムカードをちらっと見ることです。
   • シャッフルの際、ボトムカードがボトムにあることを確認する方法は2つあります：
     • リフルシャッフルの場合、一番下のカードが入っている手からシャッフルを始めるようにします。 こうすることで、一番下のカードが最初にテーブルに当たったときと同じ状態を保つことができます。
   • オーバーハンドシャッフルの場合、カードのフェイスを観客に向けない角度にします。デックをカットしますが、ボトムカードは指の腹で握ります。シャッフルのためにデックを切り離す間、ボトムカードを引き戻し、ボトムカードが引き上げられずにボトムに留まるようにします。
2. 観客にカードを1枚選んでもらいます。そのカードを覚えてもらい、デックのボトムに置いてもらいます。観客がそのカードをデックのボトムに置くと、そのカードはあなたが覚えたボトムカードの隣になります。

   • 観客がカードを覚えている間、目をそらすように見せます。観客がカードを覚えている間、目をそらしているように見せます。
3. デックをカットします。自分でデックをカットしても、観客にカットしてもらっても構いません。覚えておいたボトムカードと観客のカードがデックの真ん中に来ます。デックを裏返し、ファンアウトさせると、観客のカードはあなたが覚えたカードのトップと右側にあるはずです。

   • スライトオブハンドが上手な人は、デックを数回カットするとよいでしょう。2枚のカードの大まかな位置が分かっていれば、2枚のカードを一緒にしたまま、さらにデックをカットすることができます。
4. 今から観客のカードを見つけると宣言します。トリックの "マジック "を引き出すチャンスです。あなたの演技をアピールできればできるほど、観客はトリックをより楽しむことができます。

   • 観客のカードを探しながら、デックに手をかけ、カードを広げることを楽しんでください。
5. 覚えたカードを探します。自分も観客もカードが見えるように、デックをフェイスアップでファンします。元のカードが見つかったら、観客の覚えたカードはその上にあるはずです。

   • カードを見つけたら、すぐに取り出さないでください。答えを読み取るように観客を観察します。
   • 他のカードをピックしそうになったり、次に進むことを決めたりして遊びます。最後に、吊り上げができたら、観客が選んだカードを選びます。
6. そのカードを見せます。観客にカードを見せます。

   • 観客に、あなたが持っているカードが彼女のカードかどうか尋ねます。もしそうなら、おめでとうございます！基本的なマジックができました。
   • なぜか彼女のカードでない場合は、"魔法の領域に干渉があるに違いない "などと言って、もう一度トリックをやり直します。そして、もう一度トリックを試みます。

方法2

フォー・ロバーズ・トリック

1. デックから4枚のジャックを取り出します。さらにデックからランダムに3枚のカードを取り出します。このトリックでは、デックを少しギミックしてから始めます。

   • フォー・ロバーズでは、観客にジャックをデックの真ん中に入れたと思わせます。実際には、あなたが取った他の3枚のカードをデックに入れます。
   • この3枚のカードは、トリック中、3枚のジャックの上に重ねられます。
   • このトリックにはストーリーがあり、まず観客に4枚のジャックが銀行強盗をすることになった話をしてください。
2. ジャックを観客に見せます。4枚のジャックを手の中で縦に広げます。4枚のジャックは同時に観客から観察できるようにします。枚のランダムカードは、観客に見えないように、一番上のジャックの後ろに持ちます。これはトリックに欠かせません。

   • 他のカードを隠すのが難しい場合は、人差し指をカードの上端に当てて固定します。
   • 観客にジャックを見せる時間を少し与えたら、カードを四角く揃えます。
   • この部分については、4枚のジャックはヘリコプターで銀行に入ってきた、あるいは単に屋根から忍び込んできた、と言うことができます。
3. 7枚のカードを裏向きのままデックのトップに置きます。これで観客は4枚のジャックがデックのトップにあると思うでしょう。しかし、観客はジャックの上に他の3枚のカードがあることを知りません。デックからトップカードを1枚選び、デックのボトムに置きます。

   • この部分では、最初のジャックが地下室（デックのボトム）に駆け下りて、地下室を片付け、警官に目を光らせることになります。
   • 観客には、あなたが拾っているカードがジャックではないので、表が見えないようにしてください。カードを拾い上げる時は、カードの表が自分の方に来るように行い、観客にはカードの裏しか見えません。
4. 次の2枚のカードでも同じことを繰り返します。次のトップカードを掴んだら、デックの上に移動させながら元に戻し、ストーリーを続けます。

   • 枚目のジャックは窓口からお金を奪いに行き、デックの真ん中に置いたと言うことができます。
   • 3人目の銀行強盗は、金庫のお金を盗むために少し上の方に行きました。
   • 3枚目のカードをデックの一番上に置く時は、ジャック達を引き離さないように、あまり高い位置に置かないように注意してください。
5. 一番上のカードを最後のジャックとして見せます。このジャックはヘリコプターを探すために屋根の上にいます。このジャックはデックのトップにあるはずなので、観客に見せることができます。

   • このジャックは、他の3枚をデックの他の場所に移動させた場合にトップになるジャックとは違うジャックになることに注意してください。このため、トップとボトムのジャックの色を合わせるのがベストです。
6. 4枚のジャックを見せます。トリックの最後には、屋根の上のジャックが警察が来るのを見て無線で仲間を呼んだことを説明します。あるいは、一番下のジャックは、地下にいる警察を見て、友だちを連れて屋上に駆け上がりました。その際、上にいる他の3人のジャックを公開し、「ジャックたちは逃げるために屋上に駆け上がった」と言います。

   • 明らかに、あなたはジャックがずっとそこにいたことを知っていますが、観客はデックのボトムとミドルに挿入されたカードが魔法でトップに戻ったと思うでしょう。
7. ストーリーを語るこのトリックは、上手なストーリーテリングに依存しています。ジャック達が銀行強盗をしているようなストーリーや、4人の強盗が家に入って別々の階から強盗をしているようなストーリーを語ることができます。デックのトップ3枚を1枚ずつ取り出して、それぞれの階に入れながらストーリーを話します。

   • ストーリーをドラマチックに話してください。ジャックたちが何を探しているのか、強盗団が現金で何をしようとしているのか、詳しく説明すればするほど、聴衆の興味を引きます。没入感のあるストーリーは、観客の注意をあなたが手で行っていることからそらします。
   • このトリックは、ジャックだけでなく、どのフェイスカードでも演じることができます。

方法3

ギャンブラーを演じる

1. デックを完全にシャッフルし、ボトムカードを覚えておきます。 観客に怪しまれないように、観客にデックをシャッフルさせたり、カットさせたりすることもできます。デックも自由にカットしてください。デックをシャッフルする時に、ボトムカードをこっそり見て覚えておきます。

   • 観客にデックをシャッフルさせる場合は、デックのボトムカードだけをサッと見てから次に進みます。
   • このトリックはデックの中から誰かのカードを見つけるのと似ていますが、少しバリエーションがあります。
2. 観客に好きなカードを選んでもらいます。デックを少し広げて、観客にカードを1枚選んで覚えてもらいます。そして、カードを引いたところからデックをカットし、2つの山に分けます。観客に、覚えたカードの入っていない山の一番上にカードを置いてもらいます。次に、あなたの覚えたカードを観客のカードの上に置きます。

   • さらに上級者なら、デックをシャッフルしているように見せかけるスイングやフォールスカットを行うこともできます。
3. デックをカットします。自分でデックをカットするか、観客にデックをカットしてもらいます。これで、観客の選んだカードの上に、あなたの覚えたボトムカードが重なります。この時点で、何度かシャッフルをしたくなるかもしれませんが、その場合、2枚のカードが混ざらないように、2枚のカードの位置を覚えておいてください。

   • 観客をトリックに参加させる場所が多ければ多いほど、観客はコントロールされていると感じます。そうすることで、トリックの最後に見せる見せ場がよりやりがいのあるものになります。
4. カードを配り始めます。テーブルの片側からもう片側へ一列にカードを配ります。覚えたカードと観客の選んだカード（あなたのカードのすぐ後のカード）が見えても、止めないでください。そのまま、何も問題がないかのように配り続けます。最後の数枚を除いて、デックのほとんどをこの方法で配ります。

   • このトリックでは、観客のカードが何であるかを既に知っているかのように演技します。そのカードが出た時に止めてしまうと、次のトリックが台無しになってしまいます。
5. 口を動かし始めます。手品、特にこの手品は、あなたが話をすることでより引き立ちます。あなたが観客のカードを見つけると確信しているので、お金を賭けるつもりであることを話し始めます。デックの操作方法を知っていて、ラスベガスで大金を稼いだ話を加えてもいいでしょう。

   • 次にめくったカードが観客のカードであることに1ドル賭けます。観客はすでにカードが通り過ぎるのを見ているので、あなたが手札の最後のカードをめくろうとしていると思い、賭けに応じるかもしれません。
   • 観客が賭けに応じない場合、もしあなたが間違っていたら、1ドル上乗せします。
6. 観客のカードを裏返します。デックの次のカードを裏返す代わりに、すでに裏返したカードの山から観客のカードを探します。観客のカードを裏返す前に、手持ちのカードを裏返すように見せます。

   • 実際にお金を取ってはいけません。もし、観客があなたに賭けたのであれば、1ドル返して、このカードはタダであげると言いましょう。あなたはマジックをしていて、どのカードが観客のカードか知っているのだから、フェアではないでしょう」と冗談を言うこともできます。
   • もしトリックを失敗してしまったら、賭けた1ドルを観客に渡さなければならないかもしれません。

方法4

ハンドサンドイッチ

1. 観客にカードを1枚選んでもらいます。レギュラーデックを取り、観客にカードを1枚選んでもらいます。観客がカードを選んで覚えたら、デックをカットします。観客にカットしたカードの上にカードを置いてもらい、残りのカードをピンキーブレイクに重ねます。

   • 観客にデックのボトムハーフにカードを置いてもらい、小指でカードを挟みます。こうすると、カードがどこにあるか分かります。
   • ピンキーブレイクは、小指の腹を使って、観客に見えないようにデックの裏を少しカットしておきます。
2. デックをもう一度カットします。ピンキーブレイクで観客のカードの上に重ねたカードを切り離し、観客のカードがトップに来るようにデックをカットします。これは明らかなリカットかもしれませんので、観客の気をそらすために、観客に引いたカードに超集中してもらい、そのカードを観客の手の中に出現させることを説明します。

   • これ以上シャッフルする場合は、一番上のカードがそこに残るようにしてください。
3. ダブルリフトを行います。一番上の2枚のカードを、1枚だけ取ったように見せます。マジックのカードトリックを演じるには、必須のスライト・オブ・ハンドスキルです。ダブルリフトで取ったカードの表を観客に見せます。観客にこのカードを両手で挟んでもらい、観客が選んだカードと魔法のようにチェンジしてもらいます。そう言いながら、2枚のカードをデックのトップに戻します。

   • このトリックを行う前に、2枚のカードをトップから外し、2枚目のカードのフェイスを1枚のカードのように見せる練習が必要かもしれません。
4. 観客のカードを挟みます。観客の手の上に、観客が最初に選んだトップカードを置き、その上にもう片方の手を置いてもらいます。

   • ダブルリフトをダウンさせたら、2枚のカードをデックに戻し、トップカード（観客の元のカード）を取り、表向きにして観客の手に挟みます。観客に、そのカードをしっかり握って、力を入れるように言います。
   • この時点では、観客が選んだカードは観客の手に挟まれていますが、観客はそれが今見せたカードだと思っています。このカードはデックのトップにあります。
5. カードを探しに行きます。観客に、今持っているカードと最初に選んだカードをマジックで入れ替えると伝えます。

   • 観客が既にカードを持っていることを知りながら、相手のカードを探すようにデックを探し回ります。
   • デックのトップにあるカードで、観客の両手の間にあると思っているカードに決めます。
6. カードを見せます。最後に、観客が手にしていると思っていたカードをあなたが持っていることを明かします。観客に手元のカードを見てもらい、元のカードであることを明かします。

この記事は、CC BY-NC-SAで公開されている「 How to Do a Magic Card Trick 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。