用語集

あ行

アウトランズ
遠い宇宙に存在する、人間が住むことが可能な星々のこと。この中でも更に一部の地域をフロンティアと呼ぶ。
人が居住可能なほど自然に満ち溢れた第二の地球のような存在。

アッシュ

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ネメシスの右腕的存在の人造人間。他のアンドロイドと違い、全身が機械であるため食事も睡眠も必要ない。元は宇宙飛行士だったが、ネメシス率いるカルト教に入団し機械の身体を手に入れることで身体の改造を果たした。シミュラクラムにより生前の記憶を引き継ぎながらも、その齢は100を超える。また、エリクサーと相性の良い金属が身体の一部に用いられており、それ故魔法の扱いに長ける。*1

アンドロイド
機械の身体と生体部分を併せ持つ人造人間のこと。
大きく分けて、脳みそまで機械化したものと、生体の脳のデータをスキャン＆コピーしたものをアンドロイドに搭載する2つのタイプ*2が存在する。
前者は、脳のコアさえ確保できればいつでも復活でき、尚且つデータを書き変えられるため柔軟性に富んだ制御や管理が容易というメリットがある。一方で、AIであるため学習しないとまともに機能しないというデメリットがあり、実践投入の前には厳正な情操教育を施されることがほとんど。*3
後者は、人間であった時の記憶がある程度保たれるため実質的に延命が可能、記憶の内容によっては新世代のアンドロイドのマシンスペックをも簡単に覆せる等、大きな可能性をもたらす。デメリットは、ソースコードと呼ばれる生前の脳の情報をデータ化したものを紛失、および破壊されると二度と復活できず、人間同様の死を迎える可能性があること。また、ソースコードの複製は非常に難しく、死んでもやり直せるのは一度や二度に限られる。*4

+ アンドロイドはこの世界ではどのような存在なのか？

簡潔に表すと、機械仕掛けではあるもののほぼ人間同然の存在と言える。
ロボットであるのにわざわざ人工の生体部分を用いて人間に似せていたり、心と言って差し支えない程の高度な感情を持つことを許される、あるいは機械の身体でありながらも睡眠や食事が可能であったりと、
その扱いはただの道具としての範疇を超えており、それらの機能は人間と問題なく共生するためと言っていい。
失われた人員を埋める第二の人類と言っても過言ではないだろう。

アーク
ミリシアの司令部を指す。その名は箱舟を意味し、ミリシアを支える最大の場所。主に司令部や技術班が駐在し、アンドロイドや兵器の製造が盛んに行われている。

インヘルト
ハラン、ノア、イサベルの3人から構成されたIMC最強のパイロット部隊。王域の巡礼者とも呼ばれ、その名は「接ぎ木」「継承者」を意味する。特殊な情操教育を施されているため人間とほぼ同等の感性を持つが、これは「強力な兵器が感情を持つことで、想像を遥かに上回るパフォーマンスを見せる」というネメシスのスタンスによるものであり、ただの実験の一環に過ぎないと言える。

宇宙戦争
地球上に生物が誕生するよりも遥か昔に起きた、宇宙での神々たちによる争い。神々は星々の持つ美しさや儚さに美徳を感じており、自分の星をより多く集めるため戦争を始めた。結果として三闘神だけが生き残り、地球を発見した彼らはそこに安住することに決める。魔法の力を張り巡らせ、多くの命を吹き込むのであった。

エイペックスプレデターズ
ネメシス、アッシュ、マリアンの3人を指す。世界最強の部隊と思われたインヘルトの更に上を行く存在であり、
世界規模の災害をもたらすとされている。

エリクサー
この世界に流れる魔力の元になる存在にして、魔法の根源、元素。世界中のありとあらゆる所に存在しており、現実世界の水のように海や川を流れ、蒸発して空気中に散布され、そしてまた雨として降ってくる。高温であれば蒸発して気化し、凍らせれば固体として物質化が可能。この世界の生き物は普段生活しているだけでもエリクサーを摂取する機会が多いため*5、体内に自然に蓄積されていることが多い。致死量が非常に多く、日常生活を送る上でほとんど無害。それどころか魔法を使えるきっかけになるため、有益。

か行

神
三闘神と、その子どもであるラグナロク、アダム、イヴを指す。ラグナロクの妻であるソロモンは人間であり、種族上は神ではない。
広義的には、魔法の力を高度に扱うことが出来る存在に対して、敬意を表し神と呼ぶこともある。

狂信者
神として生まれた者達を至上の存在とする人々のこと。
神権戦争前から神々を崇拝し従事していた人々と、戦争からしばらくしてから触発された人々の2種類に分けられる。
前者はGGBの4人が該当。他のアンドロイドと違い、脳髄をそのまま使用しているため後が無い一方で、抜群の身体能力や魔法能力をある程度維持したまま身体を機械化することに成功している。

コアダスト
一部のアンドロイドの中枢部分。人工的に作られた脳とでも言うべき部分で、ここに多くのデータ情報が書き加えられている。コアダスト情報をどこかでバックアップ出来れば、アンドロイドは素体を換装して復活させることができる。
ただし、ロストした機体からコアダストを回収できれば記憶を殆どセーブしたままの復活が可能であり、基本的には死体から回収することが推奨される。回収が困難である場合は、保存してあるデータを基に複製したコアダストを機体に搭載することで疑似的な復活を可能とする。*6

古龍
ラグナロクのこと。現在ドラゴンと呼べる存在は彼だけであり、それ故にドラゴンは自然の猛威の象徴とされている。

古龍の血
ラグナロク、アダム、イヴを始めとした一部の存在が有する特殊な血液。異常なほどの高エネルギーに満ちており、動物であれば体温が異常に上がる、高いエネルギーの負荷に耐えられるように体格が大きくなる、という不思議な特性を持つ。作中では、健康診断を受けたドロシーの体温が45度以上という人間離れした結果が見られた*7が、この血の影響によるものと思われる。その結果から出自を疑われ、監視される切っ掛けとなった。
エリクサー濃度が極めて高く、少量であっても人体に悪影響を及ぼす。

さ行

三闘神
鬼神、女神、魔神のこと。この世界を作り出した創造神であり、古龍ラグナロクの生みの親たち。
現在では地球のどこかで永い眠りについているとされている。生命活動はしていないので、事実上故人として扱われる。

シミュラクラム
人間の脳をスキャンし、データを収集することでアンドロイドに生前の魂を注ぐ技術。
その起源は高名な宇宙飛行士であるアシュリー･レイの延命措置として行われたものであり、その目的は優秀な人間の記憶、および精神を保持することであった。
魂を持ちながらも機械の身体を認識し、自分が人間でないことを知る問題が懸念されていたが、現在では署名を行った者にのみ行われる医療であることからある程度解決している。*8
コアダストを用いたアンドロイドとの最大の違いは、一度ロストしたら基本的にもう二度と復活できないこと。

神権(しんけん)戦争
魔法の力を支配しようとした一部の人類とラグナロク家による戦争。この戦いでソロモンは命を失い、龍の怒りを買った人類はその人口を僅か4割になるまで追いやられる。人間は、互いが相容れぬ存在であり、共存が不可能であることを悟った。その中でも魔法の力に魅入られ、神を至上とする者たちが現れる。狂信者と呼ばれる彼らは神々を保護し、人類と共存する方法を模索した。アッシュを始めとした彼らの奮闘により、人々がアウトランズに生存圏を移すことで解決の目途が立った。
･･･はずだったが、新天地に降り立って尚、人類は再び生存競争を始めるのだった...。

シンジケート
インヘルトを生み出した企業で、IMCの傘下の会社である。作中でも特に技術力の高い企業であり、またAIに対する情操教育にも力を入れている。

スペクター

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ハモンド軍事工場で大量に生産されている安価なロボット兵。軽装で機動力のある銃撃戦が得意だが、魔法が使えず接近戦にあまり強くないという弱点があり、ミリシアからはあまりマークされていない、いわゆる「雑魚」。
IMC側からの扱いも専ら盾や弾除けとして使われており、文字通り捨て駒のような存在である。
個の力こそ弱いものの質量で攻めてくることが多いため、スペクターが集団でいる場合は警戒が必要である。

世界崩壊
IMCとミリシアが結託する切っ掛けとなった大災害。黒龍としての力を覚醒させたネメシスの暴走により、マリアンの攻撃プログラムが誤作動を起こし、IMC･ミリシアの人物を見境なく殺戮し始めるようになる。特にIMCはほぼ全員が戦死するという壊滅的被害を受ける。アッシュの独断によりIMCはミリシアに対し攻撃を一次的に完全に停止し、暴走した二人を止めるべく停戦協定を結ぶことになる。|

セラフィム
兵団に所属している医療班。代表メンバーはメアリー、ペッパー、エピネルの3人。全員が医療従事特化型アンドロイドであり、彼女らのサポート無しに兵団は戦えないだろう。

ソロモン

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ラグナロクの婚約者。高位の魔法使いであり、その力を見込んだラグナロクと結ばれることになる。人の身でありながら神と対等の存在であったことから一部の人間の反感や恨みを買っており、神権戦争で衰弱の末に命を落としてしまう。

ソースコード
シミュラクラムに用いる人間の脳をデータ化したもの。視覚や聴覚などによって得られた情報をすぐさま同期できるようにするため、頭部にある頭蓋フレームに組み込まれていることが殆ど。生前の記憶を100%完全にコピーするのは難しいが、それでもある程度の記憶は残っており、魂の擬似的な継承が可能。
コアダストと違う点は、人間の緻密な記憶や情報が詰まっているためデータの書き換えが難しく、あまりに操作を加えてしまうと本来の目的である記憶の保持が上手くできない恐れがあり、扱いには慎重にならねらばならない。また複製も難しいため、アンドロイドでありながらシミュラクラ厶の個体はやり直しが許されない個体も多い。

た行

戴冠式
情操教育を終え、初陣で多大な功績を残したインヘルト部隊に対する就任式にして盛大な式典。高度な通信機であると同時に、その力を誇示するパーツである一対の角を彼女たちの頭にはめ込むという簡単な内容だが、規模は大変に大きく、3人の実力とそのヒエラルキーの高さがIMC全体に知れ渡ることとなった。

タイタン
IMCが生み出した巨大人型自律兵器。相手が人間であれば瞬殺できるほどの火力、出力、攻撃力を持つ。中にAIが搭載されており自動で動けるが、腕利きのパイロットが搭乗することで判断に割く分のリソースを他に回せるため、より力を発揮する。フロンティア戦争の主力兵器であるが、アンドロイドと違って完全なロボットであり、対話が不可能であるため適切に動かせるパイロットの存在が重要。
かつて、タイタンに人間やアンドロイド同様に心を持たせる実験を行ったが...詳しくはBTの項にて後述。

血
この世界において、血液は体内のエリクサーが集中しやすい場所である。魔法の扱いに直結する故に貴重な物質として扱われており、人々は自身の血を介して魔法を行使することが多い。
全身の多くが機械であるアンドロイドでも、魔力を含んだ人工血液を体内に巡らせることで魔法を行使できるようになる。

地球
この世界にある星の一つで、生命にあふれた美しい星。人類はもともとここに住んでいたが、現在では神権戦争による被害のせいで、星としてボロボロになってしまっている。地球復興の為ラグナロクが常に滞在しており、人らしき姿は全く見られない。

適合
古龍の血を分け与えられた生物が、その高エネルギーを無理やり体に適応させることで圧倒的な力を我がものとすること。古龍の血はエリクサー濃度が尋常ではなく高い上に有害物質が潜んでおり、身体の弱い生物であれば死に絶える。ワクチンを接種して抗体を作ることで耐性を生み出すことに近いが、こちらは激しい苦痛を耐えて初めて力を得られるという意味で、実態は全く異なる。
古龍の血の濃度を薄めて人工血液に混ぜることで、アンドロイドでも極めてレベルの高い魔法を行使できるようになる。作中ではアッシュとインヘルトが該当。*9

ドロシー

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主人公イヴの偽名。神の子孫であることを公にするわけには行かなかった彼女は、フロンティアの魔法学校に入学し、魔法使いとして身分を偽ることに成功する。

な行

惑星ナーサリー
オリハルコンが多く採れる数少ない惑星。人類の苗床と成り得る場所のため、ハモンドによってナーサリーと名付けられた。これを発見したハモンドらは人類の躍進の為にその存在を公にし、世界中から精鋭中の精鋭とも呼べる研究者を招集し技術班を結成。実用化の為の研究を合同で行った。
後に禁漁区とされるが、それをボレアスの民が破ったことで戦争が勃発。

ネメシス

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ハモンドのトップに立つ人物、アダムの偽名。一人称は「私」で、アーマーに身を包んだ物々しく退廃的な雰囲気が特徴。髪の毛も、何らかの理由で色素が抜け落ちているように見える。数百人近い信者を抱えており、独学で魔法学や生物学に精通し、大きな結果と代償をもたらすなど、目的の為なら手段を選ばない研究者。元は家族愛にあふれるただの少女だったが、人類に裏切られたことで復讐と支配を決意する。

は行

パイオニア
スノーホワイト、紅蓮、ラプンツェルの3人を中心とした部隊。主な仕事は遭難した人員の捜索や救助、物質調達や拠点確保の為の野外遠征など、屋外での活動がメインである。

パイロット
超人的な身体能力や卓越した知識、技能を駆使して戦う上級戦闘員。兵士の数も質もそれなりに良質なミリシアでさえ、たった数十人しかなれないエリート階級。戦闘用タイタンの操縦が許される唯一の存在。

ハモンド
カルト教団の後身。神々を崇める信者達とその神であるネメシスによって構成されている企業。
正式名称はハモンド・エンジニアリング・インダストリーであり、略してHEIと呼ばれることが多い。
フェーズ技術や造船技術を研鑽することで人類の生存圏を動かす偉業を成し遂げ、アウトランズのインフラを整備するが、後にフロンティア戦争を引き起こす。

フェーズ技術

プラウラー
アウトランズの惑星周辺に存在する4足歩行の獣。獰猛な肉食獣で、警察が治安維持のために退治したり、専門のハンターを派遣して討伐することが多い。

フロンティア
アウトランズの更に一部の箇所。ここはアウトランズよりもよりエリクサー純度が高い惑星が集まっており、自主的に魔法技術を研鑽する者が多く、魔法学のレベルが平均的に高い。惑星にはプラウラーを始めとした危険な生物が多く、人々は助け合いながら生きることを余儀なくされている。
宇宙戦争で亡くなった戦神達の微かなエネルギーが存在しているとされている。

フロンティア戦争
ハモンドとミリシアの人々による戦争。

ナーサリーがもたらす影響はあまりにも大きいとされ、その研究は中断された。しかし、ラグナロク討伐、ひいては地球奪還を掲げた一部の人類はそれを認めず、ハモンドに対するデモが行われるようになった。
ネメシスは有能な技術班らを守るため、ナーサリー周辺の所持権限はハモンドのものであると主張。ボレアスの民はそれを無視し、宇宙船を飛ばしてオリハルコンの密猟を行う。これに激昂したネメシスは住民たちを殺害、ボレアスをそのまま植民地とし、軍事基地「IMC」を建造。これによる攻撃を恐れたフロンティアの住民は結束し、ミリシアを設立。ハモンドと対立する...というのが一連の流れである。

ボレアスの民
惑星ボレアスに存在する民。

ま行

魔法
エリクサーの力を介した非科学的な現象。人類は体内に多少なりともエリクサーが蓄積されており、それを介して強く念じることで脳内のイメージを実際に引き起こすことが出来る。とは言っても、多くの人々は暖を取るために小さな火を起こす、熱中症を緩和するために涼しい冷気や風を起こす等、日用レベルの規模しか扱えないことが多い。精神や集中力、あるいは魔法に対する体との適正や相性など個人差に強く依存する力であるため、人によって大きく向き不向きがある。*10

魔法学
文字通り、魔法に関する学問のこと。元は神代戦争による、魔法の危険性や可能性を学び戒めるための歴史のような立ち位置の授業であった。後に魔法の学問は人間、アンドロイド*11問わず必修と定められており、その扱いを多少なりとも学ぶ必要があるが、そのレベルはあくまで義務教育レベルのものに収まる。この学問では、日用レベルを超えた規模の魔法や呪文を扱えるようにし、科学と非化学を融合させた力を持つ存在、魔法使いを輩出することを目的とする。

魔法使い(職業)
魔法を扱う職業にして、魔法に関するエキスパート。才能と並外れた努力が不可欠であり、高位の職業。主に白魔法学科*12、黒魔法学科*13を通じ、社会で活躍する人々の事。職業として認めてもらうには、専用の国家資格や身分を証明する免許証が必要。
また、彼らの血液にはエリクサー成分が多分に含まれており、血液検査で判断することも容易。
イヴは、アウトランズに移住後に身分を偽るためにこの免許証を取得し、名前もドロシーという偽名を使っている。

マリアン

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シンジケートによって生み出された最強のアンドロイド。
世界を震撼させるエイペックスプレデターズの一人で、アンドロイドでありながら感情の機能が消去されており、感情表現が極めて希薄である。また、圧倒的な戦闘力を保持するためにタイタンが不要で、一切搭乗しないという珍しい特徴を持つ。そのことから、｢超小型級タイタン｣という別名を持つ。

ミリシア
フロンティアの人々が、IMCに抵抗するために作ったアンチハモンド連合組織。

メティス
ラプラス、ドレイク、マクスウェルの3人によるパイロット部隊。ミリシアでは最高戦力の部隊と目されており、中でもラプラスはドロシーの直属の上司にあたる。フェーズ技術が使われており、一瞬ではあるが空間や次元に干渉するといった、魔法そのものな能力を行使できる。

や行

四代元素
炎、冷気、雷、風の4つの属性のこと。

ら行

龍属性エネルギー
神々のみが有するとされる力。その実態は炎、冷気、雷、風の属性が融合した力とも言われ、凄まじいエネルギーを赤黒い雷として発露する。ネメシスはこの力を完全に掌握し、自身の武器として活用している一方、ドロシーは身体が成長して覚醒するまでは上手く扱えずにいた。神々が先天的に持つ力ではあるものの扱いが難しく、これを行使するには並々ならぬ知識や技能が必要。

ロスト
アンドロイドが撃破される、機能停止に陥るなどして死ぬこと。この段階では記憶の大半を引き継いだ復活が可能かどうかが不明瞭であり、何らかの事情により不可能であると確定した場合は｢死亡｣として処理される。

わ行

英字(A~G)

BT

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(手前にいるのはパイロットと思われる)

主人公ドロシーの相棒のタイタン。元はIMCから鹵獲したもので、それを改造しガブリエル専用のタイタンとして使っていた。彼女がドロシーの可能性に賭けたことによって、搭乗権限を引き継いだドロシーの専用タイタンとなった。
アンドロイド程ではないものの、最低限の対話が可能なAIを搭載している。
AIらしく曖昧な比喩や慣用表現の理解は苦手であるが、感情的表現を頻用しジョークにも多少対応できる。AIなりにウィットに富んだセリフで的確な助言をくれる。
自分が認めた人物には敬意を込めて「(私の)パイロット」と呼ぶ癖がある。が、かなり頑固な部分もあり、自分が認めていない人物には終始「〇〇さん」呼びを徹底するなど、ロボットらしかぬよそよそしさもある。ドロシーは最初BTとウマが合わず、ドロシーさんと呼ばれていた。

H~N

O~U

Seele　Armory
ゼーレが社長を務める銃火器製造タイタン。

V~Z

*1 これは他のアンドロイドも例外ではないが、アッシュはより魔力の適性が高い。
*2 このタイプをシミュラクラムという。
*3 インヘルトやメティスがこれに該当する。
*4 アッシュやドラーがこれに該当。
*5 エリクサーを含んだ動物の肉や飲み水による経口摂取などがその例。
*6 この場合、別の機体が記憶や人格を引き継ぐため、魂レベルで完全に同一の人物であるかと言われると微妙なところ。生死の定義が難しいので詳しくは割愛。
*7 人間は体温が45度にもなると死に至る。魔法使いであっても平熱は40度付近で収まることが多い
*8 それを覚悟の上で尚、精神的にダメージを負う個体も散見されるようではあるが...。
*9 作中では少量の血を飲んだハランが激痛でのたうち回るなど、アンドロイドの魔法適合技術は難しい様子。
*10 神と呼ばれる存在は、天候をまるごと支配する、激しい落雷を起こすなど、超越的な自然現象を容易く行使できる。
*11 人類の一員として、共存することを目的として作られた個体に限る。
*12 主に肉体や精神の回復や安定化、及び福祉を目的とする医療、生物学系統の学科。
*13 化学反応などによる攻撃や防衛を専門とした学科で、戦闘向きで危険から身を守る警察やレスキュー隊などに多い。