0404 AIのこれからとか

ページ名:0404 AIのこれからとか

0404

ミカ:AI時代にどう生きるか? どう作るかってお題で何か語ってくれって企画だけど? マジでこんな企画で私達に語らせる?
不二子:死なない人の想定されてもね……多分、今そこそこの年齢のクリエイターなら散々AIの悪口言っても、ファンは残ってくれるだろうし、資産とか著作権とかあるから食べて行けそうだよね。
ミカ:あーん、それ言っちゃうと、誰も読まなくなっちゃうでしょ? 一応、真面目な雑誌に載るらしいし。
心音:でもさぁ、多分、大抵の人は逃げ切れるかどうかしか興味ないよ? 日本ってそう言う国じゃん。
ミカ:なんか怒られそうな事をいうのはよしなさい! それはそれで話としては面白いけど。
宙:Midjourneyが出てきて一年も経ってないけど、もの凄い勢いじゃない? このペースで進化していったら、あっという間に業界の構図なんて変っちゃうと思うけど。逃げ切れるかしら?
みのり:未だに自動トレパク装置だと思ってる人もいるからね。
宙:その認識でそう言う時代に突っ込んでいくのは怖いよね。
不二子:でもさぁ、結局今後食っていけるかどうかって話に興味あるんじゃない? みんな。
心音:でもゆーて、みんなコンテンツホルダーだからなぁ。
ミカ:そうだよね。模倣されても、そこから収入得られればいいから。
 あんまり大きな声では言えないけど、私の絵だけ食わせたAIを作って貰ったんだけど、これ使うともの凄く仕事が楽になるよ。勿論、手を加えなきゃいけないとか、呪文を考えるのが大変とかあるけど、かなり省力化になる。
みのり:でもそれって、何か契約違反的な事にならない?
ミカ:一応、その辺はきちんとしてるつもり。流石にAI使ったのを手書きですって言って世に出すのはマズイでしょ?
宙:その辺も今後変ってくるでしょうね。賞とかその辺りの制限とかも出てくるだろうし。
不二子:逆にAIがなしで仕事する事が珍しい時代は来るかもね。
ありあ:そうなったら態々使わない理由を説明しなくちゃいけないだろうね。
ミカ:人間の手で作ったって所に価値を見出す人も出てくるに違いない。
ありあ:だからこそクォリティが高くないと許されないだろうね。
心音:稚拙なのを「人間の手で作った温かみ」みたいに言う人も出てくるんだろうなぁ。
宙:詐欺に近いですよね。
みのり:でも今でも、障害者の作った商品ってところに付加価値を求めてる人もいるし……
宙:本筋と違うから突っ込むべきじゃないと思うけど、そう言うのが障害者の人の労働価値を毀損してそうだけどね。
ミカ:でもさぁ、未だに現役女子高生が書きましたみたいな紹介って多いよね。女子高生ウリにしないと売れないって編集部が判断してるみたいで結構不快だよね。
宙:それを言うと私達も……
心音:自己弁護すると、私達って黄色の場合以前から普通に仕事してるじゃない? そう言う意味でクォリティの保証は出来てるのかなって。
ありあ:いずれにせよ、AI使う仕事が普通になっちゃうと、人間の手で描いたり書いたりする仕事って、パイが小さくなるのは間違いないよね。
不二子:いくらAIの欠点を語った所で、世間がそう言う風になったら仕方ないよね。
みのり:でも本来のイラストの価値ってそんなものなのかも知れないよね。それっていらすとやさんが日本を席巻してるところからも分かるし。
宙:大量生産されて消費される分野ではそうなるだろうね。
 クロワッサンなんて普通の菓子パン扱いだけど、人間の手で作ると大変でしょ? 特別なパンから普通のパンになるみたいに、論文とかイラストとか、大量生産されちゃうだろうね。
不二子:今でも量産型のクソ記事が沢山あるのに、それがもっと増えたら手が付けられないよー
ミカ:そう言う意味で、人間が保証するって分野が出来ると強いよね。保証する人間の信頼をどう作るかはあるけど。
ありあ:ただ……人間のオリジナリティってそんなに硬いものかしら? 結構模倣とかバイアスとか、気づかぬうちに入ってくるでしょ?
宙:人間の創造性ってなんなんだろうね?
不二子:感情で出力物だの指示だのにムラがある人間より、AIの方がクォリティ上がりそうまであるよね。
宙:機械に使われる方が案外幸せなのかも知れないよ?
ミカ:うーん、ディストピア。
ありあ:不幸なユートピアか、幸福なディストピアを選ぶ時が来るかもしれないね。
宙:誰にとってのユートピアなんだろうね?
みのり:その時までに人間は人間の幸せを見つけられるのだろうか?
 

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