# 【DQMV】バフの仕様ガイド:軽減率・重複ルール・相互作用の解説
ドラゴンクエストMod(DQMV)におけるバフ(強化)呪文の性能、重ね掛け(重複)処理、およびバフとデバフが同時にかかった際の計算ロジックについて、内部コードの仕様に基づき解説します。
■ 1. バフ効果一覧
| 呪文名 | 対象範囲 | 消費MP | 内部付与エフェクト | 実際のゲーム内効果(補正値) |
| スカラ | 単体 | 10 | SCARA | 被物理ダメージ 30% 軽減(0.7倍) |
| スクルト | 範囲(全体) | 20 | SUKURUTO | 被物理ダメージ 30% 軽減(0.7倍) |
| バイシオン | 単体 | 20 | STRENGTH_1 | 物理与ダメージ 1.25倍 |
| バイキルト | 単体 | 35 | STRENGTH_2 | 物理与ダメージ 1.5倍 |
| ピオラ | 単体 | 6 | SPEED_1 | 移動速度上昇 |
| ピオリム | 範囲(全体) | 10 | SPEED_1 | 移動速度上昇(味方全体) |
| バーハ | 単体 | 6 | BAHA | ブレス・属性ダメージ 30% 軽減 |
| フバーハ | 範囲(全体) | 15 | FUBAHA | ブレス・属性ダメージ 30% 軽減(味方全体) |
| マジックバリア | 範囲(全体) | 6 | MAGICBARIA | 被魔法ダメージ 30% 軽減(味方全体) |
| マホカンタ | 単体 | 10 | MAHOKANTA | 敵の攻撃・デバフ呪文を 100% 反射 |
■ 2. バフを重ね掛け(重複)できるのか?
結論として、同一の防御ステータスに影響するバフ同士(スカラとスクルトなど)を重複してかけても、効果量が加算・増幅されることはありません。
- スカラ + スクルトの重複判定:
内部のダメージ計算処理(getDefenseBoost)では、SCARA または SUKURUTO のいずれかのエフェクトが存在するか(hasEffect)を判定し、0.7(30%軽減)の補正を1回のみ適用します。
そのため、スカラがかかっている対象にスクルトを重ねても、軽減率が60%になるなどの重複効果は発生せず、30%軽減のまま維持されます。
バイシオンとバイキルトを同時にかけても**効果は加算・重複せず、「上位であるバイキルト(1.5倍)の効果のみが優先適用」**されます。
■ 3. デバフとバフが同時にかかった場合の影響
自身や敵に対して「バフ(強化)」と「デバフ(弱体)」が同時に付与された場合、互いのエフェクトが消滅する(相殺して消える)のではなく、それぞれの補正倍率が独立して「乗算(掛け算)」適用されます。
① 防御系バフ(スカラ/スクルト) × 防御系デバフ(ルカニ)
・スカラ(被ダメージ 0.7倍)とルカニ(被ダメージ 1.5倍)が同時にかかっている場合: 計算式: 基礎ダメージ * 0.7 * 1.5 = 1.05倍 ・結果: 補正値同士が掛け合わされ、トータルの被ダメージは通常時よりわずかに5%増加する状態になります。バフ・デバフのアイコンや効果自体は両方残ります。
② 攻撃系バフ(バイキルト) × 攻撃系デバフ(ヘナトス)
・バイキルト(攻撃力 1.5倍)とヘナトス(攻撃力 0.5倍)が同時にかかっている場合: 計算式: 基礎攻撃力 * 1.5 * 0.5 = 0.75倍 ・結果: 最終的な与ダメージは通常時の 0.75倍(25%減少)となります。
③ 特殊解除(ディバインスペル)の例外挙動
・乗算計算ではなく、対象がかかっている強化バフ(スカラ、バイキルト、マホカンタ等)のエフェクト自体を直接消去(クリア)します。デバフ側(ルカニ、ヘナトス等)は消去されずに維持されます。

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