マサコズ・ワールド

ページ名:マサコズ・ワールド

文藝春秋』2007年3月号の岩井克己(朝日新聞編集委員)&福田和也(文芸評論家・慶應大学教授)対談記事「天皇家の亀裂 雅子妃の孤独」にて、岩井氏発言に出た単語。
雅子が支配者であり法律である世界、それが「マサコズ・ワールド」であり、そこにおいては公務も説明責任も無きに等しいものであると察せられる。

『文藝春秋』2007年3月号<天皇家の亀裂 雅子妃の孤独>
pp.112-113より引用
福田 皇太子殿下は、徹底的に伴侶の味方をするという基本姿勢を打ち出していますし、「医師団の専門的な判断を尊重する」と会見で述べていますね。
岩井 お医者さまも苦しい立場なのではないかと思います。雅子妃の信頼を得ることは難しく、現在の主治医である[[大野裕]慶応大教授までに、何人かの医師が交代しているようです。問題は、そのために医師が雅子妃の論理のなかにつかり込んでしまい、いわば「マサコズ・ワールド」の住民になってしまっているということではないか……。
福田 事実ならば、非常によくない状況ですね。しかし患者に信頼されなければ、治療を始めることすらできないのも事実です。
岩井 病気というプライベートな領域でも、公務に差し障る場合は明確に説明するのが、これまでの皇室では当然のことでした。しかし雅子妃の主治医は「ご病気の性質上、説明はできません」といって会見せず、ペーパーを出すだけですませてしまっている。これも、医師が雅子妃の嫌がることはできないからではないでしょうか。しかし、説明責任をはたさないから、公務の出欠が急に変更されたり(ドタキャン・ドタ出参照)、公務を欠席して私的な活動ばかりが目立つ(同日シリーズ・翌日シリーズ参照)ことに理解が得られず、軋轢がおきています。
福田 雅子妃に反対意見を言える人はいないのですか。
岩井 側近も同様でしょう。かつて皇太子に添い寝するほど近くで仕えた老人が、「いったいどうしてしまったのか。東宮御所にうかがったら、側近はみな、妃殿下の顔色ばかりうかがってピリピリしている。あれでは駄目です」と悲嘆にくれていましたから。(後略)


そしてその翌月、『文藝春秋』2007年4月号では友納尚子が早速というか、この「マサコズ・ワールド」について実に敏感な反論記事を著している。

文藝春秋』2007年4月号<核心リポート 雅子妃その回復を阻むもの>友納尚子
p.195より引用
 あらためて言うまでもないが、適応障害は雅子妃の自覚だけでは治らない。主治医の指導の下で適切な治療が必要なのだ。そして心の病は、自分が抱えている気持ちを話さなくてはならないので、医師との信頼関係が最も重要である。
 主治医の大野医師が設立に関った日本認知療法学会に所属する、最新治療に詳しい精神科医は、こう解説する。
「たとえ皇太子妃という公的な立場の方であっても、患者のことは口外しないという考えがあるのでしょう。特に雅子さまは、ご懐妊や流産といったデリケートな話を口外されるなど、医師に対して非常に悩んできた時期が長いと思われます。大野先生にも心を開くまでに時間がかかったのではないでしょうか。
 今はしっかり信頼関係を結ばれていると思いますが、その理由は、医師が口外しないことが基盤となっていると思います。それは、先月の『文藝春秋』の記事にあった『医師が雅子妃の論理のなかにつかり込んでしまい、いわば“マサコズ・ワールド”の住民になってしまっている』などといった関係ではない。精神科医として患者を守る、という当たり前のことを行っているのでしょう。(後略)」

「口外するなよ!絶対に口外するなよ!!」という、公人としての説明責任を果たすつもりはやはりこれっぽっちもないということが窺える内容である。

なおこの世界の名付け親である岩井克己氏については、便本騒動で千代田から出された抗議書簡において、「長年皇室報道を専門としてきた或る老練な新聞記者」と皇室ジャーナル業界では完全に特定されたも同然の表現で、その記事の高い信頼性を裏打ちされている。
ちなみに元女湯盗撮カメラマンフリージャーナリスト友納尚子については、野村一成東宮大夫にすらその存在を認識されていない程度の取材態度が、『WiLL』2009年10月号<雅子妃問題緊急対談 雅子妃のご病気と小和田王朝 橋本明・西尾幹二対談記事>にて語られている。
実に対照的な両者である。



特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。


最近更新されたページ

左メニュー

左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...

Madeleine

「Madeleine」(マドレーヌ)とは、Amazonで池田礼子・渋谷節子共訳『幸せな子 アウシュビッツを一人で生き抜いた少年』(トーマス・バーゲンソール著、朝日新聞出版2008/10/21)のレビュ...

10年目

2002年の雅子夫人誕生日会見冒頭で飛び出した、彼女の愉快な日本語感覚をスレ住民奥様方全員に印象づけた言葉。そんじょそこらのお笑い芸人でもなかなかこうはいかないものである。なお宮内庁HPには当会見の英...

(奥)

画像説明文で皇太子徳仁の後ろに添えられる言葉。転じて、東宮一家の移動車両における徳仁の座席位置を示す表現。2007年3月11日東宮一家奥志賀スキー旅行前の両陛下へのご挨拶ワゴン車移動ニュースでよく知ら...

(○○に)謝れ

東宮夫妻を何かに喩えた書き込みをした後に、その比喩に使われたものに謝れとレスがお約束のように続くことを示す。ex.「床に胡坐かいて手掴みで物を食べるなんて、まるでゴリラみたい」→「ゴリラはそれが自然な...

黒バイ隊

雅子夫人がグルメやショッピングやドライブなど、私的外出をする際に警護として必ずつくSP集団のこと。『週刊新潮』2005年10月27日号にて報じられた。特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC...

鴨場接待

駐日大使夫妻らを宮内庁が管理する鴨場(埼玉県越谷市「埼玉鴨場」と千葉県市川市「新浜鴨場」の2箇所がある)に招き、皇族方が接待すること。「外交団鴨場接待」のように表現されることが多い。国を代表して訪日し...

高橋紘

東宮家を巡り雑誌等で発言が多く見られた、元・共同通信記者の経歴を持つ静岡福祉大学教授・高橋紘(ひろし)氏のこと。高橋氏は「象徴天皇にふさわしい皇位継承とは、国民に広く支持されるかどうかが基本」との考え...

駅弁抱っこ

先ずこの「雅子による見苦しい下手糞抱っこ」まとめ画像を参照されたい:手の甲乗せ、おマタ鷲掴み、お尻鷲掴み、お股おっぴろげ全開、駅弁抱っこ等々オンパレード画像(日付入り)まとめ画像その2:問題点指摘入り...

食卓

東宮家の中の人、徳仁・雅子・愛子がほとんど共にしないと報じられているもの。心凍るブリザード家庭としか思われないのだが、それでもなお一家円満を主張し続けているところが奇妙というか、必死すぎである。結婚当...

飛んでるぅ~

2008年1月25日長野県小布施町にある美術館「北斎館」にてを「駿州江尻」を見た雅子夫人が発した言葉(スレでは「ぅ~」を付与した形で定着している)。ttp://sankei.jp.msn.com/cu...

頑張り過ぎ

雅子夫人について夫徳仁が主張していること。「頑張り過ぎる」というのがお得意のフレーズである。同日シリーズやら翌日シリーズやらで雅子夫人の振る舞いを観察しているスレ住民奥様方からすれば( ´_ゝ`)フー...

順序が違うのではありませんか

平成24年(2012年)2月18日天皇陛下心臓冠動脈バイパス手術は世に大きく伝えられたが、その後のお見舞いを巡って、まともに打診もせずぐずぐずしていた東宮家の雅子が、秋篠宮妃殿下からのお見舞いスケジュ...

静養

MasakoCalendar作成奥様が組んでくださった、1993年1月婚約発表時期からの【雅子さまワクワク☆静養カレンダー】もご参照ください。雅子夫人についてのニュースにおいて、一緒に使われる確率が非...

青年海外協力隊

自らの知識・技術を活かしたいと考える青年を発展途上国に派遣する[ JICA(独立行政法人 国際協力機構)]の事業のこと。「エリート外交官家庭に生まれ育った私が発展途上国なんてpgr」という意識があるの...

霜鳥加奈

2011年7月21日付で愛子養育担当東宮家出仕となった女性。それまで愛子養育担当出仕には福迫美樹子氏、筒井美奈氏がいたが、霜鳥氏は3人目となる。ほぼ同時期に愛子養育担当人員として雇用された存在として、...

電車でGO!

学習院幼稚園に通っていた敬宮愛子ちゃんとその母雅子とが偶にやっていたこと。タイトー制作の電車運転シミュレーションゲームソフトのことではなく、雅子・徳仁夫妻の「(娘愛子に)一般の子供たちと同じ経験をさせ...

雅愛ウイークリー

]No.日付見出し注目内容2131.7元日にも陛下のご負担軽減策年末の表参道…東宮大夫「良かった」の理由は?新年行事について新年ご一家撮影会裏話、一同並んで撮影している場面ではしりとり新年一般参賀、女...

雅子マター

広義では「東宮家雅子夫人に関する様々な問題事」を表す。この単語は『週刊新潮』2008年4月10日号<男の担任も「横ヤリ交代」 学習院初等科「愛子さまご入学」シフト>記事中にて「雅子さまマター」で登場し...

雅子の迷惑外交武勇伝

Part826スレッドのとある奥様(レス番号371・377・379)が、以前ここに書かれていた「迷惑外交武勇伝」という言葉が気に入ったとのことで、海外における雅子のgdgd振舞い事件を端的にまとめてく...