アーチ
アーチ・メリアライト
ライト//メダリオン
「あぁ、思った通りノ結果だったよ」
「心底どうでもイいけど…聞かないと黙らないんだロう?手短にどうぞ」
「選別なんていらなイ…どうせみんナただの素材だ」
「肉はクわないってあれほど言ったじゃないデすか」
〇幼少期
幼いころから「生物」に興味をもち、積極的に学んできた。虫や鳥などを捕まえてきては観察し、スケッチするのが好きだった。富裕層の家庭で育ち、将来は両親の営む診療所を継ぐのが夢だった。
健気に勉学に励み、名門学校に進学し医学を学んだ。
当時、シルベリス皇国の保有する研究機関への貢献を志す。
〇兵士時代
種族柄体術にもある程度長け、一般兵として経験を積んだのち1等兵まで昇格した。
しかしある時、自らが率いた小隊がほぼ全滅。一命はとりとめるも、首を掻き切られたことによって「声」を
失う。左手と左目も喪失した。何を思ったか死亡した新兵数人の手首を■■■■■■■■■■■■■。
以後、戦闘員としては表舞台から姿を消した。
〇現在
処断後、研究者としてのうでを買われ第3旅団・生体部門に配属された。
思わぬ形で幼少期の夢を掴んだが、彼の兵士時代の黒歴史を知っているものからの冷たい視線は絶えず続いている。
ただ、幼少期と変わった点は生き物を「道具」や「素材」として見るようになっていること。
失った声の代わりとして、喉に機械を埋め込んでいるため初めて声を聴いたヒトは違和感を感じる。
塵や湿気で機械の調子が狂うと女性AIのような声になってしまう為、極端に口数が減る。
自らを「ヴィーガン」だと主張しており、肉食獣の種族だが生き物の肉を食わない。それがたたって栄養状態が
悪く、よく貧血で倒れる。突然ヴィーガンになった理由は、本人の口からは「貴重な研究資材を無駄にしたくない」としか語られないが、一部の人々からは■■■■■■■■を知ってしまったからではないかとささやかれている。
宗教的な物事や恋愛事などにはまったく興味を示さないが、話が進展しないと効率が悪いから聞くには聞く。
第3旅団の人々は基本自分と同じような人種だと思っているため(一方的に)友好的。
謎に強メンタル。普段は不愛想で眠そうな顔をしているが、実験資材や改造手術の予定が入ると目に見えて
元気になる。自分の過去については多少の罪悪感はあるものの、現在の自分には誇りを持っている。
桜尾れん
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