松本哉朗

ページ名:松本哉朗
松本 哉朗
本名松本 哉朗
性別男性
国籍日本
誕生日1974年10月16日(48歳)
出身地東京都
身長182cm
体重90kg
リーチ
階級ミドル級
ヘビー級
所属目黒藤本ジム

松本 哉朗(まつもと としお、1974年10月16日 - )は、日本のキックボクサー。東京都出身。目黒藤本ジム所属。

目次

獲得タイトル[]

  • プロ
    • 新日本キックボクシング協会ミドル級王座(6度防衛)
    • 新日本キックボクシング協会ヘビー級王座
  • アマチュア
    • 第2回アジアインドアゲームズ ムエタイ競技 ライトヘビー級(75kg~81kg)優勝(2007年11月3日)

来歴[]

1999年4月18日、新日本キックボクシング協会でプロデビュー。

2001年5月6日、新日本キックボクシング協会「Golden Breeze」の日本ミドル級王座決定戦で本多孝一にTKO勝ちし、王座を獲得した。

2002年10月20日、新日本キックボクシング協会「ROAD TO MUAY-THAI 2002」でガオグライ・ゲーンノラシンと対戦。5Rを終了し、3-0(50-48、50-45、50-47)の判定勝ちとなるも、双方納得のいかない判定結果であり、興行中に裁定がノーコンテストに変更となった。

2003年11月18日、K-1初参戦となったK-1 WORLD MAX 2003 ~世界王者対抗戦~でドゥエイン・ラドウィックと対戦し、2Rタオル投入によるTKO負け。18戦目にして初黒星となった。

2005年5月12日、タイでラムソンクラーム・スワンアハーンジャーヴィー(タイ/王者)の持つラジャダムナン・スタジアム認定ミドル級王座に挑戦。5R判定負けし王座奪取に失敗した。

2007年3月29日に東京で開かれた「WBCムエタイ日本ランキング委員会」の初会合で、委員会に日本ミドル級1位にランクされる。同年7月6日、制定ランキングでも引き続き同級1位に認定された。

2007年10月26日、中華人民共和国マカオ特別行政区で開催された第2回アジアインドアゲームズのムエタイ競技、ライトヘビー級(75kg~81kg)に出場。10月29日の1回戦でソルタニ・ヨーセフ(イラン)を判定5-0で破ると、31日の続く準決勝でアリ・アリ(ヨルダン)も判定5-0で破り、11月3日の決勝戦で李寶明(リー・バオミン/中国)も判定5-0で下し優勝した。決勝戦では、試合序盤に相手のパンチを受け、左目の下をカットしてしまうアクシデントもあった。

2008年9月15日、新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS IV」でピーターソン・シャカルと対戦し、右フックによるKO勝ち。試合後、マグナム酒井との対戦をアピールした[1]

2009年5月31日、日本ヘビー級王座決定トーナメント決勝で柴田春樹と対戦し、右フックでKO勝ちし2階級制覇を果たした[2]

2009年12月13日、初防衛戦で嚴士鎔と対戦し、右肘打ちで厳の額をカットさせTKO勝ちとなり初防衛に成功した[3]

2010年4月18日、TITANS NEOS VIIで天田ヒロミと対戦し、左フックによるKO負けを喫した[4]

2010年10月24日、新日本キックボクシング協会で小澤和樹と対戦し、タオル投入によるTKO勝ち。試合後のリング上でマグナム酒井との対戦をアピールした[5]

2011年4月24日、REBELS.7で菊池圭治と対戦し、右肘打ちでKO勝ち[6]。当初はマグナム酒井と対戦予定であったが[7]、酒井の負傷欠場により対戦相手が変更された[8]

2011年7月17日、香港で開催されたTHAI FIGHT EXTREMEでジェームス・カオウミと対戦し、右ストレートによるKO勝ちを収めた[9]

エピソード[]

体格的に日本人の対戦相手が少なく、しばしば海外での試合のオファーを受けるが、何度となく主催者都合のドタキャンを食らっている。もっとも酷い例では試合一週間前に主催者側の都合で試合キャンセルということがあった。

戦績[]

プロキックボクシング[]

キックボクシング 戦績
49試合(T)KO判定その他引き分け無効試合
33勝276061
9敗630
勝敗対戦相手試合結果イベント名開催年月日
ジェームス・カオウミ3R KO(右ストレート)THAI FIGHT EXTREME2011年7月17日
菊池圭治3R 0:55 KO(右肘打ち)REBELS.72011年4月24日
篤志1R 3:09 KO(膝蹴り)新日本キックボクシング協会「SOUL IN THE RING VIII」2010年12月18日
小澤和樹2R 2:15 TKO(タオル投入)新日本キックボクシング協会「MAGNUM 24」2010年10月24日
×天田ヒロミ2R 0:24 KO(左フック)TITANS NEOS VII2010年4月18日
嚴士鎔2R 1:37 TKO(右肘打ち)新日本キックボクシング協会「SOUL IN THE RING VII」
【日本ヘビー級タイトルマッチ】
2009年12月13日
キセレフ・キレル1R 2:26 KO(右肘打ち)新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS 6」2009年9月20日
柴田春樹3R 3:03 KO(右フック)新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 11」
【日本ヘビー級王座決定トーナメント 決勝】
2009年5月31日
國吉1R 2:02 KO(左フック)新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS V」
【日本ヘビー級王座決定トーナメント 準決勝】
2009年3月29日
×後藤龍治5R 2:20 TKO(額カット)新日本キックボクシング協会「Soul in the Ring VI」
【日本ミドル級タイトルマッチ】
2008年12月14日
ピーターソン・シャカル3R 1:49 KO(右フック)新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS IV」2008年9月15日
榊克幸5R 0:09 KO(左フック)新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 8」
【日本ミドル級タイトルマッチ】
2008年5月25日
×ゲンナロン・ウィラサクレック2R 2:05 TKO(ドクターストップ:右目負傷)新日本キックボクシング協会「Soul in the Ring V」2007年12月9日
後藤龍治5R終了 判定1-0新日本キックボクシング協会「MAGNUM 14」
【日本ミドル級タイトルマッチ】
2007年7月22日
×ファブリジオ・ベルガミーニ2R 2:24 KO(3ノックダウン:左フック)新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS」2007年4月22日
榊克幸3R終了 判定0-1新日本キックボクシング協会「MAGNUM 13」2007年3月11日
阿佐美義文2R 1:30 KO(右ストレート)新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 4」
【日本ミドル級タイトルマッチ】
2007年1月21日
松崎勇気1R 2:07 KO(3ノックダウン:右ストレート)新日本キックボクシング協会「Soul in the Ring IV」2006年12月10日
×ウェハー・ラーチャーノン5R終了 判定0-3ラジャダムナン・スタジアム2006年10月29日
後藤龍治3R終了 判定3-0新日本キックボクシング協会「MAGNUM 11」2006年7月16日
ファブリジオ・ベルガミーニ3R終了 判定3-0新日本キックボクシング協会「TITANS 3rd」2006年4月28日
山崎銀次郎4R 2:46 TKO(タオル投入)新日本キックボクシング協会「Soul in the Ring III」
【日本ミドル級タイトルマッチ】
2005年12月11日
ライアン・シムソン5R終了 判定1-1新日本キックボクシング協会
「小野寺力引退記念大会 NO KICK, NO LIFE ~FINAL~」
2005年10月29日
山崎銀次郎3R終了 判定0-0新日本キックボクシング協会「MAGNUM 8」2005年7月3日
×ラムソンクラーム・スワンアハーンジャーヴィー5R終了 判定ラジャダムナン・スタジアム
【ラジャダムナン・スタジアム認定ミドル級タイトルマッチ】
2005年5月12日
フジ・チャルムサック3R終了 判定1-1新日本キックボクシング協会「MAGNUM 7」2005年3月20日
阿佐美義文3R終了時 TKO(ドクターストップ:鼻骨骨折の疑い)新日本キックボクシング協会「Soul in the Ring II」
【日本ミドル級タイトルマッチ】
2004年12月12日
×TOMO3R終了 判定0-3新日本キックボクシング協会「TITANS 1st」2004年11月6日
デーチャリット・ゴーギアットナン3R TKOタイ2004年6月9日
×TOMO3R 2:39 KO(左フック)K-1 WORLD MAX 2004 ~日本代表決定トーナメント~
【リザーブファイト】
2004年2月24日
國中厚二2R 2:09 KO(右アッパー)新日本キックボクシング協会「Soul In The Ring ~新妻聡 引退興行~」2003年12月14日
×ドゥエイン・ラドウィック2R 2:12 TKO(タオル投入)K-1 WORLD MAX 2003 ~世界王者対抗戦~2003年11月18日
ガオグライ・ゲーンノラシン2R 1:09 KO(パンチ)新日本キックボクシング協会「MAGNUM 3」2003年10月12日
ラムソンクラーム・スワンアハーンジャーヴィー1R 1:05 KO(右肘打ち)新日本キックボクシング協会「MAGNUM 2」2003年7月26日
スーパーチャージ・ヴィーモア3R終了 判定3-0一撃 2.22 ICHIGEKI2003年2月22日
頼信5R終了 判定3-0新日本キックボクシング協会「DOWN BY LOW」
【日本ミドル級タイトルマッチ】
2003年1月26日
ガオグライ・ゲーンノラシン無効試合新日本キックボクシング協会「ROAD TO MUAY-THAI 2002」2002年10月20日
スーパーチャージ・ヴィーモア2R途中 判定1-1一撃 8.10 ICHIGEKI2002年8月10日
ラムソンクラーム・スワンアハーンジャヴィー1R 1:09 KO(肘打ち)新日本キックボクシング協会「BREAK A WAY ! ~開拓~」2002年7月27日
ギャリー・オニール1R 2:19 TKO(3ノックダウン:跳び膝蹴り)一撃 1.11 ICHIGEKI2002年1月11日
コンファーク・ルークメロン2R KO新日本キックボクシング協会「FIGHT TO MUAYTHAI 2001」
(ラジャダムナン・スタジアム)
2001年10月28日
メッケンナー・ソーキングスター2R 2:12 KO新日本キックボクシング協会「ROAD TO MUAY THAI 2001」2001年10月28日
(韓国選手)1R KO韓国・釜山2001年7月24日
本多孝一2R KO新日本キックボクシング協会「Golden Breeze」
【日本ミドル級王座決定戦】
2001年5月6日
オリバー・オーセン4R KOオーストラリア2000年8月30日
本多孝一2R 1:28 KO(ローキック)新日本キックボクシング協会「SATELITE」2000年4月9日
モハメッド・アンバリン3R終了 判定3-0新日本キックボクシング協会「KICK-GENERATION」1999年12月5日
赤堀哲也1R 0:28 KO新日本キックボクシング協会「覇王傳」1999年7月24日
モハメッド・アンバリン3R終了 判定3-0新日本キックボクシング協会1999年4月18日

アマチュアムエタイ[]

勝敗対戦相手試合結果イベント名開催年月日
李寶明(リー・バオミン)2分4R終了 判定5-0第2回アジアインドアゲームズ ムエタイ競技【ライトヘビー級 決勝】2007年11月3日
アリ・アリ2分4R終了 判定5-0第2回アジアインドアゲームズ ムエタイ競技【ライトヘビー級 決勝】2007年10月31日
ソルタニ・ヨーセフ2分4R終了 判定5-0第2回アジアインドアゲームズ ムエタイ競技【ライトヘビー級 決勝】2007年10月29日

脚注[]

  1. 【TITANS】メインで勝利の松本哉朗「マグナム酒井と戦ってみたい」、後藤とCRAZYはドロー 格闘技ウェブマガジンGBR 2008年9月15日
  2. 【新日本キック】武田幸三がメインで判定勝利!松本&緑川の藤本ジム勢が新王者に 格闘技ウェブマガジンGBR 2009年5月31日
  3. 【新日本キック】石井宏樹がボディ連打でメッタ打ちKO!松本は右ヒジ一撃一閃で初防衛成功 格闘技ウェブマガジンGBR 2009年12月13日
  4. 【タイタンズ】レジェンド対決は立嶋篤史がヒジで勝利!小暮智はタイトル防衛 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年4月18日
  5. 【新日本キック】松本哉朗、TKO勝利で復活!マグナム酒井と「5Rヒジありでやりたい」 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年10月24日
  6. 【レベルス】K-1ファイターのイム・チビン強し!渡部太基が世界の壁の前に散る 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年4月24日
  7. 【レベルス】4・24渡部太基VSイム・チビン、松本哉朗VSマグナム酒井が決定! 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年2月2日
  8. 【レベルス】4・24マグナム酒井が負傷欠場、松本哉朗は菊池圭治と対戦 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年4月5日
  9. 【タイファイト】香港大会で松本哉朗がKO勝利!山崎陽一はTKOで敗れる 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年7月17日

外部リンク[]

  • 松本哉朗公式サイト
  • 目黒藤本ジム公式サイト
  • K-1 選手データ

Wikipedia[]

  • Wikipedia:ja:松本哉朗
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