TURBΦ

ページ名:TURBΦ
TURBΦ
(ターボ)
本名長塚 崇(ながつか たかし)
性別男性
国籍日本
誕生日1980年12月5日(42歳)
出身地茨城県水海道市(現・常総市)
身長170cm
体重63kg
リーチ
階級スーパーフェザー級(WMAF)
スタイルキックボクシング
所属TEAM O.J
→FUTURE_TRIBE ver. O.J

TURBΦ(ターボ、1980年12月5日 - )は、日本のキックボクサー。本名は長塚 崇(ながつか たかし)。茨城県水海道市(現・常総市)出身。かつてはTURBOというリングネームを使っていた。

目次

獲得タイトル[]

  • R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT '07 優勝(60kg級、2007年6月17日)
  • 第2代NKBフェザー級王座(1度防衛)
  • 初代WMAF世界スーパーフェザー級王座(1度防衛)

来歴[]

キックボクシングを始める前は、中学でサッカーを3年間、高校で陸上競技を1年間のスポーツ経験しかなかった。

1999年冬、高校卒業直前にTEAM O.Jに加入。TEAM O.Jは、元キックボクサーの青木弘行が1998年に主宰した練習チームである。グローブ空手でアマチュアのキャリアを積み、入会後1年半でアジア太平洋キックボクシング連盟(APKF)でプロデビューする。この時は本名だった。デビュー戦は、2000年10月15日に神奈川県横浜平沼記念体育館のAPKF・K-U合同興行「THE SUPER KICK M-116 ~育成シリーズ~」で行なわれ、山上雅智(K-Uフライ級)と対戦。3R判定3-0で、デビュー戦を白星で飾った。2001年1月26日の2戦目からリングネームを「TURBO」に変更した[1]

2001年10月13日、東京・後楽園ホールで行なわれた日本キックボクシング連盟(NKF)主催「2001激動シリーズ」の、「NKB統一ランキング決定トーナメント」のフェザー級予選1回戦に出場。この時、トーナメントの優勝は頭に無く、憧れだった楠本勝也と対戦することが目標だった。児玉正暁(日本キックボクシング連盟フェザー級)と対戦し、5R判定2-0で勝利した。ポイントが1点差という薄氷の勝利だった。12月2日にNKF主催「2001激動シリーズ」で行なわれたNKBフェザー級トーナメント2回戦で松本浩幸と対戦。5R判定3-0で勝利した。

2002年2月23日、NKF主催「2002破壊シリーズ」で行なわれたNKBフェザー級トーナメント3回戦で楠本勝也(NJKF同級1位)と対戦。5RにTURBOの縦肘が楠本の頭部に当たり流血。それを機にTURBOはラッシュをしかけ5Rをものにした。5Rを優勢に進めたことが評価され、5R3-0(全員1ポイント差)で勝利した。7月21日にAPKF主催の興行に凱旋。NKBフェザー級トーナメント準決勝で伊藤陽二を5R判定3-0で下した。1R終盤に伊藤の右フックでダウンを奪われるが、2Rに右ストレートでダウンを奪い返した。9月8日にニュージャパンキックボクシング連盟主催「DREAM RUSH 6」のNKBフェザー級トーナメント決勝戦に出場。桜井洋平と対戦。1R終了間際に桜井の右ハイキックでダウンを奪われる。その後決定打を掴めず、5R判定0-3(全員3点差)で敗れた。プロ10戦目での初黒星となった。

2003年11月23日、東京・ディファ有明で行なわれたAPKF主催「THE SUPER KICK M-126」のNKBフェザー級王者決定戦に出場。TURBOは同級1位ランクされており、難波博志(同級5位)と対戦。5R判定3-0で勝利し、第2代NKBフェザー級王者になった。点差が3、4点という大差の勝利だった。

2004年7月19日、東京・ディファ有明で行なわれたAPKF主催「THE SUPER KICK M-128」に出場。馳大輔(同級6位)を5R判定3-0で下した。試合後、他団体の強豪たちと戦いたいという理由から、王座返上とNKBからの戦線離脱を表明した[2]。これを機に、リングネームを「TURBΦ」に変更した。NKB離脱については、自身の所属するTeam O.Jの会長・青木弘行、APKFの理事長・南樹三生に事前に相談し了承を得ていた。所属は、知り合いだったHAYATOの所属する「FUTURE_TRIBE」と、TURBOが練習を行なう「TEAM O.J」を合わせた、「FUTURE_TRIBE ver. O.J」となった。HAYATOとの接点もあり、主戦場をIKUSAに移した。

2006年7月22日、NJKF主催「キックボクシング 真王杯 55kg・60kg オープントーナメント(ADVANCE VII ~前進~)」の1回戦に出場。桜井洋平(NJKFライト級王者)と再戦。1Rに桜井の左フックを受けダウンを喫すると、さらに右肘打ちによる額のカットでドクターストップがかかり、1R1:19TKOで敗退。リベンジに失敗した。ドクターチェック中の桜井側のセコンドがリング内に侵入したため、桜井に減点1が与えられた。

2007年5月13日、東京のディファ有明で行なわれたマーシャルアーツ日本キックボクシング連盟主催「BREAKDOWN 4」のWMAF世界スーパーフェザー級初代王者決定戦に出場。アトム山田(日本/MA日本スーパーフェザー級王者)と対戦し、左肘打ちで左まぶたをカットし、ドクターストップによる2R1:54TKOで勝利した。自身初の世界王座を獲得した。

2007年6月17日、東京のディファ有明で行なわれた「INNER WARP presents R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT '07」に出場。1回戦で大嶋茂樹を左ハイキックで1R2:12KOで下し、準決勝でオノリュウと対戦。2Rに右フックで最初のダウンを奪うと、3Rに左ハイキックで2度目のダウンを奪い3R判定3-0で勝利し、決勝戦で末広智明と対戦。2Rに右ストレートでダウンを奪い、3R判定3-0で優勝した。世界チャンピオン誕生祝賀会で開催されたチャリティーオークション売上金より、翌6月26日に守谷市に対し、福祉のため、15万円の寄付[3]、未明につくばみらい市にも福祉のための寄付を行った[4]

2008年4月29日、MA日本主催「BREAK THROUGH-3 ~突破口~」のWMAF世界スーパーフェザー級タイトルマッチで久保優太(日本/挑戦者)と対戦し、5R判定1-1で引き分けになり、初防衛に成功した。

2008年7月27日、NJKFスーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝で中須賀芳徳と対戦予定であったが、靭帯断裂により欠場した[5]

2008年12月21日、MA日本主催「BREAK THROUGH-8 ~突破口~」のWMAF世界スーパーフェザー級タイトルマッチで"狂拳"竹内裕二(日本/挑戦者)と対戦し、5R判定0-2で敗北。2度目の防衛に失敗した。

2009年1月18日、ムエローク Japan 2009でウティデート・ルークプラバートと対戦予定であったが[6]、欠場となった[7]

2009年7月26日、RISE60kg級タイトルマッチで王者板橋寛と対戦し、判定負けで王座獲得ならず。

2009年8月14日、Krushライト級グランプリ2009に出場。1回戦で石川直生と対戦し、右ハイキックでKO負けを喫した。

2010年7月31日、RISE 68で吉本光志と対戦し、右ショートストレートでKO負けを喫した[8]

2010年9月26日、WBCムエタイルール日本統一スーパーフェザー級王座決定戦で中須賀芳徳と対戦し、1-2の判定負けで王座獲得ならず[9]

2010年12月12日の「Krush初代王座決定トーナメント ~Round.1~」で開幕した60kgトーナメントに出場予定であったが、腎盂腎炎により欠場となった[10]

2011年2月5日、谷山ジム主催「ビッグバン・統一への道 其の四」で秋元皓貴と対戦し、右跳び膝蹴りによるKO負けを喫した[11]

戦績[]

プロキックボクシング[]

キックボクシング 戦績
45試合(T)KO判定その他引き分け無効試合
27勝621020
16敗6100
勝敗対戦相手試合結果イベント名開催年月日
×秋元皓貴2R 1:05 KO(右跳び膝蹴り)谷山ジム「ビッグバン・統一への道 其の四」2011年2月5日
×中須賀芳徳5R終了 判定1-2The Path to the World Champion WBCムエタイ世界王者への道
【WBCムエタイルール日本統一スーパーフェザー級王座決定戦】
2010年9月26日
×吉本光志2R 2:54 KO(右ストレート)RISE 682010年7月31日
前田尚紀5R 2:41 TKO(ドクターストップ:カット)M-1 RAJA BOXING SINGHA BEER ムエタイチャレンジ「NAI KANOMTOM vol.2」2010年6月6日
リョウ・ペガサス3R終了 判定3-0RISE 632010年4月7日
×小宮山工介3R終了 判定0-3RISE 602009年11月22日
×石川直生3R 2:45 KO(右ハイキック)Krushライト級グランプリ2009 ~開幕戦 Round.2~【1回戦】2009年8月14日
×板橋寛5R終了 判定1-2RISE 57
【RISE60kg級タイトルマッチ】
2009年7月26日
中村敏射3R終了 判定3-0R.I.S.E. 532009年3月29日
×"狂拳"竹内裕二5R終了 判定0-2マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
「BREAK THROUGH-8 ~突破口~」
【WMAF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ】
2008年12月21日
裕樹3R+延長1R終了 判定3-0R.I.S.E. 512008年11月30日
久保優太5R終了 判定1-1マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「BREAK THROUGH-3 ~突破口~」
【WMAF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ】
2008年4月29日
マキ・デントラニー3R+延長R終了 判定3-0マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「BREAK THROUGH-2 ~突破口~」2008年3月14日
×カノンスック・ウィラサクレック2R 1:02 KO(左ハイキック)M-1 日タイ修好120周年記念イベント 120th ANNIVERSARY OF JAPAN-THAILAND ~MUAY THAI HEARTY SMILES~2007年9月24日
末広智明3R終了 判定3-0R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT '07
【決勝】
2007年6月17日
オノリュウ3R終了 判定3-0R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT '07
【準決勝】
2007年6月17日
大嶋茂樹1R 2:12 KO(左ハイキック)R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT '07
【1回戦】
2007年6月17日
アトム山田2R 1:54 TKO(ドクターストップ:左瞼カット)マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「BREAKDOWN(打破)4」
【WMAF世界スーパーフェザー級王座決定戦】
2007年5月13日
×大宮司進5R終了 判定0-2M-1 FAIRTEX SINGHA BEER ムエタイチャレンジ「BATTLES OF FATE 2007」
【M-1スーパフェザー級王座決定戦】
2007年3月4日
×上松大輔3R終了 判定0-3J-NETWORK「MACH GO! GO! '06 ~フライ級最強決定トーナメント準決勝~
&喧嘩火山再爆発 ~THE REMATCH 寒川×我龍~」
2006年11月22日
×桜井洋平1R 1:19 TKO(ドクターストップ:額カット)ニュージャパンキックボクシング連盟
真王杯 55kg・60kg オープントーナメント(ADVANCE VII ~前進~)
【真王杯 60kg級 1回戦】
2006年7月22日
×菊地剛介5R終了 判定0-3新日本キックボクシング協会「TITANS 3rd」2006年4月28日
大高一郎3R+延長R終了 判定2-1J-NETWORK「GO! GO! J-NET '06 ~Highway Star~」2006年3月3日
×前田尚紀3R終了 判定0-3全日本キックボクシング連盟「Fujiwara Festival ~藤原祭り2005~」
【全日本スーパーフェザー級王座決定トーナメント 準決勝】
2005年12月5日
大宮司進3R終了 判定3-0IKUSA GP <-U60 SUPERSTAR☆Z> TOURNAMENT ~FINAL STAGE
【リザーブマッチ】
2005年9月19日
×石川直生3R 1:16 KO(2ノックダウン:右ストレート)IKUSA GP -U60 SUPERSTAR☆Z TOURNAMENT -Opening Stage-
【IKUSA -U60 GP 1回戦】
2005年6月18日
中西一覚3R終了 判定3-0IKUSA YGZ04 -BIRD-BASE-
【IKUSA GP JUDGEMENT GAME】
2005年3月12日
大高一郎5R終了 判定3-0J-NETWORK「GO! GO! J-NET '05 ~volcano~」2005年1月21日
駿太3R終了 判定3-0FUTURE FIGHTER IKUSA 6 ~宙(SORA)~GANGSTAR☆Z@Velfarre2004年11月28日
馳大輔5R終了 判定3-0アジア太平洋キックボクシング連盟「THE SUPER KICK M-128」2004年7月19日
松本浩幸2R 2:33 KO(左ハイキック)アジア太平洋キックボクシング連盟「THE SUPER KICK M-127」
【NKBフェザー級タイトルマッチ】
2004年3月27日
難波博志5R終了 判定3-0アジア太平洋キックボクシング連盟「THE SUPER KICK M-126 頂上シリーズ」
【NKBフェザー級王者決定戦】
2003年11月23日
×デンチャイ富士5R終了 判定0-3アジア太平洋キックボクシング連盟「THE SUPER KICK M-125 頂上シリーズ」2003年7月27日
岩井伸洋5R終了 判定3-0アジア太平洋キックボクシング連盟「THE SUPER KICK M-124 頂上シリーズ」2003年3月30日
トースー・ナ・ノンタチャイ判定不明2002年11月
×桜井洋平5R終了 判定0-3ニュージャパンキックボクシング連盟「DREAM RUSH 6」
【NKB統―トーナメント フェザー級王者決定戦】
2002年9月8日
伊藤陽二5R終了 判定3-0アジア太平洋キックボクシング連盟「THE SUPER KICK M-121」
【NKB統一トーナメント フェザー級 準決勝】
2002年7月21日
楠本勝也5R終了 判定3-0日本キックボクシング連盟「2002破壊シリーズ」
【NKB統一トーナメント フェザー級 3回戦】
2002年2月23日
松本浩幸5R終了 判定3-0日本キックボクシング連盟「2001激動シリーズ」
【NKB統一トーナメント フェザー級 予選 2回戦】
2001年12月2日
児玉正暁5R終了 判定2-0日本キックボクシング連盟「2001激動シリーズ」
【NKB統一トーナメント フェザー級 予選 1回戦】
2001年10月13日
中岡秀夫5R終了 判定3-0アジア太平洋キックボクシング連盟「THE SUPER KICK M-118 躍動シリーズ」2001年7月15日
道中克明3R 1:23 KO日本キックボクシング連盟「2001激動シリーズ」2001年4月28日
千倉正1R 1:09 KOアジア太平洋キックボクシング連盟・K-U「THE SUPER KICK M-117 躍動シリーズ」2001年3月25日
獅子丸修平3R終了 判定3-0ニュージャパンキックボクシング連盟「CHALLENGE TO MUAI-THAI 1」2001年1月26日
山上雅智3R終了 判定3-0アジア太平洋キックボクシング連盟・K-U「THE SUPER KICK M-116 育成シリーズ」2000年10月15日
この戦績は未完です。

アマチュアキックボクシング[]

2戦

エキシビションマッチ[]

勝敗対戦相手試合結果イベント名開催年月日
山口元気2分2R生ゴン1000回記念 サムライ祭り&SAEKI祭り2
【IKUSA presents SUPER-EX キックルール】
2005年1月9日

脚注[]

  1. 01.1.26 NJKF 後楽園ホール BoutReview 2001年1月26日
  2. [NKB] 7.19 有明:TURBO、フェザー級王者返上しフリーに BoutReview 2004年7月27日
  3. 広報もりやおしらせ版7月25日号
  4. 広報つくばみらい2007年8月号(No.17)
  5. 【NJKF】7・27TURBO、久保優太の欠場で対戦カード変更 格闘技ウェブマガジンGBR 2008年7月26日
  6. [M-1ムエタイ] TURBΦと激突、08年ムエタイMVP男がコメント BoutReview 2008年12月25日
  7. [M-1ムエタイ] TURBФと駿太が欠場。大野と末広が代役に BoutReview 2008年12月30日
  8. 【ライズ】大番狂わせ!日菜太が新必殺技“三日月蹴り”でキシェンコにKO勝ち 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年7月31日
  9. 【WBCムエタイ】国崇が逆転KOで初防衛、羅紗陀は山本真弘を破る! 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年9月26日
  10. 【Krush】12・12寺戸伸近VS日下部竜也がいきなり実現!野杁正明は青津潤平と対戦 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年11月11日
  11. 【ビッグバン】城戸康裕がダウンを奪って完勝「K-1チャンピオンに返り咲く」 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年2月5日

参考出典[]

  • BoutReview XX 特別編:TURBΦ「一本線のその先に」

関連項目[]

  • マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟王者一覧
  • ニュージャパンキックボクシング連盟王者一覧

外部リンク[]

  • TEAM OJ(チーム オージェイ) OFFICIAL WEB SITE
  • Krush 選手データ
前王者
桜井洋平
第2代NKBフェザー級王者

2003年11月23日 - 2004年7月19日(返上)

空位
次タイトル獲得者
松本浩幸
初代
 
初代WMAF世界スーパーフェザー級王者

2007年5月13日 - 2008年12月21日

次王者
"狂拳"竹内裕二

Wikipedia[]

  • Wikipedia:ja:TURBΦ (キックボクサー)
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