中村和裕
中村 和裕 本名 中村 和裕 通称 カズ 吉田道場 大将 戦極の若大将 吉田道場の柔くん 吉田道場の一番星 性別 男性 国籍 日本 誕生日 1979年2月21日(44歳) 出身地 広島県福山市 身長...
ミゲール・トーレス | |
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本名 | ミゲール・アンヘル・トーレス (Miguel Ángel Torres) |
通称 | ジ・エンジェル(The Angel) |
性別 | 男性 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
誕生日 | 1981年1月18日(42歳) |
出身地 | インディアナ州イーストシカゴ |
身長 | 175cm |
体重 | 61kg |
リーチ | 193cm |
階級 | バンタム級 |
スタイル | ブラジリアン柔術、グラップリング |
所属 | トーレス・マーシャルアーツ |
ミゲール・トーレス(Miguel Torres、1981年1月18日 - )は、アメリカ合衆国の総合格闘家。メキシコ系スペイン人。インディアナ州イーストシカゴ出身。トーレス・マーシャルアーツ所属。
父親がボクシングの試合をテレビで見ていたことから、幼少期より格闘技に興味を持ち、6歳の時からサッカーを始め、7歳の時には空手を始めた。しかし、月謝が払えなくなり空手は1年半しか続かなかった。14歳の時にテコンドーを始めるも、高校進学後のレスリング選手とのスパーリングでは、タックルを仕掛けられ何も出来なかった。また、テコンドーの先生にどう対処すればよいのか尋ねても答えを得られず、タックルを防ぐ技術をテコンドーの技術から編み出そうとしたが出来なかったため、テコンドーをやめた。本人によれば、テコンドーの先生がテコンドーが最高の格闘技であると「洗脳していたんだ」とのこと。そして、寝技の重要性に目覚めたことや、UFCを第1回から見ていたことでブラジリアン柔術を習いたいと思い始めた。しかし、高校のレスリング部の人間から、体格が小さいことを理由に入部を拒否され、近場に柔術の道場がなかったことから、ガレージで自分の友人達と自主的に練習を始めた。このため、トーレスは自身のことを「ガレージ生まれのファイター」と形容している[1]。
17歳のときに、自身の住む町のバーで、格闘技の非合法な興行が開催された。バーの中央にリングを設置しただけの簡単な作りの会場で、違法なのにもかかわらずポスターなどで宣伝されていた。試合形式は5分2Rで、階級も計量もなく、使用するグローブも非常に雑な作りだったという。この時、本人は出場を希望したが体格が小さかったため断られた。その後、18歳になるまでの間に自己流のキックボクシングとボクシングで鍛えた。18歳になり、初めて試合に出場。初戦で1R10秒KO勝ちを収めた。これをきっかけに、試合に継続的に参戦し始めた。また、以前から所属していた格闘技サークルと、他の格闘技サークルとの間で行なわれる道場マッチにも参加した。本人によれば、プロデビュー前までに、道場マッチを5試合、バーでの試合を10試合の試合をこなしていた。ただし、本人はこの頃に闘った相手についてはあまり覚えていないとのこと[1]。
1999年からブラジリアン柔術を習い始める。ヒクソン・グレイシーが開いたセミナーに参加したことがきっかけだった。その時、後に総合格闘技の大会を主催するブラーリオ・コラルが青帯を取得し、セミナー中にコラルと練習を行なったことで、コラルとの繋がりが出来た。また、コラルのジムに行ったことで練習仲間が出来、加えてコラルの主催する総合格闘技の大会でのデビューの足がかりが出来た。その後、インディアナポリスで行なわれた試合に参加した際、マルセーロ・モンテーロという柔術家に出会う。モンテーロからヒカルド・デラヒーバに紹介されたことで、本格的にブラジリアン柔術を学ぶことになった。モンテーロと出会ってから1か月後にリオデジャネイロに渡り、トレーニング終了後に紫帯を授与された。帰国後はカーウソン・グレイシーの元で練習を続けた。これは、何度もブラジルに渡ってデラヒーバの元で練習を続けるうちに、デラヒーバから「なぜわざわざ何度もブラジルに来て柔術を練習するのか」と尋ねられ、カーウソンがシカゴに道場を持っていたことを教えられたからだという。それまでは、シカゴに柔術の道場があることを知らなかった。その後、2000年から公式の合法な総合格闘技の試合に出場し始める。しかし、試合会場はまたしてもバーだった。興行の主催者はブラーリオ・コラルで、後にエリック・ムーンとIronheart Crownを共同で運営することになる。トーレス自身は、コラルのことをファイトマネーの払いの悪さから良く思っておらず、今では犬猿の仲だという。初戦のファイトマネーは無しだったが、2戦目には100ドル受け取り、以降20ドルずつ増えていったという[1]。
2001年からはIronheart Crownを主戦場とした。しかし、2003年11月22日に開催された「Ironheart Crown 6: Inferno」でライアン・アッカーマンを相手に0-3で判定負けし、自身初の敗北を喫した。本人は前回の試合後に膝の手術をしその後1年半試合から遠ざかっていたこと、加えてコンディションも万全ではなく、以前の試合より重い61kg契約で試合が行なわれたことが敗因と語っている。1R終了時には脚が肉離れをおこし、タックルを捌けなくなっていたという。その2年後には2005年11月19日に開催された「Ironheart Crown 9: Purgatory」の修斗アメリカ大陸フェザー級王者決定戦でアッカーマンと再戦。腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収め、リベンジとともに初の王座獲得に成功した[1]。
2007年9月5日に、「WEC 30」にてWECに参戦を果たした。ジェフ・ベダードと対戦し、1Rに三角絞めで一本勝ちを収めた[2]。2008年2月13日、「WEC 32」のWEC世界バンタム級タイトルマッチでチェイス・ビービと対戦し、変形のチョークスリーパー(裁定はギロチンチョーク)で一本勝ちを収め、WEC2戦目で第3代WECバンタム級王者となった[3]。6月1日、「WEC 34」のWEC世界バンタム級タイトルマッチで前田吉朗と対戦。パンチで前田の右目を腫らし、3ラウンド終了時にドクターストップによるTKO勝ち[4]。王座の初防衛に成功した。12月3日、「WEC 37」でマニー・タピアと対戦。2RにマウントパンチによるTKO勝ちで2度目の防衛に成功した[5]。
2009年4月5日、「WEC 40」での防衛戦ではブライアン・ボウルズと対戦予定であったが、ボウルズの欠場によりWEC初参戦のCAGE FORCE王者水垣偉弥に変更された[6]。試合は3-0の判定勝ちで3度目の防衛を果たした[7]。8月9日、「WEC 42」でブライアン・ボウルズと対戦し、1ラウンドKO負けで王座から陥落した[8]。
2010年3月6日、再起をかけて臨んだ「WEC 47」ではジョセフ・ベナヴィデスにギロチンチョークで敗れ、自身初の一本負けとなるとともにキャリア初の連敗を喫した[9]。9月30日、「WEC 51」でチャーリー・ヴァレンシアに一本勝ちを収め、連敗から脱出した[10]。
2011年2月5日、WEC吸収によるUFC初参戦となった「UFC 126」でアントニオ・バヌエロスと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[11][12]。
2011年5月28日、「UFC 130」でデメトリアス・ジョンソンと対戦し、0-3の判定負けを喫した[13]。当初はブラッド・ピケットと対戦予定であったが、ピケットの負傷欠場により対戦相手が変更された[14]。
2011年11月19日、「UFC 139」でニック・ピースと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[15]。
総合格闘技 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
44 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
40 勝 | 9 | 23 | 8 | 0 | 0 | 0 |
4 敗 | 1 | 1 | 2 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | イベント名 | 開催年月日 |
○ | ニック・ピース | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 139: Shogun vs. Henderson | 2011年11月19日 |
× | デメトリアス・ジョンソン | 5分3R終了 判定0-3 | UFC 130: Rampage vs. Hamill | 2011年5月28日 |
○ | アントニオ・バヌエロス | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 126: Silva vs. Belfort | 2011年2月5日 |
○ | チャーリー・ヴァレンシア | 2R 2:25 チョークスリーパー | WEC 51: Aldo vs. Gamburyan | 2010年9月30日 |
× | ジョセフ・ベナヴィデス | 2R 2:57 ギロチンチョーク | WEC 47: Bowles vs. Cruz | 2010年3月6日 |
× | ブライアン・ボウルズ | 1R 3:57 KO(パウンド) | WEC 42: Torres vs. Bowles 【WEC世界バンタム級タイトルマッチ】 | 2009年8月9日 |
○ | 水垣偉弥 | 5分5R終了 判定3-0 | WEC 40: Torres vs. Mizugaki 【WEC世界バンタム級タイトルマッチ】 | 2009年4月5日 |
○ | マニー・タピア | 2R 3:04 TKO(マウントパンチ) | WEC 37: Torres vs. Tapia 【WEC世界バンタム級タイトルマッチ】 | 2008年12月3日 |
○ | 前田吉朗 | 3R終了時 TKO(右目の腫れ) | WEC 34: Faber vs. Pulver 【WEC世界バンタム級タイトルマッチ】 | 2008年6月1日 |
○ | チェイス・ビービ | 1R 3:59 変形チョークスリーパー | WEC 32: Condit vs. Prater 【WEC世界バンタム級タイトルマッチ】 | 2008年2月13日 |
○ | ジェフ・ベダード | 1R 2:30 三角絞め | WEC 30: McCullough vs. Crunkilton | 2007年9月5日 |
○ | ダリウス・トゥルシンスカス | 2R 0:57 チョークスリーパー | IMMAC 2: Attack | 2007年4月21日 |
○ | チャールズ・ウィルソン | 3R 1:29 三角絞め | Total Fight Challenge 7 | 2007年2月10日 |
○ | ボビー・ギャンボア | 1R 2:52 チョークスリーパー | Absolute Fighting Championships 19 | 2006年10月21日 |
○ | デリク・コリンズ | 1R 2:32 チョークスリーパー | Total Fight Challenge 6 | 2006年9月9日 |
○ | リチャード・ナンクー | 2R TKO | Ironheart Crown 10: Tempest | 2006年4月29日 |
○ | ジョー・ピアソン | 1R 0:28 三角絞め | Total Fight Challenge 5 | 2006年2月18日 |
○ | ライアン・アッカーマン | 1R 4:45 腕ひしぎ十字固め | Ironheart Crown 9: Purgatory 【修斗米大陸フェザー級王座決定戦】 | 2005年11月19日 |
○ | ダン・スウィフト | 5分3R終了 判定3-0 | Total Fight Challenge 3 | 2005年5月21日 |
○ | マイク・フレンチ | 2R 2:44 三角絞め | SuperBrawl 40 | 2005年4月30日 |
○ | ジム・ブルケッタ | 2R 2:08 三角絞め | Total Fight Challenge 2 | 2005年2月19日 |
○ | アレックス・カンバビアン | 1R 1:01 腕ひしぎ十字固め | Ironheart Crown 8: Ethereal | 2004年11月20日 |
○ | ムスタファ・フセイニ | 3R 1:24 TKO(パンチ) | Ironheart Crown 7: The Crucible | 2004年6月5日 |
× | ライアン・アッカーマン | 5分3R終了 判定0-3 | Ironheart Crown 6: Inferno | 2003年11月22日 |
○ | リンゼイ・ダーラッカー | 5分3R終了 判定3-0 | Ironheart Crown 4: Armageddon | 2002年5月18日 |
○ | ブライアン・ゾール | 1R 3:36 三角絞め | Total Combat Challenge | 2002年4月13日 |
○ | クレイグ・ウィリアムソン | 三角絞め | Total Combat Challenge | 2002年4月13日 |
○ | スティーヴ・レイナ | 1R終了時 TKO(ドクターストップ) | Ironheart Crown 3: Exodus | 2001年11月10日 |
○ | ニック・ミッチェル | 5分2R終了 判定3-0 | Ironheart Crown 3: Exodus | 2001年11月10日 |
○ | ダニー・ロング | 1R KO | Total Combat Challenge | 2001年9月29日 |
○ | パトリック・ロドリゲス | 2R 1:41 ギブアップ | Finke's Full Contact Challenge | 2001年4月30日 |
○ | ジョシュ・メイソン | 2R チョーク | Cage Rage 2 | 2001年4月14日 |
○ | マーク・ジャロミロ | 2R 2:40 腕ひしぎ十字固め | Finke's Full Contact Challenge | 2001年3月26日 |
○ | デビッド・オドル | 1R 2:05 ギブアップ(スタンドの打撃) | Finke's Full Contact Challenge | 2001年2月26日 |
○ | ダニー・アレクサンダー | 1R 0:58 チョークスリーパー | Finke's Full Contact Challenge | 2001年1月29日 |
○ | ジェシー・グーデンシュワッガー | 2R終了 TKO(ドクターストップ) | MMA: Invitational 4 | 2000年11月18日 |
○ | チャド・ブラッドン | 15分1R終了 判定 | Extreme Shootfighting | 2000年9月30日 |
○ | リッキー・オルソン | 15分1R終了 判定 | Extreme Shootfighting | 2000年9月30日 |
○ | コーリー・メリーマン | 1R 1:22 ギブアップ(パンチ) | Extreme Shootfighting | 2000年9月30日 |
○ | ダン・シーザー | 1R 4:30 ギブアップ(スタンドの打撃) | Finke's Full Contact Challenge | 2000年8月28日 |
○ | クリス・クレイマー | 1R 3:00 三角絞め | Finke's Full Contact Challenge | 2000年7月28日 |
○ | マイケル・レイナ | 1R 1:22 ギブアップ(パンチ) | Finke's Full Contact Challenge | 2000年5月22日 |
○ | ダン・シーザー | 1R 4:09 フロントチョーク | Finke's Full Contact Challenge | 2000年4月24日 |
○ | ダニー・プリアム | 1R 0:10 TKO(パンチ) | Finke's Full Contact Challenge | 2000年3月27日 |
初代 | 初代修斗アメリカ大陸ウェルター級王者 2005年11月19日 - 2007年12月 | 廃止 2007年12月廃止 北米王座と南米王座に分割 |
前王者 チェイス・ビービ | 第3代WEC世界バンタム級王者 2008年2月13日 - 2009年8月9日 | 次王者 ブライアン・ボウルズ |
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