大N市名鑑１０１～１５０

.101
『-/襟島　更紗』
市内の裕福な家庭に住む女子高生。引っ込み思案で独走しがちなところがあるが、思いやりのある性格。
FHエージェントに唆されゴーレムを作ることになった結果オーヴァードに覚醒。
現在は第九支部で能力訓練に励む。

.102
『-/小籔　愛衣』
星辰館高校に通う女子高生。さっぱりした性格で大人な面も見せる、かなりの大食い。
愛犬の毛がむしられる事件の調査中にその愛犬を亡くすが、犯人を恨むようなことはせず、きちんと弔った。

.103
『速水やどり/リトル・ライト・ブルー』
常にタブレット端末を抱えているN市第9地区支部長。
若干11歳ながら正規の支部長であり、確かな能力と判断力を備える。
能力は直接戦闘には向かず、支援・指揮・事務に特化したノイマン頭脳を持つ。

.104
『輝き鳩/?』
異常存在を生み出すFHセル“インリークォ”所属のエージェント。
生物を触媒にしてゴーレムを作成する技術に長ける。
襟島更紗をそそのかし、覚醒した彼女から取り出したレネゲイド因子を吸収。
巨大なゴーレムを創造するがあえなく自分ともども撃破された。

.105
『ハザード/南雲　陣油』
“インリークォ”所属のFHエージェント。“輝き鳩”の先輩として振る舞っていた、ヤンキーのような価値観で生きる女。
体内で粘菌を生産する能力を持つ。粘菌はあらゆるものを侵蝕して火薬を生み出し、甚大な爆発を巻き起こす。

.106
『暴食血晶(ブラッドバイト/神埼礼司』(PL:しんごろ)
星辰館高校２年生。中学生の頃から市外で活動していたイリーガルエージェントであり、
卒業と同時にＮ市に招聘され、活動拠点を移した。
特定の支部には所属せず、ＵＧＮ側の特記戦力の1人として、市内各所で活動している。

.107
『Destruction/碓井要』(PL:雪豹)
第六支部所属のエージェント。高校生の頃からイリーガルとしてUGNと共闘、卒業とともにエージェントへ。
あまり感情をあらわにせず、淡々と仕事をこなす様からは、コードネーム“破壊”との違和感が疑われるが、本人は黙して語らない。

.108
『貪欲の墓（キブロテ・ハタアワ）/紅染竜子』(PL:ハシブトガラス)
物語の〝主人公の身近にいるけど恋愛対象にはなれなかった近所のお姉ちゃんポジション〟の概念が具現化したレネゲイドビーイング。
流れの傭兵だったが、今は第六支部のエージェントである。

.109
『“竈の王(マゲイロス)”/春日真津人』
反RB主義極右、“フィースト”セルのリーダー。
元、リエゾンロード・プランナーの配下。
賢者の石など「支配者となるRVの可能性」に敵意を燃やし、その身には輪廻の獣を宿す。
未確認だが、他人に“獣”を憑依させる能力があるとも。

.110
『フラクチュアメモリ/六白イヨ』
かつてハートレスメモリー事件に投入された特殊部隊、マギステルの生き残り。
賢者の石を破壊されて死ぬところを、あるRBから疵無き石を受け取り生き延びた。
その経緯から、まともな戦闘能力は失われている。現在UGNの保護監察下。

.111
『マギステル13/-』
かつてハートレスメモリー事件に投入された特殊部隊、マギステルの生き残り。
重症を負った死の淵から、ジャーム化することで生き延びた。
賢者の石の力により、ほぼ不死身の肉体を持つ。
FHエージェントとして活動を続けるが、N市で奇縁により完全消滅。

.112
『オニキスガーデン/阿形雪実』
星辰館高校在籍のチルドレン。
明るく軽く自信に満ち、クラスでの付き合いもよい、いかにも今ドキの女子高生的な言動をとる少女。
かつてアメリカに存在したUGN連携研究機関の元・実験体。

.113
『クロックワークス/秋塚譲治』
第一印象は真面目、しかしてその本性は軽薄なUGNエージェント。
素手と空間操作よる近接戦闘を得意としており、また如何なる過酷な任務であろうと帰還する生還者。
その自身の戦闘スタイルと、生還率から無鉄砲なきらいが強い。

.114
『ケイヴマン/无号・辰巳・十三』（PL:ロケット商会）
骨細工の怪物ような、異形の姿を持つ第１３地区支部長。
廃棄場の地下に住んでおり、とある責務のため、滅多に外に出ようとはしてこなかった。
見た目と裏腹に、言動はやたらフレンドリー。

.115
『ペインキラーズ/竜胆美操』(PL:里村邦彦)
第12支部所属のイリーガル。高校生にして名刀「羽衣切」を振るう女剣士。
地元名士一族の末娘で、生まれに相応しい己たらんと努力を欠かさない。
生来の正義感から、様々な場所で厄介ごとに自ら進んで関り続けている。

.116
『レッドスプライト/二条久保レコ』(PL:すらい)
第4支部に所属するチルドレン。血液を媒介にした能力強化の実験体。
同僚のとあるイリーガルエージェントの強さに憧れ、目標としている。
明るく活発だが、戦うことを自己評価の根底に置いている節がある。

.117
『ラスティ・バレット/瀧修輔』(PL:モッズ)
第3支部所属。市内でのスカウトや教練を主任務とするエージェント。
崩落戦の生還者で、当時は“クイックシルバー”のコードネームを持つチルドレンだった。
往時と比べ能力は落ちたが、現場で、そして裏方で仲間を支える実力者。

.118
『-/天花寺清香』
市内某大学の考古学研究室助手。
七原鹿島神社宝物庫収蔵の遺物にご執心。
興味が高じてついに窃盗に及び、それをきっかけとした事件でゆるっとオーヴァードに覚醒。
第12支部預かりとなり、大手を振って色々触れる状況に内心うきうきしているらしい。

.119
『ヴァイオレントボルト/山住珠天』
FHエージェント。他人を痛めつけるのが好き、相手が美人ならもっと好き、という危険人物。
とあるセルから貸与されたEXレネゲイドにより、無限の再生能力を有していた。
正反対の性質を持つ遺物をぶつけられ、無事討伐された。

.120
『特異点の魔獣(モノケロス)/天城康介』(PL:しんごろ)
星辰館高校二年生。学生生活の傍ら、ＵＧＮイリーガルエージェントとして活動している。
市内出身だが家族はおらず、現在は一人暮らし。
人付き合いは悪い方ではないが、時折目に暗いものを感じさせる。

.121
『スノーマン/五色沼伍堂』(PL:たみ)
第六支部支部長補佐。UGN医療班“ホワイトハンド”出身の経験を活かし医療周りを担当している。
他のレネゲイドを滅ぼす【対抗種】の特性を持った白い炎と、レネゲイドを喰らう黒い蛇を操って戦う。

.122
『カラミティ・フィート/-』
遺伝子改造実験研究セル、"ホスティルアース"が産み出した決戦兵器。
脚幅5mを超える大蜘蛛のジャームであり、バロール能力によって異次元の間隙へと隠れ潜む。
「崩落戦」において旧第五支部前線部隊と交戦。副支部長河合奏によって撃破された。

.123
『-/綾瀬真花』
星辰館高校2年の女生徒。チャーミングな容貌と誰にでも分け隔てなく親身な性格で男女問わず人気が高い。
『星辰館女神十二神将:"清純"の綾瀬』の異名を持つ。(某男子生徒談)

.124
『ホーリスム/九丘冥』
ホワイトハンドから第六支部に出向してきたエージェントの少女。
猫耳風ニットがトレードマーク。オーヴァード生理学のプロフェッショナルであり、レネゲイド反応の分析、解析に高い実績を持つ。

.125
『テンペスタート/大河原メルセデス』(PL:森田)
メキシコから日本留学しているUGNチルドレン。
現地で大型農園を経営する日系メキシコ人一家の末っ子。
幼い頃からルチャ・リブレ（メキシコプロレス）を嗜み、オーヴァードとしてもルチャを応用した独自の白兵戦闘を行う。

.126
『シューラ・ヴァラ/矢神秀人』
星辰館高校の男子生徒。強い正義感を持つが視野狭窄で攻撃的な部分がある。
ある目的からFHに同行し、オーヴァードとして覚醒するが……。

.127
『スペクター・シックス/-』
ツィーザーによって開発された人型兵器群、「スペクターシリーズ」の最新機。
空中に展開するプロペラ式リフレクターと腕部に装備されたレーザー砲で多角的な攻撃を行う。

.128
『ドローン・ゴースト/-』
ツィーザーセルの開発した対オーヴァード用ドローン兵器。
電磁力による分割機構によって高い回避性能を誇り、武装アタッチメントの取り替えによって様々な局面に対応できる。

.129
『アケローン/河合響』
崩落戦時に能力の限界を超え散逸した元第五支部長補佐、河合響の肉体の一部をツィーザーセルが回収、再調整を施した存在。
10歳前後の少年の姿だが凶悪なジャームであり、セルから出奔。第六地区内での大規模テロを企てる。

.130
『メモリー・オブ・グロゥ/河合響』
元第五支部長補佐。崩落戦で肉体の大半を失い、現在はエネルギー体となって第六支部長であり姉、河合奏と同化した状態にある。
アケローンから肉体の一部を取り戻した事により自我が安定。夢を通して奏と交信することが可能になった。

.131
『SS-Ⅱ/-』
第四支部によって回収されたスペクター・シックスが義体の解析、
修復の間第四支部長の温情によって仮の義体を与えられた姿。
しかしその見た目は巨大ダンゴムシそのものであり、本人は激しく異議を申し立てている。

.132
『ナイトメアブリンガー/田井中次郎』(PL:すきゃっと)
チルドレン上がり、そこそこ歴戦のUGNエージェント。
常にクールな一流エージェントを気取っているが、達成できた試しは無い二.九枚目。
冷静沈着な偽悪者めいた振る舞いをするが喜怒哀楽が激しく、すぐ情に絆される。

.133
『フォックスリンカ/林藤はるか』(PL:珪素)
N市第二地区内、道坂医院402号室の長期入院患者。
温和でお喋り好きな性格。
病床の身ながら、幼い頃よりレネゲイド事件と度々関わっており、主に情報面での解決のサポートを行なう。

.134
『揺蕩い/蘇芳美月』(PL:鳩麦)
ミズクラゲのRB。暑いのが苦手。
「そう出来るから、する」といったように、目的や意思を特に持たないまま、ただ流されるままに毎日を過ごしている。自分に出来る事以外は全く考えない、というか、選択肢があるとすら思っていない。

.135
『グランドセーバー/望月正人』
第2支部所属。支部内での信任も厚いベテランエージェント。
掌に収束させた重力場によって強烈な打撃を放つバロール能力者。
寛大で公平な人物だが、家庭を支える妻を溺愛しており、その話題を振られると照れて言葉を濁しがち。

.136
グリッターイズゴールド/十万寺 宮(PL:てぃーかず)
美少年UGNチルドレン。心臓と融合した賢者の石を持つ。
日々明るく楽しく年相応の煩悩を満たそうと試みるが、本性は世話焼きのわりに奥手。双子の妹がいる。

.137
イモータルサン/大場千夜(PL:コウスレイ)
大阪弁の明るい元FHヤクザ。
倒されるばかりの日々で自暴自棄だった頃、
出会った一人のバカに影響を受けてUGNのイリーガルに転向した。
苗字で呼ぶと怒る。

.138
『アバンチュリエ/カリオストロ』
かつてヘルメスに籍を置いていた研究者にして詐欺師。
過去に第四支部が対応したジャーム「RB-W」を生み出した張本人。
パイライトを利用し賢者の石の精製を狙っていた。

.139
『“パイライト”/-』
ジャーム「RB-W」の破片から生まれたレネゲイドビーイング。
N市にいる、ある賢者の石の適合者とそのパートナーを求めていた。
事件後はそれも落ち着き、いつか出会えることを思いながら生きていく方法を探している。

.140
『死生間 "ライビング・デッド"/熊埜御堂奈津比古』(PL:鳩麦)
元はいい所のお坊ちゃんだったが、跡継ぎのプレッシャーに耐え切れず家出。
なんやかんやでUGNエージェントとして働く事になった。プレッシャーをかけられる事が大っっっっ嫌い。

.141
『マングスタ/阿久津数馬』(PL:さささ)
N市第十支部長。亡父の跡を継ぐべく大企業の役員をやりつつ、UGN支部長の業務もこなしている。
目つきの鋭い少年。経験の浅さから周囲をあまり信頼しておらず、高圧的に振る舞いがち。
肉体・精神年齢について言及されると反発する方。

.142
『カルネイジ・サン/天裂 來華』(PL:馴染)
尊大不遜のUGNエージェント。その性格は傲岸にして苛烈。
指揮系統というものを全く意識していないフシがあり、己の認める正しさにのみ順じて行動する。
そんな彼女がUGNの一エージェントとして活動している理由を知る者は少ない。

.143
『レイジーラクーン/高橋正恒』
第10支部所属のエージェント。周囲からは最低限の仕事しかこなさない怠け者という評価を下されている。
独自の情報網・資金源を持っているという噂もあるが定かではない。

.144
『四嶺廂/ラクーンドッグ』(PL:ハーゴンニンジャ)
ころころとした体格の、ゆるふわな高校一年生。
難しく考えない性格で、感性もどこか動物的。地頭は意外に良い。
タヌキに似た未知の動物のキュマイラ因子の持ち主で、見かけによらず力持ち。好きなメギドはシトリー。

.145
『GG/GG・フランチェスカ』(PL:赤いポスト)
某市のはずれにある、小さな質屋「フランチェスカ」を営む、頬に猫ヒゲのような傷のある女性。
通称「GG」。年齢不詳、本名経歴ともに不明。

.146
『アスラ/平野形士郎』(PL:samto)
江戸時代より伝わる古流杖術の使い手であり、次期継承者。
泰然自若な達人……を本人は目指しているが、実際のところ可愛い女の子や美味い料理、さまざまな娯楽に目がない俗物。

.147
『スローモーター/珠手浪』(PL:黄色の月)
ミシシッピアカミミガメのレネゲイドビーイング。
亀らしいのんきな性格だが、ハヌマーンの速度補正と合わさりのんびりした動きが普通の行動速度になっている。

.148
『フェアウェルブーケ/琴城星羅』（PL:北白川俺消失）
第五支部エージェント。「崩落戦」で壊滅したUGNチルドレンチームの唯一の生き残り……という「記憶」を背負ったレネゲイドビーイング。
その際死亡した同名のチルドレンと同じ姿と記憶を持つ。

.149
『ポーンワーカー・トゥエルブ/志奈乃鹿折』（PL:ヤヒロギンジ）
FHセルの複製兵士部隊の生き残り。
部隊は崩落戦の折に彼女の複製元の手によって壊滅しており、
その際に遺産『誓約の瞳』の力で『最も愛しい者を殺す』呪いを受けている。

.150
『カーテンフォール/洲崎アカリ』（PL:いちまんべん）
施設育ちのUGNエージェント。
過去、自身の持つウロボロスのレネゲイドが暴走し、体内で「共食い」とでも呼ぶべき現象が発生。
かつて持っていたエンジェルハイロウとしての能力、および視力のほとんどを喪失した。