幻島浮上す
ホウエン地方を舞台にした神話事象系シナリオ。シティシナリオですがほぼ一本道。迷うことも少ないかと。
PL情報:探索者は何かしらの理由で「発見!?探検!?マボロシ島ツアー!!」に参加することとなります。他地方からの旅行者でも、ホウエン在住のトレーナーでもOK。ロスト有。場合によっては戦闘あり。
探索方法は1日を朝昼夜に3分割し、1分割中で一か所の探索となります。また、夜は寝ないという選択も可能ですが、寝なければ次の日の行動に支障が出ます。
推奨技能:交渉技能
推奨技:そらをとぶ
マボロシ島の正体が大いなるクトゥルフの眠る暗黒の都市ルルイエの一角であるというシナリオです。ルルイエの浮上を止めているのは海神カイオーガ。このシナリオはついに復活せんとするルルイエを鎮めるために探索者たちの精神力をカイオーガに貸すことでホウエンひいては世界の平和を守るというものです。一歩間違えばクトゥルフとの戦闘が入り、ホウエンが滅びたりします
シナリオの流れ
- 1日目:昼
探索者一行は3泊2日の「発見!?探検!?マボロシ島ツアー!!」に参加するためキナギタウンに降り立つ。ガイドがせっかくなので、と自己紹介を促すだろう。そして施設の案内。ガイドはこのキナギタウン内には宿泊施設、図書館、民家。ポケモンセンターがあると教えてくれるだろう。
一通り終わればまずは現地の人に話を聞きに行く。木でできた橋が海上に浮く町を進むと目的の民家に入ることができる。
ガイドが戸を開ければ中にいるおじいさんの切羽詰まった声が聞こえるだろう。
「なっなんと!今日はマボロシ島がみえるのじゃ!」
おじいさんの話を聞けば、島の浮上は実に5年ぶりなのだという。
探索開始。行こうと思えば船をチャーターすることができると探索者に伝える。窓からその方向を伺えば技能を使うこともなく、波間に浮かぶ小高い丘――マボロシ島が見えるだろう。
船を出す場合→場所①マボロシ島へ
文献を探すなら→場所②図書館へ
聞き込みをする→以下
何かしらの交渉技能を振るかロールをした場合、おじいさんや宿の従業員、他キナギタウンに昔から住む人間は次のような情報を探索者に与えてくれるだろう。
「マボロシ島を求めてくるなんて酔狂な人もいるもんだ」
「明日は海が荒れるぞ…いつもマボロシ島が浮上した後はそうなんだ」
「今回は悪夢を見る人が少ないといいけれど…」
心理学、その他:おじいさんは久々に見えたマボロシ島に驚き、興奮しつつもどこか不安そうである
※探索中にそらをとぶやなみのりでホウエン本土に戻ろうとすると以下戦闘①チルットとチルタリスもしくは戦闘②ホエルコとホエルオーに移行する。
- 1日目:夜
イベント:悪夢
何かよく分からないものが渦巻いている。底知れぬ悪意のようなものを感じ取った探索者はSAN値チェック
島を見た探索者(0/1)
島に上陸した探索者(1/1d2)
※島を見ず、上陸もしなかった場合この悪夢は見ない。また、探索者自身に「島を見たから」「上陸したから」と伝える必要はないだろう。
一日目で情報が出尽くした場合はそのまま3日目朝(海が荒れている)に移行するといいだろう
- 2日目:朝
本来マボロシ島自体は見れない予定だったのでこの日は図書館やマボロシ島について調べ物をするよう日程が組まれていた。しかし本日も島は見える。おじいさんは呟くだろう。「ありえない、こんなことは記録にも残っていない…」
調べ物はもちろん、探索者が望めば島にも上陸できるだろう。
船を出す場合→場所①マボロシ島へ
文献を探すなら(スマホ等での探索もここへ)→場所②図書館へ
聞き込みをする→以下交渉技能
何かしらの交渉技能を振った場合、おじいさんや宿の従業員、他キナギタウンに昔から住む人間は次のような情報を探索者に与えてくれるだろう。
「二日連続でマボロシ島が見えるなんてありえない」
「古くから残る記録にも載っていない」
「マボロシ島は凶兆。海が荒れる前触れだ」
「悪夢を見た(気味の悪い霧が渦巻く夢)」
その他気味が悪いというようなことを教えてくれるだろう。
- 2日目:昼頃
海が荒れてきた。島に行っている探索者達はガイドに導かれキナギタウンへ戻ってくるだろう。※以降島には近づけなくなる。そらをとぶで向かおうとすれば「危ないですよ」とガイドから止められる。それでも行くなら交渉技能か忍び歩き。
文献を探すなら(スマホ等での探索もここへ)→場所②図書館へ
聞き込みをする→以下
何かしらの交渉技能を振るかロールをした場合、おじいさんや宿の従業員、他キナギタウンに昔から住む人間は次のような情報を探索者に与えてくれるだろう。
「二日連続でマボロシ島が見えるなんてありえない」
「古くから残る記録にも載っていない」
「やはり荒れ始めた。明日の漁は休みだな…」
その他気味が悪いというようなことを教えてくれるだろう。
この時点で天候や海に目星もしくは聞き耳をしても情報は得られない。強いて言うなら波の立ち方の割には風がそれほど強くない…?と感じるだろう。
- 2日目:夜
イベント:悪夢
昨日見たものよりもリアルな夢。足首をつかまれるぬるりとした感触がやけに鮮明で思わず飛び起きる。
島を見た探索者(1/1d2)
島に上陸した探索者(1d2/1d4)
アイデア「何かの気配を感じる。とてつもなく邪悪な何かの息遣いを感じる…」
- 3日目:朝方
どうにも海の様子がおかしい。荒れ狂う海面は深海の色をしていて、強い潮の香りがする。
目星もしくは聞き耳:海面は荒れているが風は全くなく、凪いでいるといってもいい程であることがわかる。今にも雨が降りそうで、事実マボロシ島上空には黒々とした暗雲が立ち込めているがその流れは非常に緩やかで、嵐などの前兆でないことがわかる。→クリティカル情報:海底に目を凝らすと鈍く光る一対の瞳と目が合った気がした(SAN1/0)
ガイドに、船でここまでやってきたため、海が静まらなければ帰れないと言われる。(そらをとぶ等でホウエン本土まで帰ろうとした場合はガイドが取り残されてしまうことを伝える。その他引き留めてもダメな場合は戦闘①チルットとチルタリスの群れに移行)
地元民に聞けば海の神が波の状態を司っているため、彼の神を鎮めれば海は凪ぐだろうと言われる。
ホウエン出身の探索者もしくは知識:海の神とはカイオーガという伝説のポケモンを指す言葉だということがわかるだろう。
ルネシティまでは
操縦(船舶)で補正値-30での航行
なみのりで補正値-20
そらをとぶ(補正値無)
で行くことができる。
- 3日目:昼頃
ルネシティでの聞き込みとなる。
情報:目覚めの祠に海の神が眠っている。そこにいる神官に頼めば、資格あるものなら通してもらえるかもしれない。
その他:海の神は無礼者が嫌い、祠内部でにほんばれされるとキレる(戦闘フラグ)等が聞ける。
目覚めの祠前
神官がいるだろう。
交渉技能成功か忍び歩きかPOW×5(ふさわしい精神かどうか見られる)神官とのバトル(戦闘④)→勝利:アーティファクト【藍色の玉】を授けられる。
上記に失敗した場合→翌日にもう一度祠を訪れることができる。その際、神官は留守で技能値振り無しで入れるだろう。【藍色の玉入手】
入手した場合はどうぞと招き入れられイベント:海神との邂逅が発生する。探索者が望めば翌日朝に繰り越しても良い。(翌日に手に入れた際も同じくイベント:海神との邂逅へ。※それ以降はできない)
イベント:海の神との邂逅
祠の中には潮の香りが満ちる。地を抉るように作られた疑似的な海には超常の存在が揺蕩っている。蒼い巨躯に広がる血のような文様は古に繰り広げられたという神話の対決を想像させるだろう。身体を震わせるほどの本能的な恐怖を感じた探索者たちはSAN値チェック(1D3/1D6)
改めて見てみると彼の神は落ち着きなさげに体をうねらせ周囲に海水をまき散らしていた。
→ここで藍色の玉を持つ探索者に異様な精神の疲れが生じていることを伝える。
藍色の玉を離した場合→海の神は暴れだす。苦しみに耐えるように、何かに抗うように。
他の探索者に渡した場合→元々の探索者のPOWと比較して変化する。高ければより落ち着くだろうし、低ければ少々暴れるだろう。
アイデア→自分たちが藍色の玉に触れることで海の神を宥められるのでは?
全員で藍色の玉に触れた場合→自動成功
全員ではない場合→手をかざしている探索者全員のPOWとクトゥルフのPOW(42)で対抗ロール
(式:成功率(%)=(能動側の能力値-受動側の能力値(42))×5+50)
成功した場合:藍色の玉が突然光ったかと思うと目前の海の神は大きく飛び跳ね、水柱を立てて海中へ潜っていった。限りなく透明な海中に見える彼の神の姿はすこしくたびれたように見え、しかしそれでも神としての威厳は失っていなかった。探索者たちは緊張の糸が切れたのか、昏倒するだろう→(エンドAへ飛ぶ)
失敗した場合:ただちにマボロシ島(ルルイエ)が復活するわけではない。4日目探索までかけてすべて失敗した場合は復活する。それまでに阻止できれば大丈夫である。
- 3日目:夜
イベント:悪夢
藍色の玉入手後→より鮮明な触手が見える。しかし青く美しい光が探索者たちを守るだろう。幻想的な光景に恐怖は起こらなかった。
入手していない場合→より鮮明な触手が見える。しかしその手はこちらまでは届かないようだ…何かに阻まれているような?SAN値チェック(1/1D2)
- 4日目:朝昼
前日に藍色の玉を入手している場合→祠へ(イベント:海の神との邂逅)
入手できていなかった場合→祠に向かえば神官は離席しているので技能値無しで入手できる(イベント:海の神との邂逅)
- 4日目:夜
海の神を鎮めるのに失敗した場合→イベント:悪夢
イベント:悪夢
禍々しい高笑いが聞こえる。探索者たちの周囲を包む青色の光は弱弱しく、もう守ってはくれない。海を司る神と出会ったばかりの探索者たちはあの時の畏怖を思い出すだろう。哄笑の主は神である……否、邪神であると。SAN値チェック(1D3or1D5)
- 5日目:朝
双眼鏡で海上を見ていたガイドがマボロシ島が見えると言って探索者たちを誘導する。(目星、もしくは双眼鏡を使うことで何か巨大なものの影が見える)海は凪いでいる。風もない。
船に乗るなら→場所③ルルイエへ
そのままそらをとぶ等でキナギタウン/ホウエン本土へ帰る→エンドE
- 場所①マボロシ島
山のような形をしている。小高い丘とそこに生えている草むら。望めばソーナノとエンカウントできる。生えている草は内陸に生えているものと同じである。(生物学もしくは知識で、この草が潮や海風に弱いことを思い出すだろう)幸運に成功でチイラの実(1D6個)が手に入る。
目星→青い小さなポケモンの影が見える。特殊なポケモンか?
聞き耳→鳴き声が聞こえる。また、海に囲まれた島だというのに潮の香りがしないことがわかるだろう。
技能クリティカル情報:日差しは強いがなぜか温度を感じない。寒くも暑くもなく、風もない。この島の周囲に異常な力が働いていることを悟った探索者はSAN値チェック(0/1)
海を泳いでみればすぐにとても深い海溝にたどり着くだろう「ダイビング」で潜ることは可能だが一つ物を見るたびに耐久力が1ずつ減る。情報は以下の通り。
- 黒々とした岩肌。強いて言うならガラス質に近いがそれとも違う奇妙な感覚を覚える。
- しばらく潜ればその岩肌が抉れている空間に気付くだろう。
- さらに先を潜るとその先に一対の瞳が鈍く光っていることに気付くだろう。しかしその双眸は目だというにはあまりに大きくそしてあまりに邪悪な光を湛えている。この世のものとは思えないおぞましい体験に探索者はSANC(1/1D3)
その他、外洋に出てみようとすれば外の海と島の周りの海は大きく色が異なってる事がわかるだろう。博物学成功→海の成分が違う…?
その他はなし
- 場所②図書館
基本的にスマホは図書館の下位互換である。
図書館や探索技能の成功失敗にかかわらず→神話図鑑が見つかる。目に留まるのはこの地方の創生の物語だ。海の神と陸の神の争い、そしてそれを諫めた大空よりの神の記述がある。
図書館/スマホの共通情報→マボロシ島の浮上記録が見つかる。(研究書もしくはブログ)全く不規則に、数年から数十年おきに現れている。一番短いスパンで5か月だった。
図書館のみの情報→当時の海の様子を書いた記録が見つかる。風速の乱れは全くおかしくないが、マボロシ島が現れた後には海が荒れ、24時間以内に再び姿を消すことが書かれている。また、1925年に30時間ほど現れてからというもの、浮上する頻度が上がっている。上記の5か月スパンで現れたのも1925年以降だと分かる。また、おじいさんの発言「5年ぶりの浮上」というのは誇張ではなく、5年前にピタッと浮上が途絶えたきり、その動向が伺えなくなっていたことが記されている。
- 場所③ルルイエ
小高い丘だったものが山となり立ちはだかる。暗色の山肌…否、何らかの建造物は今までに見たこともなく禍々しい光を放っており、てらてらと粘液が滴っている。そしてその奥、不気味に光る一対の瞳が探索者たちを射抜く。
先ほどまで晴れていた空は今、暗雲に覆われている。邪神の到来を歓迎するように雷を打ち鳴らしていた。
(探索者)の足を何かが掴む。色を失った皮膚に覆われた軟体動物の触手は夢で見たものと同じ。とっさに想起した赤いポケモンの影を塗り替えるようにその全貌が現れる。鱗に覆われたゴムのような体、前足と後ろ脚に鈍く光る大きなかぎ爪。背中に見える一対の細長い翼がゆらり、とはためいた。この世のものではない異形の邪神と対峙した探索者たちにはSAM値チェック(1D10/1D100)。
以降クトゥルフとの戦闘に入る。(クトゥルフのステータスについてはルルブ参照)
勝利→エンドBへ
逃走→エンドCへ
敗北→エンドDへ
- 戦闘用スプレッドシートはこちら(各ポケモンの技能が載ってます)
- 戦闘①チルットとチルタリスの群れ
チルット(4D5)とチルタリス(1D5)の群れとの戦闘。なおこの戦闘は探索者が望めばすぐにでも逃げることができるが、戦闘することを臨む以上は避けられない。また逃げる際はキナギタウン側にしか退路がない。
チルット | HP:3 | チルタリス | HP:7 | ||||||||||
STR | 4 | STR | 7 | ||||||||||
CON | 6 | CON | 9 | ||||||||||
POW | 4 | POW | 7 | ||||||||||
DEX | 5 | DEX | 8 | ||||||||||
SIZ | 1 | SIZ | 4 | ||||||||||
物理DB -1D6 特殊DB -1D4 |
物理装甲
特殊装甲
|
3
4
|
物理DB -1D4 特殊DB ±0 |
物理装甲
特殊装甲
|
5
5
|
・りんしょう…80% 1D3 同ターン連続使用2回目以降2D3
・フェザーダンス…90% - 戦闘終了まで相手の物理攻撃値-1
・エコーボイス…80% (連続使用回数)D2 例:連続使用5回目なら5D2ダメージ
・まもる…- - まもる
・コットンガード…- - 戦闘終了まで物理ダメージ-1
・りゅうのはどう…80% 1D4+DB 通常攻撃
この戦闘では特性の効果はないものとする(処理が煩雑になるため)
- 戦闘②ホエルコとホエルオー
ホエルコ(2D5)匹とホエルオー(1D5)匹との戦闘。なおこの戦闘は探索者が望めばすぐにでも逃げることができるが、戦闘することを臨む以上は避けられない。また逃げる際はキナギタウン側にしか退路がない。
ホエルコ | HP:20 | ホエルオー | HP:49 | ||||||||||
STR | 7 | STR | 9 | ||||||||||
CON | 13 | CON | 17 | ||||||||||
POW | 7 | POW | 9 | ||||||||||
DEX | 6 | DEX | 6 | ||||||||||
SIZ | 26 | SIZ | 80 | ||||||||||
物理DB +1D6 特殊DB ±0 |
物理装甲
特殊装甲
|
2
2
|
物理DB +5D6 特殊DB ±0 |
物理装甲
特殊装甲
|
2
2
|
・ころがる…70% 攻撃が外れるまでダイスを振り、成功回数D2のダメージ(最大5D2)+DB
・みずのはどう…80% 1D3+DB 通常攻撃
・しろいきり…- - 味方全体のデバフ解除
・はねる…- - なにも おこらなかった ▼
・しおふき…80% HPの残り割合(1の位四捨五入)D5のダメージを相手全体に分散(相手側任意)
・ダイビング…80% 1D4+DB 1ターン潜水してから次ターンに攻撃、水上のみ使用可
この戦闘では特性の処理は行わないものとする(処理が煩雑になるため)
- 戦闘③カイオーガ
祠内部で戦闘フラグ(にほんばれを使用する)を踏んだ場合にのみ、最深部へ進んだ時に戦闘となる。捕獲不可、勝利しても敗北しても基本的にルートは変わらない。ただし敗北した場合、藍色の玉はエンディング時点で回収される。
カイオーガ | HP: | |||||
STR | ||||||
CON | ||||||
POW | ||||||
DEX | ||||||
SIZ | ||||||
物理DB 特殊DB |
- 戦闘④神官
神官とのバトル。2人なら4匹でダブルバトル、1人もしくは3人なら代表者をダイス等で決めて3匹でのシングルバトルでもよいかと。
ソルロック | HP:20 | ルナトーン | HP:22 | ||||||||||
STR | 10 | STR | 6 | ||||||||||
CON | 9 | CON | 9 | ||||||||||
POW | 6 | POW | 10 | ||||||||||
DEX | 7 | DEX | 7 | ||||||||||
SIZ | 31 | SIZ | 34 | ||||||||||
物理DB 2D6 特殊DB 0 |
物理装甲
特殊装甲
|
5
4
|
物理DB 1D6 特殊DB 0 |
物理装甲
特殊装甲
|
4
5
|
||||||||
アブソル:きょううん | HP:9 | サーナイト: | HP:9 | ||||||||||
STR | 13 | STR | 7 | ||||||||||
CON | 7 | CON | 7 | ||||||||||
POW | 8 | POW | 13 | ||||||||||
DEX | 8 | DEX | 8 | ||||||||||
SIZ | 10 | SIZ | 10 | ||||||||||
物理DB 0 特殊DB 0 |
物理装甲
特殊装甲
|
3
3
|
物理DB 0 特殊DB 1D4 |
物理装甲
特殊装甲
|
4
6
|
技説明・特性
ソルロック
ふゆう:浮遊
・めいそう… - - バトル終了まで自分の特殊装甲+1もしくは特殊攻撃+1(任意)
・おんがえし… 80% 懐いているほど攻撃力が上がる。最大2D4、最小1の間から任意
・だいばくはつ… - 5D5のダメージを場に出た全ポケモンで等分 使用したポケモンは瀕死となる
・にほんばれ… - - 雲を払い屋外・昼間なら太陽を出現させる。このバトルでは使わないこと(カイオーガとのバトルフラグとなっているため)
ルナトーン
ふゆう:浮遊
・ムーンフォース…80% 2D3+DB 通常攻撃
・さしおさえ… 80% - 5ターンの間、この技を受けたポケモンに使用される全ての道具は効果を失う。
・しんぴのまもり… - - 5ターンの間状態異常にならなくなる。交代したポケモンにも適応される
・あまごい… - - 雨雲を呼ぶ。雨を降らせる。屋内であっても水蒸気を集められる場であれば成功する。
アブソル
きょううん:10%以下の値が出た際に急所判定、貫通判定が入る。
・ほろびのうた…- - 3ターン以内にボールに戻らなければ瀕死、みがわり貫通。とくせいによっては効かない。
・みらいよち…80% 2D5 2ターン目、全員の行動が終わってからの攻撃になる。回避不可。
・つるぎのまい…- - バトル終了まで自分の物理攻撃+1
・ふいうち…80% 1D3 必ず先制できる。相手が攻撃技を選択していた場合のみ成功、それ以外は失敗する。
サーナイト
シンクロ:自身の状態異常を相手に付与する
・ムーンフォース…80% 2D3+DB 通常攻撃
・ドレインキッス…80% 1D3 与えたダメージ分回復
・サイコキネシス… 80% 1D5+DB 通常攻撃
・ねがいごと… - - 次のターン終了時に自分もしくは交代したポケモンのHPがそのポケモンの最大HPの半分だけ回復。
この戦闘では特性の処理まで行う。対人戦であり、野生のポケモンとは違う扱いである。
なお、アブソル、サーナイトの持ち物はメガストーンであるため、戦闘中任意でのメガシンカが可能(どちらも登場させる場合、メガシンカは一体のみにすること)。
メガシンカした際に増えた分のHPはその差を今までのHPに足すこと。(例:HP最大10、現在HP5のポケモンがメガシンカし、HPの最大が15になった→現在のHPは5(元のHP)+5(増えた分)=10である)
今回メガアブソル、メガサーナイト共にHPの増減はない
以下メガシンカ後のステータスを記す(技は同じ)。
メガアブソル:マジックミラー | HP:9 | メガサーナイト:フェアリースキン | HP:9 | ||
STR | 15 | STR | 9 | ||
CON | 7 | CON | 7 | ||
POW | 12 | POW | 17 | ||
DEX | 12 | DEX | 10 | ||
SIZ | 10 | SIZ | 10 | ||
物理DB 1D4 特殊DB 1D4 |
物理装甲 特殊装甲 |
3 3 |
物理DB 0 特殊DB 1D6 |
物理装甲 特殊装甲 |
4 7 |
特性
・マジックミラー:変化技が当たった際に相手に同じ効果を跳ね返す。自身は技の効果を受けない
・フェアリースキン:ノーマルタイプの技を全てフェアリータイプに置換する。
- エンドA(トゥルー)
起きた探索者たちの元に神官が現れる。異変は去ったこと、そして海神は再び海不覚へ帰っていったことを知らせてくれるだろう。自分の持つ布の上に藍色の玉を置くよう促すが、置かなくてもよい。その場合は少々複雑な顔をして「其れもまた海神の導きでしょう」と言う。
「海神は貴方方に助けを受けました。ありがとう…ありがとう。」
ガイドらと共にキナギタウンへ戻れば、どうやって鎮めたんだといった顔で見られるだろう。ただやはり早く出て行ってほしいようで、ツアーは早々に解散になる。探索者たちはそれぞれの地方へ、街へ……日常へ戻るだろう。
成功報酬:SAN回復(2D5)
- エンドB(ノーマル)
邪神にとどめを刺した瞬間、その体は音もなくはじけ飛び探索者の周囲にまとわりつく雲となった。緑色の、密度の濃い水分はやがて再び集まり始めるだろう。しかしその後ろから大きな波が、探索者ごとその粘着質な雲を洗い流した。海流に揉まれる中で探索者たちはぼんやりと、鉱石のような一対の光を見る。まるで原始の地球に降り注ぐ陽光のような輝きをひらめかせながら、海神は探索者たちから意識を奪っていった…
気を失った探索者たちはキナギタウンの宿屋で目覚めるだろう。どうやら砂浜に打ちあがっていたところを助けてもらったそうだ。手に握っていたはずの藍色の玉はない。けれど体は無事だった…探索者たちはそのうち、日常に戻るだろう。
生存報酬:SAN回復(1D10)クトゥルフ神話技能に+5%
- エンドC(ノーマル)
邪神を背に走り出した直後、後ろの海で飛沫が立つ。マボロシ島が封じられたその時代の海水、海流を受けて姿の変わった彼の海神は荒れ狂いながらも、目覚めたばかりの邪神に対して勢いよく水を発射した。降り注ぐ雨はその威力を強める。一撃は耐えた邪神だったが、矢継ぎ早に繰り出される古の海神による攻撃に、為す術もなく弾け飛び、緑色の雲となった。徐々に集まる蛍光色の粘着質な液体を、黒く邪悪な建造物と共に、大きな波が飲み込んでいく。
島と同時に飲み込まれた探索者たちは気を失うが、キナギタウンの宿屋で目覚めるだろう。どうやら砂浜に打ちあがっていたところを助けてもらったそうだ。手に握っていたはずの藍色の玉はない。けれど体は無事だった…探索者たちはそのうち、日常に戻るだろう。
生存報酬:SAN回復(1D6)クトゥルフ神話技能に+5%
- エンドD(バッド)
地に伏した探索者たちを顧みることなく邪神は翼を広げる。暗雲に伸びる不吉な色は大きく羽ばたいて――そして、彼の神はこの世に放たれた。しかしそんなことはもう探索者たちには関係のないことだろう。何故なら邪神復活の第一の犠牲者は、彼らなのだから。
報酬:無し
- エンドE(バッド)
入手できるアーティファクト
「藍色の玉」
海の近くで握れば、彼の海神と精神を繋げることができるだろう。消費した分のMP分の成功率でカイオーガを呼び寄せることができる。MPの分散は他探索者との間で可能である(その際は全員が玉に触れていなければならない)。呼び寄せた後は背中に乗せるなり戦うなりしてくれるだろう。戦う際は「こんげんのはどう」(3D5/水/DB+1D4)(この時のみ必中)を一撃繰り出してから去る。
以上です
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