登録日:2020/09/09 Wed 22:10:56
更新日:2024/05/23 Thu 10:21:04NEW!
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星のカービィ 漫画 ファンサービス コロコロコミック コロコロイチバン! 小学館 ダイナミック太郎 カービィ漫画 ギャグ漫画 まんまる日記 今日もまんまる日記
まんまるかわいい!ニクいアイツがやってきた!
『星のカービィ 今日もまんまる日記!』とはダイナミック太郎氏による『星のカービィ』を題材としたコロコロコミックの兄弟雑誌であるコロコロイチバン!のギャグ漫画。
同作者のカービィ漫画である『星のカービィ パズルプラネット』や『星のカービィ 夢幻の歯車の大冒険!!』についても解説する。
2016年7月号より連載開始、単行本は5巻。パズルプラネットは2017年1月号より連載開始で単行本は2巻。
○概要
序盤は『ロボボプラネット』を基に、秘書スージーやハルトマンワークカンパニーのマシンを中心に据えた話が多い。
その後はその当時の最新作に話題を置いたり、その時期に合わせた行事の回が中心になっている。
元々「カービィ漫画」はひかわカービィやさくまカービィ、谷口カービィの知名度が高い上に連載誌もコロコロ本誌ではなく兄弟誌であることから知名度はお世辞にも高いとは言えないが、その内容はカービィファン必見、漫画界の熊崎カービィと言っても過言ではないファンサービスで溢れている。
多くのキャラは口調や設定もゲーム原作にかなり寄せてあり、絵柄も原作のイメージに近い。
『パズルプラネット』は本編の設定をそのままにハルトマンワークスが作ったパズル施設でさまざまなパズルを解くという筋書き。こちらもしばらくすると舞台をハルトマンワークスに限らずさまざまなシチュエーションでパズルが行われるようになる。
『夢幻の歯車の大冒険!!』はカービィファンという雑誌で連載されている。グッズ用アートワーク「カービィと夢幻の歯車」を元にオリジナルの解釈を加えた作品。歯車に応じた世界への扉を開く古代機械にはめると願いが叶う歯車を探して冒険するというもの。
○主な登場人物
●メインキャラ
ご存知ピンクの悪魔。ボケ担当。
非常に無邪気な性格で、「爆弾ごっこ」のような危険な遊びを当然のようにしていることもある。喜怒哀楽表情が豊かで可愛らしい。
一人称は「ぼく」。語尾はなく、「ペポ」とも「のだ」とも「ピポ」とも付けない。
コピー能力は吸い込んで使ったり銀河にねがいをのように自由に使ったりと場合による。自由に使うレパートリーはロボボアーマーの能力やコピー能力ミックスまで多岐にわたる。
例にもれず食欲旺盛で、初登場シーンからしてデデデの食事を吸い込むというシーン。食べ物を前にすると見境なく食べようとするどころか、ケーキをやると騙されて作らされたロボボンカースをケーキと思って食べてしまったことも。
デデデ大王やその部下たちに迷惑をかけて敵対することもあるが、基本的には仲は良好でクローンデデデに大王の座を奪われそうになったデデデ大王をかばったこともある(ただし、クローンと本物を間違えていた)。
変なことをするとデデデに顔(体?)を引き伸ばされ、ごめんなさいごめんなさいと謝るのがお約束。
本人曰く、一年に一回くらい目が覚めると突然増えていることがあるらしい。
プププランドの大王。自称かどうかは不明。
一人称は「ワシ」。作中で「わがままでぐうたらな大王」と称されている。
普段はデデデ城でカービィと絡んでいるが、1話で最初に食べていたのは各地から奪わせた食べ物だったり、カインの宝石を盗もうとしたりと、時々悪役ムーブを見せることもある。
基本的にはツッコミ役で、カービィに振り回されて苦労している。ツッコミのクセが強いことに定評がある。
某戦艦並みに城がしょっちゅう壊されており、財政難になることも。
偽物が出現すると、どんなにあからさまに違う外見でも見分けて貰えない。
たまにアニメのデデデカーと同じデザインの車に乗っていることもある。
なんとデデデの部下。アニメのような上っ面だけの「忠実なしもべ」ではなく、正真正銘の愚直なまでの忠誠心を持って仕えている。
作者はカービィとデデデ大王が「ゆるい担当」なら彼が「しっかり担当」と述べている。
そのため、基本的にはデデデ大王と共にカービィにツッコミを入れる側だが、時に作者が「しっかり者故に出てくる狂気」と述べているように、激しい天然ボケを見せたり、オーバーな行動を取ったりする。
デデデ大王に対して取り返しのつかない大きなミスをしてしまうと自刃しようとするのがお約束。
原作同様強くなることを望んでおり、カービィが力を上げると落ち込んだり、願いを叶える機会に恵まれると銀河最強の戦士を呼び出してもらったりする。
戦艦ハルバードも登場するが、今のところ墜落経験はない。雪合戦で呼び出した時にはワドコンビにドン引きされていた。直属の部下としてメタナイツやバル艦長がいる。
2巻でジャマハートに心を支配された際は普段のメタナイトから想像出来ない口調で暴言を吐き、それがTwitterでバズったことで話題になった。しかも4巻の帯でこのバズりが思いっきり取り上げられた
デデデ大王の部下。セットで登場することが多い。
ワドルディは何体もいるようだが、特に一体だけが登場することが多い。
他のメインキャラ3人がどこかにおかしい面を持っている中、まとも枠のような立ち位置を持っているが、たまにボケに回ることもある。
デデデ大王への忠誠は厚いが、時々かなり失礼な発言をすることもある。
●準レギュラーキャラ
連載初期はほぼ毎回登場していた。
口調は原作そのままで、ハルトマンワークスカンパニーの宣伝に有名なデデデ大王を利用しようとした。
様々な発明品でデデデ大王がカービィを倒すのを手助けしようとする。事あるごとに相手を改造しようとしては拒否されている。
ロボプラをメインに据える時期が終わってからも定期的に登場してカンパニーの最新商品を持ってきたり、カンパニー主催大会の司会をしていたりする。
スージィだのスージィーだの2回も誤字をされ、4巻で同じく被害者のパルルと共に作者を襲撃した。
ロボプラメイン期の中盤から登場。
ハルトマンワークスを兼ねたサーカスや運動会などのイベントを開催する。
口調は原作同様で、プレジデンバーからハルトマニーを放出することもある。
パズルプラネットで登場。意地悪な引っ掛け問題を出してくる。
見た目は『トリプルデラックス』で登場した異空間のような色のもの。
後にまんまる日記でもカービィファイターズ2編で登場。パズプラとは違うキャラ付けがなされており、こちらの方がドジな印象がある。
カービィの友達のマンボウ。カイン登場回をきっかけにロボプラ要素を中心とする時期が終わり、舞台がよりカービィシリーズ全土に広がっていく。
「んも~」としか喋れず、カービィが翻訳している。
ミミズが好物らしく、恩返しや歓迎のためにプレゼントするも、断られるのがお決まり。
しばらくすると台詞もなくカービィの友達の一名としての扱いが大きくなる。
描いた絵を実体化できる女の子。
芸術の秋でカービィたちが絵を描いていた時に突然登場した。
天然ボケタイプで、その後も時々登場する。
一度漫画に挑戦したこともあり、漫画家の実情を反映したかのように苦戦しておりある意味作者の分身と化していた。
お宝を狙う怪盗。本作でもトップクラスにシリアスなキャラだが、ギャグでそのシリアスな雰囲気を潰されることが多い。
ドロッチェ団の他のメンバーも登場している。
- チュチュ
カービィの友達の女の子。
カービィを甘やかす一方で、気が強く、デデデ大王にカービィを投げつけてカービィも怪我をさせるなど、アグレッシブな行動も。
『スターアライズ』の発売時期に登場。
ジャマハートを用いて住人を操り、プププランドの制圧を狙う。
ハイネスは登場当初は素顔を晒してそれをいじられてキレるというシーンがお決まりだった。
三魔官のうち、ザン・パルルティザーヌが一度サン・パルルティザーヌと誤字されたことがあり結果4巻で作者に報復+原作で語られていた名前を覚えにくいということの裏付けの一つともなった。
ミステリアスなカービィの友達。
セリフは一切なく、カービィが仲介している。
相手をその舌で舐めることでコミュニケーションしている。
初登場以降はカービィの友達の一名としての扱いが主。
しかしカービィファイターズ2編では思わぬ人物と友情が結ばれることに…?
- フラッフ
毛糸のカービィ プラス編で登場。
毛糸の世界を救うためにカービィ達と行動を共にし、メタモルリングやさいほうのもとでカービィをサポートする。
デデデ城の料理人。
本作では料理も性格もまとも。
プププランドに来たフラッフたちをもてなす料理を作る時に登場し、そのまま準レギュラーに落ち着いた。
女王に仕える操りの魔術師。
蜂の巣を壊すグリゾーを魔法の網で捕らえた。
口調は原作そのまま。
蜜を木に塗っておくと寄ってくる。
スーパーカービィハンターズ編では原作同様マントの男と間違われて襲われる。
初登場はタランザの技「クィンズ・ファントム」による幻影だったが、後に本人が登場。それもワールドツリー寄生後の姿。
強さを求めて遠くへ行っていたようである。
スーパーカービィハンターズ編で初登場。
以降、その設定を引き継いで商売を営み続けているため、基本的に店主の姿で登場している。
口調は原作そのままだが、当初は特に腹黒い面を出してはおらず、実況・解説の役にいる。
メタナイトは彼の存在を知っていたようで身構えていたが、その後特に何もなかったため、何故身構えたかは不明。
…と思っていると4巻辺りから出番も増え、見るからに胡散臭い商品販売や占いの営業といったマホロアらしい言動も増えてきた。
戦う時はゲームにおけるいつもの服装になる。いつもの服装がこの漫画ではレア衣装みたいな扱いになってる。
- 異世界のカービィ達
同じくスーパーカービィハンターズ編で登場。マホロアの店の鐘をカービィが鳴らしたことで現れた。
ガラが悪いヘビィハンマー、口調は丁寧だが口が悪いヒールドクター、パ行のみで会話するためコミュニケーション不可のマジックビームの三人。
ファンサービスについて
先述した通りこの作品はファンサービスに満ちている。
例えば、メインキャラで見てもまずアドレーヌが登場したのが『スターアライズ』での復活前だったり、カインも初登場回で当時発売前である『スターアライズ』が久々の復活となっていたクリーンを「カインクリーン」として使用するなどしている。
しかし、こんなものはまだまだ序の口である。
ファンサービスの一例
- 第3話にして『星のカービィ3』の困っている人チュリップが背景として登場。
- からかさお化けのイメージとしてカービィ2・3しか出番のないジャンパーシュート。
- 海の凶暴な生き物として当時最新の本編出展のメタルアクロに限らず、『鏡の大迷宮』よりガブリエル、さらに『あつめて!カービィ』にのみ登場のグオーが登場。
- ドクの発明品としてヤドガインが最初に登場。
- チリーの叔父・叔母が『トリプルデラックス』の巨大雪だるま。
- 普段から出番が多いキャラでもカービィオーケストラや『夢の泉の物語』のミニゲーム早撃ちカービィに登場した時の姿になっていることもある。
- 『星のカービィ3』でゲストとして登場していたトゲゾー、『星のカービィ 鏡の大迷宮』でゲストとして登場していたマスターハンドが登場。
- さらには、直接名前は出ないものの、なんとアニメ版よりローナ姫やボルン署長、メーベルが登場したこともある。ほぼゲストという形とはいえ、アニメオリジナルキャラが漫画作品に登場するのは唯一と思われる。また、デデデ大王の愛車もアニメ版のデデデカーと同じデザインとなっている。
- キュービィや、ぼやかされているとはいえティンクル☆ポポのロゴが登場する回もある。
- 「洞窟大作戦」のラスボス、魔人ワムバムロックが旧デザインで登場。
- 作中作の人物ではあるものの、『星のカービィ64』よりリップルスターの女王が登場。
ここに収納したものでは収まりきらない程に他にも様々なファンサービスが用意されているので、ぜひ自分の目で確かめて見てほしい。
追記・修正
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▷ コメント欄
- アドレーヌが出れてリボンが出れないのは大人の事情だろうか… -- 名無しさん (2020-09-09 22:31:43)
- 出せるキャラにムラがあるのは理由があるのかもしれないけど、単に作者の好みのような気もしなくもない -- 名無しさん (2020-09-10 00:02:35)
- こっからどんなファンサをしてくるのやら -- 名無しさん (2020-09-10 15:42:06)
- ボルン署長とかのアニメキャラがゲスト出演してたんかこの漫画… -- 名無しさん (2020-09-10 19:57:02)
- 「悪気のない加害者である非常識な存在+被害者兼ツッコミ役である普通の存在」というのは作者が昔から得意としている作風。「オバQ」から続く、SF(少し不思議)の過激版と言ってもいいだろうか。そう考えると、主役はデデデなのかもしれない -- 名無しさん (2020-09-10 21:04:16)
- ギャグの方向性は毎回同じなのに何故かたまに予測不可なところから飛んでくるのほんとすき -- 名無しさん (2020-09-11 23:35:29)
- コロコロのカービィ漫画ってプププが付く事が多いけどこの漫画はプププ付かないのね。 -- 名無しさん (2020-09-12 19:10:12)
- ギャグ特化型のカービィ漫画としては一番好き。 -- 名無しさん (2020-09-18 21:39:32)
- パズルプラネットのメーベルが見つからないんだけど... -- 名無しさん (2021-06-21 19:20:26)
- ↑すみません、どうやら単行本には収録されてない回に登場することが分かりました。 -- 名無しさん (2021-06-21 19:22:04)
- まさかのしゃくれるネタまで入れてきたよ -- 名無しさん (2021-09-29 20:30:43)
- 作者のエヴィティリ愛を感じる -- 名無しさん (2021-11-07 11:18:20)
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