登録日:2009/06/02(火) 23:37:48
更新日:2023/10/19 Thu 11:31:33NEW!
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フリーゲーム ノベル l 黒魔術 魔法少女 ハムスター ゲーム cd-シリーズ 目無し cd-lime
『魔法少女的☆短編ノベルゲーム
ちょっと残酷な「L」のお話♪』
【冒頭】
僕は、ある孤島に父親と妹の3人で暮らしていた。
ちっぽけで何も無い孤島だけど、好きな娘もいたし、友達や妹も大好きだった。
だけどみんな死んだ。
好きだったミヨちゃんは首を吊って、妹はバイクにはねられ、友達と先生はみんな、頭のイカレた親父が持ち込んだ爆弾が原因で、死亡した。
一人残された僕は島にいられなくなった。
そんなこんながあって、僕は本土に住む親戚のおじさんの家に預けられることになった。
しかしその家には、ちょっと(頭の)おかしな従姉が住んでいた。
小倉ハムスター作成 フリーゲーム
18歳以上推奨(一部過激表現あり)
と書いてあるが、グロくは無い。
注・エロゲではない。
エンディングは全部で三つ。
次回作に、CD-Manatsuがある。
【あらすじ】
みなしごの僕は、従姉のライムちゃんちに居候が決まった。
全身真っ黒なライムちゃんは小動物が好きで、絵が好きで、歌が好きだった、愛していた。
……ベクトルは歪んでいたのだけれど。
ある日、僕たちは裏山で一枚のCDを発見する。
中に入っていたのは、子供の僕たちにとっちゃ嘘みたいな現実で、二つの意味でアダルトな映像。
セックス。
殺人。
僕たちはCDの素性を調査する。
辿り着いた先で待っていたのは、一人の男だった。
(HPより引用)
【単語】
- 島
よほどの地理マニアしか知らないような孤島。
学校爆破事件により、子供が1人もいなくっなった。
- 本土
僕が移り住むことになった町。
島と違いなんでもある。
- 魔法少女
その名の通り、魔法をつかえる少女。
処女でないと魔法は使えない。
レベルが存在する。
- スカウト
魔法少女の素質がある者を探し、魔法少女にする者のこと。
世界中に何人もいる。
スカウトの目的は、一人一人違う。
- 魔法
使うには、魔法陣と生贄が必要。
魔法陣と生贄は、人により違う。
魔法陣は、その人のイメージ力で画数や大きさが変わる。
生贄は、魔法を使うものの大切なモノ等が生贄になる。
魔法陣は通常は実体化できない。
魔法陣を実体化できる者は、限られた大した奴だけ。
【登場人物】
- 僕
主人公。
孤島から引っ越してきた。
唯我独尊なライムちゃんに、いつも振り回されている。
薄幸少年。
- ライムちゃん
『私、この家の長女のライムよ。ライムちゃんって呼びなさいね』
僕の従姉。
全身黒の服装、右目にピンクの眼帯、サバイバルナイフ所持。
小動物が好き=黒魔術の生贄のため。
絵が好き=魔方陣を描く。
歌が好き=呪文。
というヤバイ人。
そのため、友達がいない上に、家族とも仲が悪い。
黒魔術をするのには理由があるらしい。
後に、魔法少女になる。
- おばさん
『うちの主人、あなたのこと、とっても気に入ってるのよ』
ライムちゃんのお義母さん。
ライムちゃんに嫌われている。
- おじさん
ライムちゃんのお父さん。
会社の社長。
- ハムスター等の動物
『ハムハムッー』
主に、ライムちゃんの黒魔術の生贄に使われる。
- 男
『やあやあ、これは初めまして』
スカウトの一人で、本名は不明。
ライムちゃんを魔法少女にする。
夢は世界征服という典型的悪役。
作中屈指の強さを持つ。
元凶その1。
- 大和田
『お話がしたくて、あなたに会いにやってきました』
魔法少女。
ライムちゃんの最初の敵。
- 白女
『あなたは人を殺しすぎです』
スカウトの世界征服を阻止しようとしている正義の味方。
服装は真っ白で、白いマフラーを巻いている。
ライムちゃんのライバル的立ち位置の魔法少女。
最大のネタキャラ。
- 殺された女
元魔法少女で、元凶その2。
以下、ネタバレ含む
魔法は、魔法陣の画数が多い方が強いが、それよりも数が多い方が強い。
ただし、魔法陣が実体化できれば別。
【魔法の種類】
- 僕
魔法陣は人という文字で、一画、一つ出せる。
能力は実体化した魔方陣をぶつけること。
生贄は自分の血。
- ライムちゃん
魔法陣は複雑で、画数は多すぎて不明、数は多すぎて計測不可能。
能力は他者の殺害。
生贄は他者(動物・人)の血。
生贄さえいれば、ほぼ最強の能力。
- 男
魔法陣はCDの形(実体)で、画数不明、数不明。
能力は情報・物体等の吸収・放出。
生贄も不明。
応用が利き、汎用性が高い。
- 白女
魔法陣は六芒星、二画、六つまで出せる。
能力は行動・魔法の阻止。
生贄は不明。
以下、激しくネタバレ
【眼帯と黒服の理由】
殺された女は、元小学校教師で、居眠りをしていたライムちゃんを叩いたら解雇された。
その後、元教師の行為を根に持ったライムちゃんは、元教師の家のポストに、黒魔術の生贄にした動物の死骸を毎日入れていった。
それを知った元教師は、ライムちゃんにお得意の精神侵食魔法を使って、ライムちゃんを自殺させようとするが、色々あって能力が弱体していた元教師は、ライムちゃんに右目をアイスピックで貫かせるだけに終わる。
だが元教師はそれで満足し、その後はフリーターとなる。
ライムちゃんのお母さんは、右目を失ったライムちゃんを不憫に思い、手作りの眼帯をあげるが、ライムちゃんは眼帯を付けることを嫌がり、お母さんに投げてしまった。
お母さんは翌日、車にはねられ亡くなってしまう。
その日から、ライムちゃんは真っ黒の服と、ピンクの眼帯を愛用するようになった。
【黒魔術を行う理由】
”お母さんがくれた右目”の復活のため。
”偽者の右目”や”他者の右目”ではダメらしい。
しかし、お母さんが亡くなる前から黒魔法はしていたようなので、最初の理由は違ったのかもしれない。
【島の事件】
全てスカウトであるあの男が原因で起きた。
ラストに、ライムちゃんは「リアルなドラクエしたら面白い」と言い、自身が魔王を演じ、僕に『勇者になって私の下に来い』と命じて家出して、次のシリーズに続く。
能力が能力だけに、ライムちゃんは本当の魔王。
僕
名前、キリ。
職業、勇者。
レベル1。
魔方陣は歪で不細工で、不気味にでかい。キモイ。ダサイ。かっこ悪い。みっともない。他人には見せられない。
従者は食い気の多いデブハムスターの小倉。
そんな僕は、もうすぐ中学生。
そして物語はCD-Manatsuに続く。
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