アマガミ方式

ページ名:アマガミ方式

登録日:2012/10/14 Sun 14:23:48
更新日:2023/12/07 Thu 14:05:13NEW!
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アマガミ ヨスガノソラ オムニバス ギャルゲー エロゲー リセット方式 アマガミ方式



アマガミ方式とは、主にギャルゲー・エロゲーを原作とする作品において、
複数いる攻略対象ヒロインごと(個別ルート)のストーリーを作り、その独立したストーリーをつなげて全体を形作る手法である。
いわゆるオムニバス形式の一種といえるが、物語の設定がほぼ完全に同一であるという特徴を持つ。
リセット方式とも呼ばれる。




■概要

多くのADV形式のギャルゲー・エロゲーには共通ルート・個別ルートというものがあり、
プレイヤーの選択によって結末が変化するマルチエンディング方式がとられている。
ところがアニメにはこうした概念は存在しないため、ギャルゲー・エロゲーをアニメ化した場合、
特定の一人のヒロイン(多くはメインヒロイン)のルートに絞らざるをえず、他ヒロインが涙をのむことが多く、
原作レイプと呼ばれるほどひどいことになることも多かった。


ところがこの方式を採用することで、複数のヒロインの魅力を余すところなく伝えることができるようになった。
ただし、必然的に各ヒロインに回される話数が減ることになるので、うまく話を凝縮する必要がある。
もっとも話を纏めること自体は決して困難なことではない。
この方式の最大の難点はヒロイン毎の人気により、売り上げに顕著な差がついてしまうこと。
つまり如何にヒロインのエピソードに他ヒロインをうまく絡めて出番を確保するかがキモ。
またヒロイン毎にエピソードを纏められるということは、制作スタッフもある程度ヒロイン毎に固定化されることを意味しており、時としてクオリティに顕著な差がつく恐れもある。
原作レイプを避けるために良い方法であるのは間違いないが、手綱取りは決して楽ではない諸刃の剣とも言える手法でもあるのだ。


アニメ「アマガミSS」がこの方式を採用したことでこの名がつけられたが、
ギャルゲー・エロゲーのメディアミックスでこれを採用した元祖は、
ヤングアニマルで連載された 「キミキス」のコミカライズ版「キミキス -various heroines- 」だと思われる。




■主な対象作品

メインヒロイン一人につき4話(4×6+2=26)の形式。


共通部分も描いた後、ヒロインごとに分岐した話を進める形式(新見遙佳のみ2話で完結)。


共通部分も描いた後、ヒロインごとに分岐した話を進める形式。


  • シスター・プリンセス リピュア

Aパートで一貫したオリジナルの話を進めながら、Bパートでは原作から持ってきた個別のエピソードを描く形式。
2002年の作品なのである意味元祖。(やや独自性が強いが)


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  • フォトカノのアニメもこの方式だったな。キミキスがアニメ化するときはぜひこの方式で… -- 名無しさん (2014-02-04 19:24:50)
  • ↑ そういえばまだ原作はアニメ化してなかったな。 似たキャラのアニメはあったらしいけど。 -- 名無しさん (2014-02-25 16:34:22)
  • ある意味神のみもこれ -- 名無しさん (2014-02-25 17:04:13)
  • 個別ルートをやった後で全員を出してハーレムやればなおよし -- 名無しさん (2014-10-10 20:37:43)
  • ↑グリザイアのアニメがそんな感じやな -- 名無しさん (2015-12-28 18:48:39)

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