ミソシル様

ページ名:ミソシル様

分類:怪異/都市伝説的存在  
発生地域:主にタ・フカテーの一部山間部・農村地域における伝承  
初出:不明(口承による記録が主)


  • 概要

ミソシル様とは、日本の特定地域にて古くから語られている怪異の一種。大きな漆塗りの味噌汁椀を持った異形の存在とされ、外見は地域によって異なるが、共通して「味噌汁」に強い執着を持つ。


  • 特徴

味噌汁を愛する怪異  
ミソシル様は「おいしい味噌汁」を捧げられることで満足し、何事もなく去っていくとされる。味や出汁の種類にこだわりは少ないが、誠意を込めて作られたものを特に好む傾向がある。

味噌汁を冒涜する者への制裁
味噌汁を粗末に扱ったり、手抜きをしたり、腐らせたりする行為はミソシル様の逆鱗に触れる。そうした人物は、ミソシル様が手に持つ椀に吸い込まれ、二度と戻ってこないとされている。

信仰対象としての側面
一部の集落では「ミソシル様信仰」として、毎年決まった日に味噌汁を供える風習が存在する。供え方や使用する具材にも細かい伝統があり、現在でも守られている地域がある。

物理攻撃への耐性
ミソシル様には重火器や近代兵器が効果を持たない。爆発や銃撃にも動じる様子はなく、実体を持っているかどうかすら不明である。


  • 対処法

丁寧に作った味噌汁を差し出す
  もっとも有効な対処法。一杯の味噌汁が命を救うこともある。地元では、予期せぬ訪問者が来た際に即座に味噌汁を用意する「ミソシル用備蓄」が常識とされている。

ふざけてはいけない
  味噌汁に対する冒涜的な態度(例:インスタントの粉末だけを水に溶いて出す、具を入れないなど)は、最も危険とされている。


  • 備考

 かつて帝国が対策として騎士団を出動させたという都市伝説もあるが、詳細は不明。  
 吸い込まれた者の声が、ミソシル様の椀からうっすらと聞こえるという報告もある。


 

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