4.3 準タスクのアクティベート
準タスクはアクティベートにより、起動アドレスの命令から実行される状態になる。
SSF-OS は、準タスク起動時に、C 関数呼び出しのようにパラメータを渡す方法を用意する。パラメータの渡し方には2通りがあり、sta_tsk の引数として渡される起動コードと、act_tsk での起動時に渡される拡張情報とがある。
4.3.1 準タスクの複数アクティベート
SSF-OS は、準タスクの複数アクティベートをサポートする。複数アクティベートとは、すでにアクティベートされている準タスクに対し、さらなるアクティベートを行うことである。
複数アクティベートはact_tsk でのみ許可され、sta_tsk による開始要求はキューイングされない。act_tsk による複数のアクティベートはキューイングされ、アクティベーションの順序で優先度ごとにキューに入れられる。
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