各国に開かれている、その国の魔導学の研究・教育施設。
多くの場合は魔導師をはじめ魔導学を修めた者がより次元の高い学問や研究をするための場であり、王国においては魔導騎士を志す者の登竜門である。
ここでは各国で最新・最高の魔導学教育が受けられ、魔導機械学の研究や魔導具の開発などが行われている。
多くの国で、魔導学院は単位制であり、修了期限を設けていないため、その気になれば何年でも学び続けることができる。
ただし、最高学府である魔導学院は学費も安くはなく、ここで学ぶために何年も働いて学費を溜める者も少なくない。
多くの場合魔導師の才覚は天性や血統によると言われているが、後天的な学習により魔術の精度や威力の向上、あるいは使える術の種類を増やすことも不可能ではない。
そうした後天的学習による魔術の進歩は「扉が開く」と表現されることが多い。
ある日、何かのきっかけで壁のように閉じていた扉が開き、新しい魔術に目覚めることは、優れた教育を受けた魔導師ならば必ず体験していると言われる。
そうした魔術の進歩・発展のための知識や技術を、魔導学院では惜しみなく学ぶことができる。
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