南域を帝国から独立させた御三家のひとつ、ナガルマ家の現当主。
既に百歳を超え、軍人としては引退しているが、軍事方面の相談役として未だに矍鑠としている。
若い頃は苛烈な戦をする軍人で、ゴブリン討伐では相当の戦果を上げ、デロンの名を聞けば敵が退く、とまで言われたほどの猛将であった。
デロンの名は、代々が当主になるときに襲名するもので、それは建国当時の初代デロンの代から受け継がれるナガルマ家の伝統である。
ダーナン河の中ほどには、彼の名を冠したツリーフォークの森がある。
そこはナガルマ家所縁の森で、初代のデロンがその地で森に還ったとされ、現在も南域ツリーフォークの聖地のひとつである。
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