王国をはじめ、各国に整備されている騎士団に所属する上位騎士。
これは魔導騎士団の入団資格のひとつに魔導学院の卒業と魔導師資格を持つことが定められているためで、魔導学院を卒業したものの、魔導騎士団に入団できずに王立騎士団に入る者もいないことはない。
王国魔導騎士団は赤・青・白と各々が得意とする魔導術の系統ごとに分けられており、黒は欠番である。
ただし、術の特性上、直接戦闘の赤、戦場支援の青、後方支援の白と役割があり、戦場の華とされるのは赤の魔導騎士団である。
また、先天性の才覚や血統によるところの大きい魔術師の性質上、魔導騎士の大半は魔導師・魔導騎士の家系の者で構成され、平民の魔導騎士というのは皆無に等しい。
魔導騎士は騎士階級としては最上位のものであるが、その中でさらに細分化された階級がある。
その得意とする魔術や、挙げた功績によって獣の名前がつく第一階級(猛虎騎士、飛鷹騎士など)、方角や地名などを名としてつけられる第二階級(鎮東騎士、征南騎士など)、竜に例えられる第三階級(征竜騎士、破竜騎士など)そして最高位である第四階級は神聖騎士である。
現在王国の神聖騎士は三名しか存在しない。
第三階級以上になると、各騎士団の団長や軍団の指揮を任されるが、より上位の騎士が必ずしもその任に当たるとは限らない。
現に神聖騎士の一人は赤の騎士団に所属するが、通常の騎士団員として扱われている。
→神聖騎士レイテンファルト
→神聖騎士ラミレス
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