神話の昔、知恵ある龍は神々の使う言葉とは別の言語を用いていた。
神々と同じように魔術を駆使していたとされる神話の龍たちであったが、元々は神々よりも魔術の扱いに長けていたとされている。
龍言語はひとつの言葉に多くの意味を持たせることができ、呪文の詠唱を短時間で終えることができるという利点があった。
この秘密の言語は神々と龍との大戦を終えたのち、ミルドラシアの首によって神々の知るところとなり、二度目の大戦ではサンダルカスら神々もこの言語を用いて戦ったとされている。
しかしながら、二度目の大戦に勝利を収めた神々はこの言葉を人の間には残されなかった。
その理由は人が龍言語を用いて、神々に弓を引くのを恐れたためとも、龍と人との繋がりを断ち切りたかったためとも言われているが、神話における伝承もこの部分を正確に伝えている物はない。
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