外見は白く美しい狐だが、体内に幻覚性の瓦斯を溜め込んでおり、外敵に襲われたり獲物を狩るときに尻から放出する。
爪や牙を持つ肉食性の魔獣だが、単独では脅威度は非常に低く、駆け出しの冒険者でもなければまず危険はない。
だが、この魔獣が恐ろしいのは、その知能が比較的高い部類に分類されることで、瓦斯を嗅がせて錯乱状態になった獣をけしかけ、殺し合わせたところで獲物を横取りする事例が多く確認されているところである。
幻覚性の瓦斯を嗅ぐと見えないものが見えたり、見えているものを誤認したりと、この状態で他の魔獣に襲われた場合は非常に危険である。
生息地域は南域に限定されており、絶対数自体が多くないため姿を見かけることは稀であることが救いである。
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