人喰植物(マンイーター)

ページ名:人喰植物

森の奥深くまで入れば、一種類は目にすると言われる植物性の魔獣種で、種によって蔦を絡ませる、種を植え付ける、溶解液で溶かして養分にするなどの様々な罠で獲物を捕らえようとするものの総称。

喰いと名付けられているが、も獲物にする、というだけで以外の動物も捕らえ、養分にしようとする。

ある程度旅慣れた冒険者であればさほど苦労はしない相手だが、見知らぬ土地に入るときは対処法の異なる人喰植物に出くわすこともあるので、事前によく調べておくのを忘れてはいけない。

また、この手の植物の実や花は美味であったり、香りが良かったりすることが多い。

これは味や香りで獣やを引き寄せるものであると考えられており、一部の人喰植物は香料や香油、あるいは食用として供されており、害のある種であるが、同時に恵みをもたらすものでもある。

特に南域の森には自生する人喰植物も豊富であることから、薄切りにした実を食事の彩りとして添えたり、乾燥させたものを香料として振りかけたりする。

また、一部の種は芋のように根に養分を貯めているものもあり、これを荒く刻んだものに少量の小麦粉を混ぜ、揚げ焼きにしたものは南域の家庭料理として食されている。

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