海運局長から皇帝に指名された、ザルゼリア帝国の皇帝。
当時帝国は民主化政策に失敗し、国力を大きくそがれていた。
その過程で領地から都市国家として独立する都市群も多く、特にウェルペイとグラツィアという東西の軍港を失い、海運局は致命的な傷を負っていた。
それを立て直したのが、レオニード二世であった。
彼は当時、さびれた漁村であったソロンに国費を投じて港を整備し、皇帝就任後には即座に軍港奪還作戦を展開。
西方諸島と軍事同盟を締結すると、瞬く間にいくつかの都市を帝国領に取り戻した。
その頃に彼を戦略面で補佐していたのが、レオ・サルバドルであった。
この天才的な軍略家とレオニード二世の関りについては不明な点が多く、現在でも研究が待たれている。
また、彼は現皇帝レオニード三世の直接の父祖である。
血筋を重視せず、実力によって継承される帝国の帝位を、一つの家系の者が複数回指名されるのは過去に例がなく、彼らの血統の優秀さがうかがえる。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧