Blender 2.8 Codequest

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Blender 2.8コードクエスト

コードクエストとは、Blender2.8の開発を加速させる為に行うコードスプリントのようなもので2018年4月に始まり、6月末まで行われました。このページは記録として残しておく目的のものです。

この後アルファリリース、ベータリリース、リリース候補版、公式リリースとなります。

現在2.8ブランチとして実行できるビルドを https://builder.blender.org/download/ からダウンロードできます。

 

コードクエスト・スケジュール

コードクエストのスケジュールが発表されました。

実のところ、現在進行中のGoogle Summer of Code (学生による成果報告、メインブランチへの組み込み検討etc)、8月にはSiggraph、10月にはBlender Conference とこの後のイベント目白押しだったりします。

 

Call for Content: MatCaps

カスタムMatcapが使えるようになったBlender 2.8ブランチですが、2.8リリースに含まれるMatcapを募集しています。条件は「自身で作ったもの」「CC 0で提供」「サイズ:512x512px」「16bitEXR」とのこと。作成したら Wasp Bot を開いてMatcap適用した状態のスクリーンショットとともにMatcapのファイルをリンクでコメントとしてPostしてね、ということのよう。

なお、Matcapを作成するシーンファイルもコメントされていて、これを元に作れば良さそう。

User Interface

ツールバーやアイコンも一新

モディファイア

モディファイアーもいくつかはプレビューできるようになってますね。

[追加]スタティックオーバーライド

[追加]Eevee レンダラ

PBRベースのリアルタイムレンダラとして新しく搭載されました。マテリアルは principled shader を使えることもあり、Cyclesレンダラとの表現の差が少なくなるようです。

2.8からプレビュー用としてWorkbench、Crayが加わりました。Workbenchはソリッド表示モードにオブジェクトの色付けプリセットが追加されたもの、CrayはMatcap表示、という感じでいいのかな。

レンダーエンジン 2.7 2.8
Open GLレンダー ×
Blenderレンダー ×
Cyclesレンダー
Workbench(プレビュー用) ×
Cray(プレビュー用) ×
Eeveeレンダー ×

[追加] Multiple Object Editing(複数オブジェクトの同時編集)

Multiple Object Editing(複数オブジェクトの同時編集)がついに可能に!!

[廃止]ゲームエンジン

ゲームエンジンについては古いコードでありメンテナンスにコストがかかっていたこともあり、今回の2.8開発の速度向上のために一度廃止ということが決まり、2.8ブランチのソースコードから削除されました。今後のバージョンで新しくゲームエンジンを載せることも検討しているようです。

[廃止]Blender Internal レンダラ(BI)

Blenderのデフォルトレンダラとして長く存在していましたが、2.8から搭載されるEeveeレンダラがその後継となるようです。特にNPR表現でBIは重宝されてきましたが、本当にEeveeが代替となるか、というところです。

スカルプト

まだ色々揃っていない感あります。

[注意]ハードウェア

Blender 2.8 から要件として OpenGL 3.3 以上に対応したグラフィックスカード及びドライバの組み合わせ、となります。6~7年以上前のグラフィックスカード及びドライバの組み合わせでは対応していない可能性がありますので注意。

 

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