1334年の秋、疫病が流行り、多くの人が死に、感染や作業などの都合で死体が放置されていた。
すると、毎晩のように紫宸殿の上に、怪鳥が現れた。
顔は人のようにも見え、鋭く曲がった嘴にはノコギリの刃のような歯が並んでいる。
体は蛇のように長くて細く、足の爪は長くて鋭かったという。
なんと、羽は約5メートルもあった。
これは、「いつまで、いつまで」と悲しそうに叫び、人々を怖がらせた。
最終的に、弓の名手の狙撃によって撃ち抜かれ、絶命したが、生き絶える時まで、「いつまで」と
繰り返していたという。
これらのことから、死人の思いが集まったもの、もしくは思いが鳥に取り憑いたもの、と言われることがあるが、
これは後付けされた設定であり、正体は不明。
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