Profile

ページ名:profile

Yusuke MASUYA(舛谷 悠祐)

*English Version is here

近影(2021.4 at 厨川気象観測露場)

 気候変動下でも、作物の生産性を持続可能な形で向上させていくことを目標としています。その方策として、急激な増加を続ける大気中CO2の効率的な利用や、シミュレーションも活用した最適作型の確立、土壌炭素の蓄積による"生産力の底上げ"に興味を持っています。
 また、気象データを誰もが農業生産に簡単に活用できるようなツールを作ることも関心の一つです。現在はMicrosoft Excel上で動作する発育予測・適作期推定プログラムや、IoT気象観測デバイスを活用したイネいもち病予察プログラムを開発しています。

 

出身:宮城県

所属:農研機構 東北農業研究センター 水田輪作境研究領域 ICT活用技術グループ

専攻:農業気象学, 作物学

最終学位:博士(農学, 岩手大学)(2021.3)

Interest:植物の環境応答・植物の機能形態・遺伝資源の評価と利用・数理モデルによる解析

所属学会:日本農業気象学会,農業食料工学会,農業食料工学会東北支部, 日本作物学会, 根研究学会

ORCID:0000-0002-0239-2525

Researchmap:こちら(まだ工事中)

Research Gate:こちら(まだ工事中)

Works

*Publicationはこちらをご覧ください

[x]をクリックするとそれぞれの紹介ページに飛びます(予定)。
[7] 汎用性が高く広域に適用可能な白米アミロース含有率の予測手法(2022-2023)
[6] IoT気象観測デバイスを活用したイネいもち病予察手法の開発(2019-)
[5] 気象データを活用した作物の栽培管理・栽培暦策定を支援するプログラムの開発(2019-)
[4] シミュレーションによる作期最適化を介した温暖化適応(2019-)
[3] 作物-土壌間の炭素フロープロセスの定量的評価(2018-)
[2] アフリカイネ Oryza glaberrimaの乾物生産における環境応答性の定量的評価(2014-2017)
[1] 過去データからの品種特性の比較・評価手法の開発(2015-2016)

競争的資金

●代表
[1] 日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究「根系改良による水稲の炭素貯留能力の強化戦略」(22K14881、代表:舛谷悠祐 事業期間:2022-2024年度 直接経費3500千円・間接経費1050千円)-Works[3]

●分担

[1] 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)「東北地方の気候変動に対する水稲乾田直播栽培による適応策の提示」(22K05944、代表:井上聡 事業期間:2022-2024年度)-Works[4], [5]

[2] 生物系特定産業技術研究支援センター 令和2年度イノベーション創出強化研究推進事業「チルド米飯ニーズと加工製造課題に即応する 超多収低アミロース米系統の早期育成」(02008B、代表機関:岩手県農業研究センター 事業期間:2020年度-2022年度) - Works[7]

学歴

2018.4 - 2021.3 岩手大学大学院連合農学研究科 博士課程 博士(農学, 岩手大学)
 博士論文題目:『気候変動下のイネ乾物生産における表現型可塑性の品種特性』
2016.4 - 2018.3 岩手大学大学院農学研究科修士課程 (「農学研究科」最後の修了生) 修士(農学, 岩手大学)
 修士論文題目:『アフリカイネの乾物生産における表現型可塑性の定量的評価』
2012.4 - 2016.3 岩手大学農学部(6年ぶりの共学に驚愕) 学士(農学, 岩手大学)
 卒業論文題目:『アフリカイネOryza glaberrima Steud.の乾物生産における環境応答性』
2006.4 - 2012.3 東北学院中・高(真っ黒な男子校生活)

職歴

2024.4 - 現在  農研機構 東北農業研究センター 水田輪作研究領域 ICT活用技術グループ 研究員
​​​​​2021.4 -2024.3  農研機構 東北農業研究センター 水田輪作研究領域 ICT活用技術グループ 任期付研究員
2019.2 - 2021.3 農研機構 東北農業研究センター 生産環境研究領域 農業気象グループ 研究助手
 (農林水産省 食料生産地域再生のための先端技術展開事業「復旧⽔⽥における先端技術導⼊による ⽔⽥営農の⾼度安定化に向けた実証研究」に従事)
2018.4 - 2020.9 岩手大学大学院連合農学研究科 RA(QTL解析用NIL集団の開発補助)
2017.9 - 2019.3 岩手大学国際課留学生チューター(エチオピア・修士、バングラデシュ&シエラレオネ・博士)
2016.4 - 2016.9 岩手大学教育推進機構TA(情報基礎;農学部対象)
2016.4 - 2017.3 岩手医科大学教養教育センターTA(生物学実習;医学部・歯学部・薬学部対象)
2016.4 - 2018.3 岩手大学農学部TA(食用作物学I・II、作物学実験、基礎生物学実験)
2015.9 - 2016.3 岩手大学国際課留学生チューター(中国・交換留学生)

受賞歴

2019.3 日本農業気象学会奨励賞(「作物モデルを利用した水稲品種比較試験のデータマイニングに関する研究」)-Works[1]
2018.6 日本学生支援機構大学院第一種奨学金 特に優れた業績による返還免除
2017.3 岩手大学奨励賞(Best Poster Awardに対して)
2016.12  Best Poster Award, 1st UGAS, Iwate University International Symposium, 2016

資格

2016.3 高等学校教諭一種免許状(理科・農業) 
2012.9 普通自動車第一種運転免許(現・準中型自動車第一種運転免許(5t限定))

Techniques

作物モデル
プログラミング(R・Python・VBA)
GISによる地理データ処理(QGIS)
光合成(ガス交換)計測
パラフィン切片

趣味

登山・スキー(クロカン/アルペン)・外遊び(山菜取り、タケノコ取り、堤防釣り)

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧