江別市議会 - 議員ウオッチ
1 2995 内山祥弘 立憲 全市1区 3 2346 稲守耕司 立憲 全市1区 1 1856 干場芳子 無所属 全市1区 4 161
1 2995 内山祥弘 立憲 全市1区 3 2346 稲守耕司 立憲 全市1区 1 1856 干場芳子 無所属 全市1区 4 161
歯嚙みに 橋姫は 人のえにしの 糸も切るらむ(江戸崎 緑泉園嶺門)006.煎じ茶の 湯気たつ如き 川霧に 絶え絶え見ゆる 宇治の橋姫(秋田舎稲守)007.中のよき 茶摘夫婦を 妬みつゝ 水や差すらん 宇治の橋姫(松の門鶴子)008.橋姫の あらはれ出いでて 宇治川の 霧より息の
りの 光物 寸の間にこそ 消えて跡なき(江州比良 雪の家松岩)015.安房上総 一目に見ゆる 光物 保田ほたの慈顔の 御手よりや出し(秋田舎稲守)016.見れば地に 入らんとばかり 光り物 是も奈落の 底よりや出し(草加 稲丸)017.月星の 光り奪うて 光り物 あと眩まして 行
や朋文)010.風凄き 夜半に小雨の 経る椿 火ともす花は 実に油あり(升友)011.夜嵐に 血潮いたゞく 古椿 ぽたぽた落つる 花の生首(稲守)012.冷汗を 袖に絞りの 古椿 切らんとすれば 身は震へけり(空満屋)013.目離めかれては 化けもやすらん 古椿 迷ひつらつら 恨
4.黒髪を 後生大事に 伸ばしゝを 切られて今は 尼となるべく(腹光)025.ぬばたまの 我が黒髪を 切りたるは 誰とも知れぬ 真の闇の夜(稲守)026.簪を さして恨むる 方もなし 寐たる夜の間に 髪を切られて(高見)027.髪切に 切られてわつと 起きあがる 形なりは其儘 化
羊羹の 色に化けにし 黒小袖 縫ひも金糸の 光る細き手(宝遊子升友)010.天蓋に してや納めん 執念の 残る小袖に 出だす手のうち(秋田舎稲守)011.衣から 手の出しと聞く 土用干し 戸前に肘も 見ゆる袖蔵(桃太楼団子)012.指折りて 数へる質の 流れ物 その小袖より 手や
雨に魔風の 五日吹き 穏やかならぬ 人こゝろかな(都月庵駒綱)012.魔の添はる 科戸しなとの風の 荒れをさへ 払ひ清むる 海の中道(秋田舎稲守)013.霊国の 船はさらりと 西の海 悪魔の風や 吹き払ひけん(高見)014.年毎に 払ひし西の 海辺より 悪魔の風は 如何いかで吹く
009.氏なくて 龍の鰓の 玉の輿 乗りてや雲の 上へ登れり(紫の綾人)010.湖の 鯉も出世を 駿河なる 富士の嶺ねをこす 龍となりけり(稲守)011.碁石出る 那智の瀧壺 撥ね出して 鯉は雲井へ うち登る龍(宝山人)012.諏訪の湖うみ ひたぶる鯉は 裏不二を 飛び越す龍と
.二親の ために稼ぐや 鬼娘 夜は地獄に 昼は見世物(教和楼)011.かたつぶり 角ふり立つる 鬼娘 年は十七 芭蕉布ばせをふを着て(秋田舎稲守)012.怖ろしく 思へば目にも 九十九髪つくもがみ 角笄つのかうがいを 挿す鬼娘(月守)013.男のみ 喰ひ散らすのは 何ゆゑぞ 油断
017.物干の 下に這ひ出す 猫台の 踊り出さうな 化物屋敷(慈悲有)018.箱根から 東には無き 化物の 屋敷は西の 瓦葺かはらぶきかも(稲守)019.汲む人も なき荒れ屋敷 古井戸を 覗けば凄く 水も化けゝり(夜宴)020.化物も 出でん穢れの 無浄門 乳かな物も 一つ目の如
川獺001.泊り舟 寐耳に入りて 寐つかれず 眠らぬ魚うをを 脅す獺をそには(稲守)002.金入るゝ 財布にとりて 皮剝がん 堤に近き 堀の川獺(三輪園甘喜)003.見世物師 儲けし金を 入れ物の 財布となさん 川獺の革(下総恩名 弓雄)004.末終つひに 喰ひつき合ひに なりぬ
に 時雨にや似る 蛤の 雲めくる如ごと 吹く蜃気楼(駿府 東遊亭芝人)014.拾ひなば 雛にさゝげん 蛤の 内裏の御所を 吹く汐干潟(秋田舎稲守)015.汐干潟 霞の棚の はまぐりも 雛の内裏を 吹く蜃気楼(弥彦庵冨幹)016.開あいた口 塞ふさがぬまでに 蛤は たのしき夢や 見
なうなうと 声もかすかな 幽霊に 艫にひつくり かへる船人(五常亭真守)030.西海の 水屑となりて 平らなる 浪も逆立つ 船の幽霊(秋田舎稲守)タグ一覧: カウンターページ全体:今日:昨日: