タンタルガラスとはタンタルを添加し高屈折率化した光学ガラス
タンタルの添加はランタンと類似し、分散をあまり変えずに高屈折率化させる効果があるこれにより同程度の分散を持つ古典的光学ガラスと比べて大幅に高屈折率化が可能となっている。
超高屈折率・高分散ガラスの製品が多いが、中程度の分散のガラスもないわけではない
hOYAのTAFDシリーズはTantalum・Flint・Dense(重タンタルフリント)の略である
光学ガラスは一般的に、一種類の元素の添加量を過剰に増やし続けると特性が劣化しやすくなる傾向がある。そのためランタンとタンタルの二種類を添加することで過剰な添加量を回避しながら高屈折率化を実現する目的で使われたりする。タンタルもまたランタンと同様に原材料として極めて高価なことが欠点。
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