エルスラン

ページ名:エルスラン

概要


エルスラン(Eruslan)はタッカヴィア大陸の創世神話に登場する英雄。大陸の祖とされる黒竜フェルニゲーシュの戦友の一人であり、ドラゴンと人間のタッカヴィア大陸での共生を巡る戦いの中で人間側についたフェルニゲーシュと共に多くのドラゴンや「鏡の世界」の神・怪物を倒したと伝えられている。

 

武装


エルスランは創世神話の物語において剣と盾、そして黒い鎧兜を装備し馬に騎乗した姿で描かれる。
装備品はいずれも強力な魔道具ではないかと推測されており、特に剣や鎧兜に関してはフェルニゲーシュ自らが身体の一部を差し出し、鍛冶屋ウルフベルトに鍛えさせた「特別なもの」だとされている。

【剣:ドラグヴェイン】
ドラゴンの硬い鱗をも斬り伏せると言われた伝説の剣。素材はフェルニゲーシュの爪であると伝えられる。鍛冶屋ウルフベルトが作り上げた傑作の一本であり、柄に「かまいたち」の効果を持つ魔石を埋め込むことで切れ味を大幅に強化している。
また鞘自体も強力な魔道具であり、剣ほどではないが武器としての使用に耐え得る強度を誇る。そのためエルスランは戦闘の際に剣と鞘を用いて二刀流のような構えを取ることもあったという。

【弓矢:朔望の弓】
ミラクスの木で作られた、扱いやすいロングボウ。弦にはフェルニゲーシュの髭が用いられている。弓を引く際の形状変化が月の満ち欠けのように見えることから「朔望」の名が付けられた。
物理的な矢を放つ他に、魔力を凝縮して作られた魔法の矢も放つことが出来たという。

【盾:ドゥルナイの盾】
「満ちたる月の盾」とも呼ばれる円形の盾。表面に物理・魔法防御を強化する呪文や紋様、魔石などが複雑に配置されている。
その堅牢さは「鏡の世界」の神や怪物の攻撃を難なく防ぐほどであり、創世神話では魔術師ガイヤルドがドゥルナイの盾を触媒として広範囲に防御魔法を展開する場面も存在する。

【鎧:黒竜の鎧】
フェルニゲーシュの鱗を用いたラメラアーマー。防御力よりも俊敏性を重視した造りとなっている。しかし鎧を構成する板金一枚一枚が全てフェルニゲーシュの鱗ということもあり、まさに防御力に関しては「ドラゴン級」である。

【兜:黒竜の兜】
竜の頭を模したバイザー付きのサレット。鎧同様にフェルニゲーシュの鱗を用いて造られている。

 

人物


タッカヴィア大陸の騎士物語に度々登場する著名な人物の一人。ラハシャ付近の高貴な生まれであると伝えられており、フェルニゲーシュやその仲間たちと共にドラゴンと人間との共生を目指して大陸中を冒険したと伝えられている。
後にフェルニゲーシュの妃となるエリューシャとは双子の兄妹であり、フェルニゲーシュとエリューシャによる「創世」とその最後までを見届けたと伝説では語られているが、その後エルスラン自身がどのような人生を送ったのかという点については考古学的な資料に乏しく、謎に包まれている。
彼のその後を描いた騎士物語や活躍を讃える歌は大陸中に多く残されているものの、その大半はあくまで後世の創作であると学術者たちに認識されており、作者の憶測や願望の域を出ないという。

 

創世神話における人間関係


戦友と仲間

  • フェルニゲーシュ……志を共にし、タッカヴィア大陸に人間のための生活圏を築き上げた唯一無二の戦友。
  • エリューシャ……双子の妹。彼女は後にフェルニゲーシュの妻となった。
  • ウルフベルト……エルスランの武具を鍛え上げた稀代の鍛治師。
  • ガイヤルド……エルスランの冒険に付き添い助言をもたらした魔術師。
  • シャウラ……元々は山賊の娘であったが、後にエリューシャの親友となる。
  • セヴラン……エルスラン一行へ物資などの援助を行っていた人物。

 

主な敵対者

  • スヴァローグ……フェルニゲーシュとエルスランの宿敵。

 


タグ: キャラクター 伝説上の人物 創世神話

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