タンクディム

タンクディム(Tankdim)はアンナハイムの開発した戦車型CT。

概要[]

タンクディムはカナーン重工のMk65自律戦車を元にアンナハイム社が開発した戦車型CTである。装軌式で2つの砲塔を備えている。Mk65自律戦車の車体にミニットマン系のコアコンポーネントを組み込んだ機体であり元々の容積の都合からテックとしての行動可能時間は短くなっているがMk74重装甲戦車以上の行動継続時間を持つ。車体外部に推進装置と増槽を装備しており空間機動も可能だが不得意であり艦上から移動放題としての攻撃支援を想定した補助装備に過ぎない。

アース連邦初の国産CTとして開発されたが技術力に乏しいため実際には他国から輸入、ライセンス生産していた無人戦車の中身を旧式CTの中身に入れ替えただけの簡易的なものである。性能は優れているとは言えず少数配備にとどまったがこの機体に幻滅した事がきっかけとなりアンナハイム社はカナーン重工とのテック共同開発に踏み込んだ。

生産型・派生型[]

RDM-750タンクディム

初期型。領内各惑星の防衛部隊に配備された。

RDM-751 Ground Assault type陸戦強襲型タンクディム

高機動重装型。推進装置を加速用に駆動機はより高速での移動が可能なものへと換装し、車体外に様々な武装を追加装備している。少数のRDM-750がこれに改造されただけで新規生産はされていない。本機はザイオン・アース戦争ですべて失われた。

RDM-755タンクディムII

Mk74重装甲戦車に匹敵する性能を求められ全面再設計が施された。車体は大型化し、砲塔には多連装ロケットランチャーと大型機関砲を装備している。

TX-5ガンダーTX

カナーンでの共同開発における運用試験で使用された特殊仕様。ガンダーCXとガンダーRXの補助のため戦闘用ではなく後方支援用に部隊に配備されていた。ザイオン公国の侵攻を受け急遽武装を施し戦闘にも参加している。

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